「藤田が行く!」カテゴリーアーカイブ

No.131 シンポジウムへの参加

2月27日(土)、シンポジウム「やさしく読みやすい本」が読書の扉をひらく!〜知的障害・自閉症のある人の読書環境を考える〜が江戸東京博物館で開かれました。 当初から参加予定にしておりましたが、直前になって主催の読書工房の成松さんから、当日の誘導等のお手伝いの要請が来ました。地元「墨田朗読グループ・声」の牧野さん、小池さん、当音ボラネット事務局の鶴岡、大田、そして私とでお手伝いさせていただきま...

No.130 「はこちゃんのおひなさま」

少し寒さがゆるんだ2月20日(土)鎌倉にある「銀の鈴社」を訪ねました。「はこちゃんのおひなさま」という絵本の原画展が開かれています。とてもやさしい味わい深い牧野鈴子さんの絵です。 作者は当音ボラネットの長野市内の個人会員、丸田かね子さんです。丸田さんは音訳ボランティアとしての活動のかたわら、作品作りの勉強も続けてこられたようです。以前にも数冊本を出されています。 幼い「はこちゃん」...

No.129 三療音訳会の勉強会

都立文京盲学校と三療音訳会のご協力とご厚意で毎月1回の勉強会に、音ボラネットの会員が参加させていただいてそろそろ1年がたちます。私も久しぶりに2月18日(木)に伺いました。 一冊の雑誌を皆さんで分けて読んでみることになったようです。早い人は三療音訳会の成田さんに校正をお願いしていました。 やはりなかなか難しい分野です。少し勉強したからといって、楽に読めるといったものではないようです...

No.128 月刊「世界」

2月15日(月)月刊「世界」音訳プロジェクト混合チームの2回目の打ち合わせがありました。混合チームという名のとおり、いくつかのグループから名乗りをあげ、集まったきてくださった個々の音訳者の皆さんです。ほとんどの人が雑誌を読むのは初めて、何かあってもグループの中で話し合い、解決するというわけにはいかないところが不安だと思います。 まず、この混合チームのリーダーを決めました。音ボラネットのスタ...

No.127 ある依頼から

二度目のリクエストが来ました。ある地方都市にお住まいの46歳の視覚障碍の方からです。法律関係の本を読んで欲しいというものです。 まず地元の県立の点字図書館に依頼したところこんな難しいものは読めないと断られたそうです。また、ボランティアグループにも直接声をかけたそうですが、小説とかなら読めるけれど、と言われたとのこと。双方から話を聞いたわけではありません。何か断った方にも言い分があるかもしれ...

No.126 二つの催し物

2月6日(土)、まず「こうばこの会」 語りの花束VOL6が都内荻窪でありました。この欄でもぜひ参加をと紹介しましたが、YAクラブのメンバーが中心となっている語りの会です。事務局から、島村、大田、藤本が参加しました。「会場と舞台の温かい交流があって、とてもいい雰囲気でした。楽しそうに演じているのが伝わってきました」と報告がありました。 さて、私はといえば、新宿区視力障害者協会(加賀谷睦子会長...

No.125 シンポジウム

1月30日(土)、寒い時期の開催にもかかわらず、たくさんの方が参加して下さった「マンガも読んでみよう」が無事終わりました。今回のシンポジウムには、当初から「おもしろいことをやりますね」「初の試みですね」と内外から期待と関心が寄せられていました。当日ぜひ参加したいのでと、音ボラネットへ入会された方々もいます。責任の重さを感じながらの開催でもありました。 せっかくなので1月1日から施行されてい...

No.124 語りの会

2009年度シンポジウム「マンガも読んでみよう」がおかげさまで無事終わりました。その際、マンガをこんな風に読んでいますという事例と、利用者の声を聞かせてくれたYAクラブの皆さんが中心となった語りの会が開かれます。こうばこの会 語りの花束 VOL6です。 シンポジウムではおおいに会を盛り上げてくれました。あれだけ明るく元気のいい若手集団(?)。さぞやパワーあふれる楽しい会になることでしょう。...

No.123 「マンガも読んでみよう」シンポジウム

いよいよ明日28日、最終打ち合わせと会場への資料等の搬入を行います。今回は特に、できるだけ多くの利用者の生の声をお聞かせいただきたいこと、そして、著作権の話や出版社関係の方のお話も欠かせないと思いました。結果、多方面の方々の参加も直前に決まりました。何とかして次につながる会にしたいと思っています。 さて、今回二転三転したことがあります。午前の部の基調講演の二村晃氏(中途失明)から「ゴルゴ1...

No.122 月刊「世界」

新年も明けて1週間がすぎました。ますます厳しい世の中ですが、今年もお互いに元気で楽しみながら活動ができたらと思います。本年もよろしくお願いいたします。 さて、昨年から引き続きの月刊「世界」ですが、新年号が4日から貸し出し、5日からはびぶりおネットから配信が始まったそうです。松井進さんから連絡をいただきました。 今回の読み手は混合チームです。実を言うと一抹の不安がありました。あちこち...