No.289 コンサート

恒例の「競い合い、助け合うコンサート2013 羽ばたけ視覚障害音楽家たち」が、10月19日(土)杉並区の勤労福祉会館ホールで、開かれます。 いつものとおり、実行委員として、チケットの売りさばきに協力しています。 常に多忙を極め、持ち出しの多い音訳者には、なかなか厳しい面もあるかなあと、思いながら、「ぜひ、コンサートにお越しください」と、せっせとラブレター?を書いています。 私たちは、日頃音訳をと...

No.288 名著を読もうプロジェクト

赤とんぼ、発見!自宅近くのキャベツ畑の上を飛んでいました。 そういえば、朝夕の風が、かすかに変わってきたような感じがします。でも少し動くと、どっと汗が吹き出します。不快な湿気には、閉口していますが、みなさま、お元気でしょうか。 さて会員のみなさんには、先日「お知らせ」をお送りしました。 その中に「名著を読もうプロジェクト」録音図書製作協力者募集があります。 そもそも、総会の折りの第2分科会ご登壇の...

No.287 文化庁に要望書を提出

文化庁に陳情に行ってきました。 去る6月、モロッコのマラケシュで「全盲の人々、視覚障害のある人々、あるいはその他のプリントディスアビリティのある人々のために、出版物へのアクセスを改善するマラケシュ条約」が採択されました。 そして、このことを受け、著作権法の改正が必要と、要望書を提出しました。 日本盲人会連合の大橋さん、弱視問題研究会の宇野先生、障害者放送協議会の井上さん、全国拡大教材製作協議会の佐...

No.286 貴重な連携

埼玉県内の三芳町役場の福祉課の方から、メールをいただきました。 社会福祉協議会で活動している音訳グループがあり、主に広報を読んでいます。 この度このグループからの相談もあり、福祉課、秘書広報室、社協、音訳グループの4者が協力、今後のことを話し合ったそうです。 まず、音訳者養成講座を開催、それに先立ち講演会も企画。ついては、種々相談にのってもらい、講師の紹介もしてほしいというものでした。 なかなか貴...

No.285 第40回出版UD研究会

昨年の9月以来の出版UD研究会が、都内専修大学で開かれました。 「デジタル教科書は、どこまでアクセシビリティを実現しているのか」というテーマで、教科書製作会社の金子さんからのプレゼンです。 技術の進歩は、スゴい!社会が学校が、変化してきています。 さて、デジタル教科書には、指導者用つまり、先生向けと学習者用つまり、児童・生徒用とがあります。 先生用のものだと、児童・生徒は、顔をあげて、画面をみるこ...

No.284 IMDプロジェクト

まだまだ回りに畑が残るここ練馬でも、今年はまだ聞こえてこない、ミンミンゼミの鳴き声。 先日、都心の青山で聞きました。 改めて感じるのですが、東京って、けっこう緑が多いと思います。 さて、ミンミンゼミにいやされて、たどり着いたのは、天下の総合商社、伊藤忠のビルの一角、伊藤忠記念財団です。 いつものIMDプロジェクト事務局のメンバー、そしてこの度は、松井さんとロミオ(盲導犬)が一緒です。 出...

No.283 不思議な一日

今日は、とても不思議な、でも貴重な一日でした。 朝、高田馬場に集合。約50名の定員一杯の貸し切りバスで一路、八王子へ。目指すは、八王子霊園にある、日本点字図書館の創立者本間一夫先生のお墓です。 本年は没後、10周年に当たり、日点の「本間記念室整備委員会」が「墓前の集い」を企画。先生ゆかりのみなさんが集まり、車中や昼食会場で、思い出など語り合いましょう、というものです。 残念ながら、私は、先生との接...

No.282 「障害者差別解消法」と「マラケシュ条約」

梅雨明けとともに、猛暑が襲ってきた感のある東京ですが、みなさまの地域はいかがでしょうか? さて、先の総会でも尋ねられましたし、つい先日も、問合せがきました。 「障害者差別解消法」のことです。 障害を理由にした不当な差別的取り扱いを禁ずる上記法案が、6月19日に成立しました。 法律の中味については、「課題はあるものの、まず差別解消法が実現してこそ、次のステップがある」という竹下義樹日盲連会長の言葉が...

No.281 点字図書館のブロック大会

各地の点字図書館では、それぞれにブロックごとの催しがあるようです。 以前、私も関東ブロックの集まりに呼んでいただいたことがあります。この度は、「東北・新潟・北海道ブロック点字図書館等連絡協議会」の「音訳・音訳校正・デイジー編集合同研修会」が、秋田県点字図書館を幹事館として、9月5日(木)~6日(金)に、秋田ビューホテルで開催されます。 5日は講演会です。 千葉の松井さんに、その講師をお願いしたいが...

No.280 読書バリアフリー研究会に参加して

「電子図書(マルチメディアDAISY図書)は、特別支援を受ける子どもたちに読む喜びを伝えられるのか」が開かれました。 障害があるために、通常の紙の本では、読むことが、難しい子どもたちがいます。 そんな子どもたちへの読書支援を目的に児童書をマルチメディアDAISYにして配布する事業を実施しているのが、伊藤忠記念財団の矢部さんたちです。 私たちの活動は、もともと視覚障害者支援からスタートしているわけで...