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【直前のおしらせですが】講演会のお知らせ

新宿区立戸山図書館のイベント情報です。
直前のお知らせで申し訳ございません。

ミニ講演会&記録映画会「はじめてのデフリンピック~日本代表にエールを送ろう~」

日時:令和7年10月26日(日)午後2時00分~3時30分

会場:新宿区立戸山生涯学習館 2階学習室C(新宿区戸山2-11)

主催:新宿区立戸山図書館

講師:粟野達人氏(東京都聴覚障害者連盟 会長)

内容:
記録映画「みんなのデフリンピック(20分)

講演 100年の歴史を持つデフリンピックですが、日本で は今年の11月に初めて開催されます。日本選手団総監督の経験をお持ちの粟野氏より、デフリンピックならではのルールや見どころなどをご講演頂きます。

申込み、お問合せ:03-3207-1191(新宿区立戸山図書館)

yabe.takeshi@mail.trc.co.jp

 

No.589 サイトワールド 2025

今年のサイトワールドは、例年と違い、10月16.17.18の3日間でした。

錦糸町の駅には、たくさんの誘導ボランティアが、待機していました。しかし、ほとんどの方は、ガイドヘルパーさんと一緒のようでした。

すみだ産業会館8階の受付の先には、実行委員長の荒川さん、副委員長の榑松さんがいらっしゃいました。

1年間のご無沙汰のご挨拶から始まりました。

当会は、今回も場内アナウンスを担当。

初日は、事務局から2名。あとの2日間は、地元墨田区の録音グループ 「声」のみなさんが、引き受けてくれました。

さてサイトワールドは、世界に類を見ない視覚障害者向けの総合イベントです。説明を聞き、直接触って確認することができます。39の出展団体のうち、8団体が、初出展です。

毎回出展の常連さんは、バージョンアップしていたり、進化しているところもあります。

日本盲導犬協会では、盲導犬歩行の体験会を行なっていました。堂々としたワンちゃんたちが、いっそう頼もしくみえました。

特に印象に残ったブースは、まず日本ケアメイク協会です。

今や男性もお化粧する時代。見える人も見えない人も、男性も女性もクオリティ・オブ・ライフ向上のためにも、大切です。

ブラインドメイクとは、自身の手と指を使い、鏡を見ずにフルメイクができるようになる化粧技法だそうです。

まずは、スキンケアと口紅の体験会を開いていました。

続いては、株)キザキの白状です。

もともとスキーポールなどのメーカーのようです。評判も上々です。そういう所が作る白状、興味がわきました。

じっくり説明してもらいました。

子どもたちに合った白状がないという、盲学校の先生の声を受け、子どもたちと一緒に開発したものだとか。

手首に負担のかからないグリップ。サイズが調整できること。つまり、身長に合わせて調整ができる。更には、安全機能付きストラップ。

完成品は、すべての盲学校に寄贈したとのこと。

あっぱれ❗️と思いました。

その他にも、9階では、フロア発表もあり、ミニ演奏会もありで、充実していたようです。

今年も、多いに勉強になりました。歩き回れば、たくさんの懐かしい方々にも出会いました。

来年は、ぜひあなたも参加してみませんか。

第3期「読書バリアフリーサポーター養成講座」受講生募集

2024年に開講し、沢山の方からご関心をお寄せいただきました「読書バリアフリーサポーター養成講座」第3期の募集いたします。

野口武悟さん(専修大学教授)、成松一郎さん(読書工房代表)監修のもと、読書バリアフリーの概論や、各界での取り組み事例紹介、読書困難の当事者から特性やニーズを学ぶ講義など、動画受講と現地受講を組み合わせた全4回の講座です。

今期の最終回は大阪市立中央図書館にて開催いたします。

日時

第1回 10月末に動画配信
第2回 11月下旬に動画配信
第3回 12月下旬に動画配信
第4回 2026年1月17日(土)10:30~16:30 現地開催

受講生向けオンラインオリエンテーション
11月9日(日)16:00~18:00 オンライン会議システムにて実施(予定)

最終回会場
大阪市立中央図書館 中会議室(大阪市西区北堀江4-3-2)
アクセス https://www.oml.city.osaka.lg.jp/page/292.html

対象

図書館関係者(公共・学校・大学・専門など)/学校・教育関係者/読書に関わるボランティア/書店員/出版関係者/将来、図書館や出版業界を目指す学生/本テーマに関心のあるすべての人

定員
40名(定員を超えた場合は、申し込み内容を参考に選考を行います)

参加費 無料

申込締切  2025年10月15日(水)正午

お申し込み・詳細はこちらからhttps://www.mojikatsuji.or.jp/db/2025/09/29/10007/

お問い合わせ先
文字・活字文化推進機構「読書バリアフリーサポーター」係
MAIL office@mojikatsuji.or.jp <mailto:office@mojikatsuji.or.jp>

公益財団法人 文字・活字文化推進機構
MAIL office@mojikatsuji.or.jp <mailto:office@mojikatsuji.or.jp
FAX 03-5211-7285

 

第55回記念「朗読録音奉仕者感謝の集い」で表彰されたみなさま

第55回記念朗読録音奉仕者感謝の集い全国表彰式(9月26日)で【朗読録音奉仕者・全国表彰】(10名)【校正奉仕者・全国表彰】(2名)【DAISY編集奉仕者・全国表彰】(2名)【厚生労働大臣賞】【文部科学大臣賞】(共に1名)が選ばれました。

大臣表彰、全国表彰の方のお名前をご紹介いたします。
音ボラネットの会員さんも多数おられます。
おめでとうございます。
(  )は推薦箇所

【厚生労働大臣賞】(1名)
脇水 明子様  (福岡市立点字図書館)
【文部科学大臣賞】(1名)
金井 典子様  (日本ライトハウス情報文化センター)

【朗読録音奉仕者・全国表彰】(10名)
佐藤 洋子様 (札幌市音訳赤十字奉仕団)
髙橋 和子様 (宮城県視覚障害者情報センター)
岩下 妙子様 (越谷市立図書館)
南部 優子様 (新宿区立中央図書館)
大野 伶子様
(岐阜アソシア 視覚障害者生活情報センターぎふ)
古田 滋子様 (一宮市社会福祉協議会)
岩崎 千佐子様
(堺市立健康福祉プラザ 視覚聴覚障害者センター
河原 眞知子様 (奈良県視覚障害者福祉センター)
宮本 眞弓様(坂出市社会福祉協議会)
峰 惠様 (福岡県立図書館)

【校正奉仕者・全国表彰】(2名)
五十嵐 博子様 (福島県点字図書館)
佐脇 耿子様 (神戸市立点字図書館)
【DAISY編集奉仕者・全国表彰】(2名)
齋藤 光芳様 (青森県視覚障がい者情報センター)
桝 寿摩子様 (福岡点字図書館)

(鉄道弘済会ホームページから)

音訳者募集 (決まりました)【ご協力ありがとうございました】

音声DAISYをご希望の方から依頼がありました。
納期は最長で来年2月末。
できれば校正(自己モニター不可)、DAISY編集校正までを完了していただけると助かります。

音訳だけならお受けいただける方は事務局でご相談にのります。

依頼書籍
『ベン・トー サバの味噌煮290円』
297ページ
(集英社スーパーダッシュ文庫)
著者 アサウラ
出版社  集英社

ご協力いただける方、事務局(info@onyaku.net) まで
ご連絡ください。

 

 

9月28日の毎日新聞社説 “戦後80年 障害者と社会”

点字毎日の記者 佐木理人氏から情報が届きました。

9月28日の毎日新聞朝刊に戦後80年と障害者についての社説が掲載されましたので、以下にお知らせします。

社説:戦後80年 障害者と社会 共生への歩みを続けねば | 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20250928/ddm/005/070/099000c

1955年6月にヘレン・ケラーが

毎日新聞大阪本社にある点字毎日を訪れた時の写真も

閲覧できます。

DR-1を寄贈します

広報音訳の会むさしの さんから
使わなくなったDR-1を10台程、音訳に使用しているグループに無償で寄贈いただけます。(送料はご負担ください)

下記のアドレスにメールでご連絡ください。

広報音訳の会むさしの
会長 森弘子さん

ciao2014111[アットマーク]gmail.com まで
[アットマーク]を @ に書き換えてください。

 

No.588 読書バリアフリーフォーラム九州・沖縄

福岡まで出向き、伊藤忠記念財団の上記フォーラムに参加しました。

遠方でもありますので躊躇しましたが、九州や沖縄の現状を知りたいという思いがありました。

更には発表者の中に、お会いしたい方が二人いらっしゃいました。

福岡女子短期大学の永利和則先生と霧島市立国分南中学校の松田ひとみ先生です。

永利先生は、さまざまな役職を兼任、あちこち飛び回っている方です。

公共図書館と学校図書館の連携についても研究なさっています。

豊富な知識をもとに奥の深いお話し、学び満載です。

松田ひとみ先生は、「音ボラネット通信第55号」に寄稿してくださった方です。

「学校図書館での読書バリアフリーへの取組み」の発表の中で、図書館のバリアフリー化を支えてくださっている方たちとの連携も必要とし、当会の設立10周年記念総会での、運営スタッフの集合写真を掲げてくださいました。

「わいわい文庫を製作・配布している伊藤忠記念財団はもちろん、音訳のみなさんのおかげで、みんなに届けられている」と常々、児童生徒に話してくださっている方です。

ありがたいです。

その他、福岡、佐賀、大分、沖縄県の図書館員、教諭のみなさんから発表がありました。

沖縄の特別支援学校の幸地先生の「特別支援学校でのわいわい文庫の活用」は、特に興味を惹かれました。

県内のいくつかの学校の司書のみなさんが、協力して、より使いやすい工夫をしているお話しなど、それぞれの立場でのそれぞれの取組みは、どれも素晴らしい。

今回は、福岡点字図書館館長 夏秋さんの発表もありました。

点字図書館の発表は、珍しいと感じました。

点字図書館も公共図書館も学校図書館も行政も出版社もそして私たちボランティアも、共に連携していくべきです。

また、会場には、懐かしい視覚障害当事者の福岡在住 吉住寛之さんや東大入試センターの南谷和則さんの姿も。

お二人とも懐かしがってくださいました。

今回のフォーラムの成功は、福岡県立図書館のみなさまの協力が大きかったと感じました。

もちろん、財団の池辺事務局長はじめ皆さまの奮闘があればこそですが。

たくさんのみなさまとの名刺交換はもちろん、会報と当会の紹介リーフレットをお渡しできました。

お世話になりましたみなさまに、心からの感謝を申し上げます。