5つのプロジェクト

音ボラネットで進行中の5つのプロジェクトについてご紹介します!

  1. 月刊誌『世界』(岩波書店刊)全文音訳プロジェクト

    平成21年に利用者から同誌の音訳依頼を受け、録音・製作プロジェクトが立ち上がりました。当音ボラネットには、音訳者を集めてほしいという依頼がありましたので、早速、全国から協力者を募りました。そして、音訳だけにとどまることなく編集にも加わり、更に関係図書館をはじめ多くのみなさまの協力のもと、「サピエ」にもアップされています。

    これは利用者の読みたいもの、読み続けたいものへのリクエストに応えることが出来た一つの例ですが、今後も内外のネットワークを生かして利用者の希望に可能なかぎり応えていきたいと思います。

  2. IMD(伊藤忠マルチメディアDAISY)プロジェクト

    伊藤忠記念財団では、平成22年度から障害のある子どもたちのための読書サポートに「マルチメディアDASY図書」を製作し、全国の学校、図書館、医療機関等へ寄贈する事業がスタートしました。その事業の音源部分の提供依頼が当会にありましたので、早速全国の会員にネットを通じて協力を要請。現在、5グループ、8個人の協力を得て同事業に協力させていただいています。

  3. 「テキスト化」プロジェクト

    平成23年、東日本大震災発生の直後、各省庁から配信された震災情報はPDFのみでしたので、利用者からは合成音声で読み取れるようにテキストデータに変換してほしいとの強い要請がありました。これは音訳外の支援でしたし、戸惑いもありましたが、大切な役目でもあり緊急をようすることでもありましたから、引き受けました。
    当初は会員有志で変換・校正作業に取り組みましたが、やがてこのプロジェクトは情報配信の命ともいえる速報性という点にも優れていて、欠かせない作業であることが分かりました。また震災のような緊急時に限らず、児童・生徒の日常学習、受験等、学びの支えにも繋がっていることがわかりました。
    テキスト化講師陣も近県の図書館からの依頼で講師を引き受けたり、11月1日に都内で開催される「全国図書館大会」でも、テキスト化の必要性を、主に図書館職員に向けて公募型分科会(No.104)で発信します。
    また、住友ゴム(株)の助成を受けて、11月29日には福岡での「テキスト化講習会」にも講師を派遣しました。

  4. 図書館連携プロジェクト

    このプロジェクトは、「もっと多くの図書を提供したい」新宿区立図書館の要請でスタートしました。
    呼びかけに手を挙げてくださった個人、グループ会員によって製作された図書は、図書館の検品を受けた後、「サピエ」に書誌情報がアップされています。
    初年度(13年度)は12タイトルを納品し、現在(14年9月)検品待ちを含め、10タイトルが進行中です。

  5. 「名著を読もう」プロジェクト

    古い図書ではあるが、「日本の名著」「世界の名著」を何とか音訳図書として後世に残せないだろうか―という利用者からの要望で、新潟県点字図書館との協力のもと、2013年1月からスタートしました。このシリーズはいずれも500ページを超える大著です。

    参加の申し出のあった会員からデモCDを提出していただき、新潟県点字図書館によるチェックを順次進めていて、現在(14年9月)、10タイトルに着手しています。

全国音訳ボランティアネットワーク通称〝音ボラネット〟のサイトです!