No.111 サイトワールド

今年も11月1日〜3日まで、都内墨田区で「サイトワールド 2009」が開かれました。第4回目となりました。視覚障害者向けの総合イベントです。日常サポートから最先端テクノロジーまでを実際にさわって確認できる催しです。講演やフォーラム等もあります。 ここ何回か、当ネットワークとして、受付や会場の案内等をお手伝いしています。私も初日の午後、参加させていただきました。顔見知りの出展の方々や音訳ボラ...

No.110 月刊「世界」 その3

10月26日(月)月刊誌「世界」プロジェクトの2回目の説明会がありました。今回は都内と神奈川と静岡の個人参加の混成チームです。(この日はグループ参加の仙台の方もかけつけてくれました。)グループ参加の皆さんと違い、不安やとまどいが大きいようです。でも「音訳マニュアル」もありますし10月号と11月号を読み終えた千葉の2グループの方たちのノウハウもあります。何よりも「世界」を待っている利用者の皆さんに応...

No.109 弁論大会

10月16日、都立文京盲学校で「第78回全国盲学校弁論大会」が開かれました。過去の大会での弁論を一冊にまとめた「弁論集」を当音ボラネット事務局で音訳し、今年5月、全国の盲学校に寄贈しました。そんなことからそれぞれの弁士の生の声が聞けると楽しみにしておりました。 特別審査員に作家の阿刀田高氏、アトラクションには、全盲の演歌歌手、清水博正氏が招かれていました。結果は年長(32歳)の専攻科で学ぶ...

No.108 渡辺勇喜三先生 講演会

10月8日(木)都内も日本縦断の台風のおかげで各交通機関が大混乱。お昼頃までには、何とか突風も収まり、文京区の三療音訳会主催の渡辺勇喜三先生の講演会が無事開かれました。長く文京盲学校で教鞭をとられ、現在は日本点字委員会、、医学用語点字表記専門委員会委員長のお立場です。 三療音訳会の立ち上げからご指導下さり、今は栗原先生にバトンタッチされています。ようやくご自身の時間が持てるようになり、、取...

No.107 月刊「世界」 続報

いよいよ、月刊「世界」の第1回(10月号)の音訳版が出ます。といっても、まだ、シュミレーションの段階ですが利用者のモニター希望が続々ときているようで皆さんの関心の高さがうかがえます。今現在、グループ単位で参加しているのが千葉で3チーム、都内で1チームとなっています。あとは、都内と神奈川のそれぞれのグループから単独もしくは2〜4名の方が名乗りをあげてくれています。つまり混合チームの音訳者が足りていま...

No.106 YAくらぶ 再訪

20日(日)、先月に引き続き、YAクラブの事務局を訪問しました。北上尾の駅から会員の皆さんと一緒に事務局の加藤さんの車に便乗、ログハウスへと向かいました。前回とは違うメンバー(神戸からの参加の人もいました)も加わり、またまたテンポの早い会話に圧倒されていると、本の題名や声優の名前に解説が入り、少しわかったような気になりました。 さて、ここで前回話題となった某図書館の音訳CDを聞かせてもらい...

No.105 選挙公報 続報

16日(水)岐阜アソシアの高橋館長とお会いしました。所用で上京の折を狙い、時間を作っていただきました。高橋さんは日盲社協 情報サービス部会の部会長という立場もあります。そういうことから選挙公報の音訳版を手がけていらっしゃるのでその辺のお話を一度きちんと伺いたいと思っておりました。 総務省からの委託事業だとばかり思っていたら違いました。高橋さんを中心とする選挙プロジェクトの独自の取り組みです...

No.104 1通の投書から

9月1日付、朝日新聞「声」欄に、懐かしい名前を見つけました。北海道の今井房江さんです。当音ボラネットの立ち上げの頃から熱心に応援をして下さっている会員のお一人です。 内容は同紙の8月27日付夕刊に『視覚障害者のための点字版「選挙公報」が前回の3倍近い約11万2千部が印刷され各都道府県に発送される』という、記事が載りました。このことは大いに評価できるが、中途失明者の多くは点字の習得が容易では...

No.103 ヤングアダルト

8月16日(日)埼玉県上尾市内にある「YAクラブ」に伺いました。主催の美月さん、事務局の加藤さんや会員の皆さんの月に1回の例会です。加藤さんのご自宅の敷地内に建つログハウスが事務局です。(事務局があるということはうらやましいかぎりです。) 基本的には読者サークルということですが、主に朗読協力員と呼ばれている音訳ボランティアが読んだものの編集やモニターなど、見えない人も一緒に作業をしていると...

No.102 雑誌「世界」プロジェクト

以前ご紹介した、月刊「世界」全文音訳化のためのプロジェクトが動き始めました。8月3日、高田馬場に関係者が集まりました。特に「文芸春秋」の編集をして下さっている「音訳百舌の会」の妹尾さんにも参加していただきました。貴重な現場の生の声が聞けて、ひとつひとつ参考になりました。 2010年3月まではテスト期間とし、4月から正式に軌道に乗せたいというのが、松井さんはじめ皆さんの希望です。今のところは...