10月の終わりに、愛媛県は、松山市内で開催された、第111回全国図書館大会愛媛大会に行ってきました。
4時起きして羽田に向かい、13時からの全体会に間に合いました。
記念講演は、愛媛県出身のお寺のご住職、作家、ショートショート作家の三人の方のトークセッションでした。
地元愛溢れる三人のお話しは、わかりやすく、伊予弁も混じり、楽しいものでした。
今までにない珍しい形の記念講演でしたが、全国大会の場には、軽すぎるきらいもなきにしもあらずの部分を感じました。
主催者側のご苦労を思いつつ。
その後の懇親交流会、いつもどおりの懐かしい再会と新たな出会いがありました。
会場の一角に愛媛の搾りたてジュースが出てくる「蛇口からみかんジュース」が置かれていました。感激しました。但し書き?に「えひめの都市伝説」とありました。
とっても濃い甘いジュースでした。
2日目は、12の分科会が用意されていました。
午前中は、第8分科会 「インクルーシブな図書館」に、午後は、第9分科会 「障害者サービス」に参加しました。
午前は、専修大学の野口先生、読書工房の成松さん、日本図書館協会 多文化サービス委員会の阿部さんの講演。
午後は今年、障害者サービス委員会委員長を佐藤聖一さんから引き継いだ、国会図書館の杉田正幸さん、サピエ図書館の西村さんの講演。
徳島県の三井さんと高知県のオーテピアの戸苅さんからの事例報告がありました。
懐かしいお顔ぶれではあります。
さて愛媛には、当会員がいません。
受付など大会運営には、ボランティアもいましたので、お尋ねしましたが、音訳ボランティアは参加していませんでした。
分科会会場の下の階に、「録音中」との貼り紙を発見。
そこから、視聴覚センターの職員の方と音訳グループの指導者的な方に、お会いできました。
会報をお送りする事を約束してきました。
職員の方は当ホーム・ページをご存知でした。ありがたいです。
また事例発表の徳島の視聴覚障がい者支援センターの三井さんにも、会報をお送りするので、音訳ボランティアに渡していただきたい旨、お願いしました。
私たちのネットワークがあることを知らない人が多いです。
その他にも名刺交換した多くのみなさまにも、会報をお送りしたいと思います。
公共図書館、点字図書館等、そして音訳や点訳のボランティアが連携していかなくてはと、改めて思いました。
遠方ではありましたが、参加してよかったと思えた図書館大会でした。
お世話になりましたみなさまに、感謝申し上げます。