音ボラネット事務局 のすべての投稿

No.480 著作権セミナー

みなさま、日本図書館協会主催、同障害者サービス委員会企画・運営の「音訳者・音訳ボランティアのための著作権セミナー」への参加申込みは、もうお済みでしょうか。

東京会場は、2019年12月13日(金) 9時40分~16時30分。日本図書館協会で開かれます。

また大阪会場は、2020年2月21日(金) 大阪府立中央図書館で開催予定です。

詳細HP

http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/2019onyaku.html

2019年1月施行の改正著作権法とその政令により、音訳ボランティアなどによる障害者サービス用資料の製作がよりスムーズにできるようになってきました。

日頃、点字図書館や公共図書館で録音資料を製作しているみなさんにとっては、著作権のことは関係ないなどという人がいるのですが、常に著作権フリーの環境にあるからといって、無関心では困ります。

ややもすると音訳者は、資料製作のためには労を惜しまず、音訳技術の講習会などには、積極的に参加するのですが、その周辺の研修会やセミナー等には、残念ながら、あまり足がむかないようです。

特に今回のセミナーは大切です。図書館員のみなさんのなかにも、今回の動きを知らない人がいます。逆に私たち音訳者が教えられるようになりましょう。

関西方面のみなさんは、ぜひ2月のセミナーに参加してください。

求む!音訳者(せんだいメディアテークからのお願い)

塩竃市在住の全盲の方が通信教育で高校卒業認定をとりたいという、相談がありました。来年度使用する教科書などについては、メディアテークともう一つの業者で対応が可能となりましたが、来年度以降の教科書や問題集などの音訳者を探しています。

一部の問題集などは情報提供施設に依頼ができているのですが、ほかにも作成資料があるそうなので、協力いただける方を募集しております。

一年につき、ひとつのテーマで学習されますので、資料の種類も多くはないと思われます。

まだこれから始まりますので、実際にどのような内容になるのかはわかりませんが、たくさんの資料をいっきに作成するということはないと思われます。

検討だけでもお願いできましたら、幸いです。

今回、この相談を掲載させていただくにあたり、事務局にご相談し、藤田さんにも直接相談することができました。藤田さんのご厚意により、掲載が可能となりました。本当にありがとうございます。

メディアテークでももちろん制作を続けますし、市内の音訳団体にもお声をかけているところですが、皆様にもお願いできないかと思い、掲載させていただきました。

どうぞよろしくお願いいたします。

なお、連絡先はメディアテーク穴澤 

メールアドレス anazawa@smt.city.sendai.jp

電話番号 022-713-4484

までお願いします。

No.479 サイトワールド

今年もまた、すみだ産業会館サンライズホールで、サイトワールドが開かれました。11月1日~3日までの日程です。14回目となります。

「ふれてみよう!日常サポートから最先端テクノロジーまで」が一貫したテーマです。例年のごとく、8階は、展示会場で45団体が出展。9階は、講演会やシンポジウム、体験会などのイベント会場です。3日間で4,700人の来場者で、過去最大の人出とか。

高校生や専門学校生、朝日カルチャーの音訳受講生などなど、たくさんのボランティアが受付や誘導で参加していました。地元の音訳ボランティアも。

わが音ボラネットも、ここ数年場内アナウンスを担当。音訳者にもどんどん参加してもらい、アナウンスもお願いできればと思っていましたが、今年も手を上げてくれる人もなく、変わらず事務局の出番となりました。

私も二日間参加。たぶん一番暇そうにしていたかもしれませんが、全国からの視覚障害のみなさんと旧交を深めたり、新しい出会いにわくわくしたりと、有意義でした。

早稲田大学理工センターの地神さんが来場されていて、本当に熱心な方だと改めて思いました。こういう方とはまた、情報交換をさせていただきたいと思います。

すでに、来年の場内アナウンスの依頼がきていますが、来年こそは、みなさんの中からお手伝いくださる方がでてくれますように。

No.478 なごや会総会

今年30年を迎えた「なごや会(公共図書館で働く視覚障害職員の会)」の総会を含めた二日間にわたるイベントが開かれました。久し振りに、集まりやすい都内での開催です。

初日は、「誰もが使える未来の図書館~公共図書館に障害者サービスがなくなる日を考える」をテーマに講演が2題、事例発表が3題。パネルディスカッション「誰もが使えることを当たり前にするために」と続きました。

講演ではまず、なごや会代表の服部さんから、「なごや会30年のあゆみと障害者サービスの到達点」という話がありました。

もう一つの講演は、読書工房の成松さんで、「地域で暮らすさまざまな立場の人たちが読書でつながるコミュニティをつくるために」についてのお話でした。

服部さんの講演の中で、なごや会の雇用運動のあゆみが印象的でした。

公共図書館は視覚障害者が活躍できる職場だということをアピール。自治体への採用運動を展開。大阪府、京都府、東京都、滋賀県、横浜市、名古屋市で成果があがりました。

また国会図書館への運動は、それまで全く採用に向けた動きがなかったところで、雇用率の「水増し問題」が発覚。それを受け、視覚障害職員採用に関する要望書を提出。国会図書館側が、平成31年度、点字による受験を認めることを発表。選考採用の実施と続きました。大阪の杉田さんが係長級で、合格しました。大変に喜ばしいことです。

成松さんからの提案は、「地域で暮らすさまざまな立場の人たちが読書でつながるコミュニティをつくるために」でした。

成松さんは、学生のころからボランティアで視覚障害者読書権保障協議会(視読協)等の運動に関わってこられた経緯があります。常にぶれない視点を持っている方です。

事例発表では、スローコミュニケーションの打浪文子さんが、「わかりやすい文章 わかちあう文化」のテーマで発表。知的障害の人は図書館を利用していない。つまり行かない。利用に関するルールがわからないということでした。

図書館はいろんな人が来ることを前提とした「わかりやすさ」へのニーズにどう対応するか。図書館員に向けた研修も行っています。

ブックスタートの大津智美さんからは、「ブックスタート~すべての親子に絵本のひとときを」というお話。0歳児健診などの機会に絵本を開く楽しい「体験」と「絵本」をセットでプレゼントする活動。行政と市民が連携して行う自治体の事業で、全国の6割で実施されています。

最後は、杉田さんから「電子書籍のアクセシビリティの現状と公共図書館として期待すること」が話されました。

今回も、外部を巻き込んだ企画でした。なごや会メンバーより、一般の参加者が多かった初日でした。

2日目は、総会に続き、「読書バリアフリー法を絵に描いた餅にしないために」を宇野先生から、講演していただきました。

開催日時(曜日も含め)なのか、会場(今回は久々の東京)なのか、内容なのか、肝心のなごや会会員の参加が少なかったのが、残念でした。
事務局から、鶴岡さんと松本さん、新宿の南部さんにお手伝いをお願いしました。

勉強させていただいた2日間でした。

No.477 祝賀会

元筑波大学附属盲学校教諭の長谷川貞夫先生の「第37回鳥居賞」受賞記念の祝賀会が都内で開かれました。

これは、元日本盲人会連合会長で「盲人の父」と慕われた鳥居篤治郎氏の業績を偲んで、視覚障害者福祉のいっそうの発展を願って1981年に発足した賞です。9月に京都ライトハウスで伝達式が行われました。発起人としては、読書工房の成松さんや桜雲会の甲賀さんたちが名を連ねています。

点字教科書の無償化に関する運動から始まり、「体表点字」の提唱、携帯電話の振動機能を活用した「ヘレンケラーホン」の開発などなど、たくさんの業績ををお持ちです。
御年85歳、ますます精力的に活動を続けていらっしゃいます。

最近は、宇宙の月など遠隔物体を手で、立体的に触知する研究を進められていらっしゃるそうです。
晴眼者の女性の参加者が少なかったせいか、私も受付等、お手伝いさせていただきました。

63名もの参加者から、一言づつお祝いの言葉が寄せられました。ソプラノ歌手の塩谷靖子さんが一曲、花を添えてくれました。遠方からの参加者も多く、長谷川先生の業績とお人柄によるものだと思いました。

とても暖かみのある、嬉しい集まりでした。
今後のますますのご健勝をお祈りします。

No.476 広げよう!子どもの読書応援隊フォーラム

国立オリンピック記念青少年総合センターで子どもの発達段階に応じた読書活動~未来をひらく本との出会い~が2か間にわたり開催されました。主催は国立青少年教育振興機構、主管が文字・活字文化推進機構です。

初日は胎生期から乳児期まで、2か目が幼児期から学童期までの読書活動ということで、音ボラネット事務局で手分けして参加しました。

両日とも女性アナウンサーによる朗読もありましたが、私がもう少し聞きたいと思ったのは、ノンフィクション作家の柳田邦男さんの「絵本の力~大人の気づき・子どもの心の成長~」と題した講演でした。

言葉のない絵本「アン・ジュール」(ガブリエル・バンサン作)を幼児に見せると、言葉では表現できなくても、感性でちゃんと理解しているということでした。参加者にも鉛筆の線だけで描かれた絵本を見せてくれました。疎外とか孤独ということが伝わってくる不思議な絵本です。

1冊の本から受ける子どもの反応、具体的にこの本では、子どもがこんなふうに受け止めたという事例をいくつもあげて話されました。とても興味深いものでした。

核家族化やライフスタイルの変化。スマホなどの電子機器の浸透による負の側面などなど、子どもをとりまく環境の変化が大きい昨今「子どもの人間形成に不可欠な顔の見える生身の接触による言語力、感性、他者理解力の発達には、家庭での絵本の読み聞かせが重要」だと言われています。心に残りました。

No.475 音訳部会研修会

秋の深まりを感じる今日この頃です。皆さまには、お変わりなく活動に励んでおられることでしょう。

さて、長岡市立中央図書館を会場に、点訳・音訳の会 新潟県連合会音訳部会の研修会が開かれました。講師は、埼玉県立久喜図書館の佐藤聖一さんです。

以前当会で開催した「音訳者に未来はあるか」の登檀者の一人だった佐藤さんの話を、一人でも多くの音訳者に聞いてもらいたいと、音訳部会長の斉藤さんたちが、企画したものです。県内には、28グループあるそうですが、内180名が参加。大盛況でした。

録音図書をまだ製作していない県立図書館にも、ぜひ、声をかけてと、斉藤さんに無茶ぶり?をしました。お顔馴染みの若い職員さんが参加してくれていました。

ところで県内には、公共図書館も社協もあるのですが、点訳・音訳共に、活動母体となっているのが、新潟県視覚障害者情報センターです。同センターに県内の音訳者が個人登録しています。原則、全員が録音図書を、サピエにあげられるということです。情報の共有という面では、素晴らしい仕組みです。

新潟市内の桃花会や糸魚川のいとよ朗読奉仕会、三条の音声訳虹の会のみなさんともお話ができました。やはり、郷里である新潟のことは、気になります。

佐藤さんからは、「音訳者・音訳ボランティアに求められる技術と耳を育てる(利用者に分かりやすい音訳をめざして)」という演題で問題提起や指導がありました。

またまた、さまざまな録音図書をきかせてもらいました。悪い音訳を聞いて、どこが悪いのかがわかるように耳を育てることが大切と話されました。みなさん他人事と思わず、謙虚に聞いてもらえたでしょうか。やはり、具体例として聞かせてもらえるのは、ありがたいですね。

県内全域の音訳者が一同に会して学べる機会があることは、重要です。音訳者といえど、情報格差があるわけですから。参加してよかったという声が聞こえてきて、私までも嬉しくなりました。

また、今年から伊藤忠記念財団の「わいわい文庫」の校正(音声ではなく、文字データと音訳の一致確認)を始めた三条の渡辺さんからは、「読みがすごい、もはや音訳ではないですね」と言われました。このことも嬉しかったです。

皆さま、さまざまお世話になりました。ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。

なごや会発足30周年記念イベントのお知らせ

誰もが使える未来の図書館
~公共図書館に‘障害者サービス’がなくなる日を考える

1989年、公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会)が発足して、本年で30年を迎えました。この間、利用者の拡大や資料のデジタル化、ネットワーク化の進展等、図書館の「障害者サービス」は大きく変化しました。また、著作権法の改正や障害者権利条約の批准、障害者差別解消法の施行等、法的な環境も進展しました。一方、電子書籍に代表される新しい媒体の書籍も普及し障害者の 利用の可能性にも期待が高まっています。また、各地でさまざまな理由で読書に障害のある人たちへの支援に取り組む活動も増えており、「障害者サービス」は図書館の枠組みを超えて拡大しつつあると言えます。

そして、周知の通り、本年6月、「読書バリアフリー法」が成立しました。同法は公共図書館等が「障害者サービス」を行うことを義務付ける一方、民間業者にも障害者の情報アクセスについて取り組むことを求めています。このように「障害者サービス」を取り巻く環境は変わりつつあり、今後は、これまでの著作権法第37条に基づくサービスにとどまらず、他の情報ツールの導入や支援団体との協力等、さまざまなアプローチによって「誰もが使えることが当たり前の図書館」の実現をめざす時期がきたと言えるのではないでしょうか。

日本全国どこでも、どのような規模の図書館も誰もが使える図書館になることを目指して、今回なごや会はこのイベントを企画しました。読書バリアフリー法が自治体に求める「基本計画」の策定にも参考にしていただけるものと考えています。どなたでもご参加いただけますので奮ってご参加ください。

主催 公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会)
日時 2019年10月27日(日)13時から16時30分(12時30分 受付開始)
場所 新宿リサイクル活動センター 2階会議室( 新宿区高田馬場4-10-2 )
JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線「高田馬場駅」下車、徒歩3分)
定員 60名(申込先着順)
資料代 500円

申込み 
以下の(1)から(6)の事項をご記入のうえ、件名を「10月27日申込み」として、申込先メールアドレスへ電子メールにてお申込みください。
申込先 メールアドレス:2019@nagoyakai.com

(1)お名前(複数人でまとまって申し込みされる場合は代表者名)
(2)参加人数
(3)当日連絡のつく電話番号
(4)希望される資料の種類(標準サイズ活字、拡大文字、点字)
(5)資料のデータ送信の希望の有無
  (データ送信を希望される方には、上記(4)で希望された種類の
   データを事前にお送りします)
(6)その他、駅からの誘導など配慮の必要なことがあればご記入ください。
できる限り対応させていただきます。

☆当日参加された方にはなごや会の会報50号(30周年記念号)の電子版(CD)を差し上げます。
問い合わせ先 横浜市中央図書館 斉藤恵子 090-4967-1801

「音訳者・音訳ボランティアのための著作権セミナー」のお知らせ

日本図書館協会主催のセミナーのお知らせです。
改正著作権法などを理解するためにぜひご参加ください。
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「音訳者・音訳ボランティアのための著作権セミナー」のご案内

主催 日本図書館協会  企画・運営 障害者サービス委員会

2019年1月施行の改正著作権法とその政令により、音訳ボランティアなどによる障害者サービス用資料の製作がより円滑にできるようになってきました。音訳者・音訳ボランティアがよりよい録音資料を製作するために、また政令による指

定グループになるためにも、著作権法の正しい理解と具体的な取り組み方法を知ることは重要です。日本図書館協会(障害者サービス委員会)では、音訳者・音訳ボランティアのための著作権セミナーを計画いたしました。公共図書館の長い録音資料製作のノウハウも生かしながら、音訳ボランティアに必要な著作権法を具体的に案内します。

多くのご参加をお待ちしています。

1 日時、会場、定員
 (1)日時 2019年12月13日(金) 9時40分~16時30分
 (2)会場 日本図書館協会 2階研修室
   (地下鉄東西線・日比谷線 茅場町駅徒歩5分)
 (3)定員 80名(先着順)
2 対象
   録音資料を製作している音訳者、音訳ボランティア
   (録音資料を製作している図書館の職員の方はご相談ください。)

3 内容、タイムスケジュール
  9時15分  受付開始
  9時40分  開会、あいさつ
  9時45分 「あなたの著作権知識のチェック」 
  10時     「著作権法の考え方とその概要」 文化庁著作権課
11時    「音訳ボランティアに必要な著作権法条文とその解説」
佐藤聖一(日本図書館協会障害者サービス委員会委員長)

12時30分  昼食、休憩(60分)
13時30分「実際の音訳活動で注意してほしいこと」
佐藤聖一、椎原綾子(著作権委員会)
14時50分「政令指定グループへの登録を考えている方のために」
安藤一博(国立国会図書館関西館)
15時50分 質疑応答等
16時20分 修了証の授与、閉会

4 申し込み方法等
 (1)参加費 1,000円(資料代を含む) 当日徴収します。
 (2)申し込み方法
        日本図書館協会障害者サービス委員会事務局あてに以下の項目を記載し、メ ールかFAXでお送りください。
メールの場合は、件名を「音訳ボランティアのための著作権セミナー申し込み」としてください。
※申し込みの受付については定員を超えて参加できない場合のみ連絡します。

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 ・氏名(フリガナ)
 ・所属(所属している音訳グループなどがある場合)
 ・連絡先(メールアドレスまたは電話番号)
 (駅からの送迎、点字資料などの障害による配慮が必要な方は具体的に書いてください)
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  (3)締切 2019年12月6日(金) ※定員になり次第締め切り
      問い合わせ・お申込み先
 公益社団法人日本図書館協会 障害者サービス委員会事務局(三浦)

〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841

メールアドレス info@jla.or.jp (スパム対策のため@を大文字にしてあります)  以上です。

No.474 第45回全国視覚障害者情報提供施設大会

上記栃木大会に参加させていただきました。点字図書館のみなさまとは、なかなか交流ができないので、良い機会を与えていただきました。「視覚障害者等の読書環境の画期的な法整備に基づき、サピエを柱とする情報提供サービスの将来像を展望する」が大会テーマでした。

テーマ通り、マラケシュ条約の発効、改正著作権法、そして読書バリアフリー法が施行されました。このことは、全国視覚障害者情報提供施設協会にとっても、サピエの運営費用が国の予算に盛り込まれ、サピエのサーバーの増強、点字や音声図書の製作に係る経費も予算化されるなど、今後の更なる発展、充実のサービスが期待されるところとなりました。こういう時に、今回の大会が開催された意義は大きいと思います。

当初私は、2日目の午後からの全体会、シンポジウム「ボランティアの養成、活躍、連携をどのように進めるか」に呼んでいただいていましたが、初日から伺い、2日目の朝からのブロック会議にも初めて参加。勉強させていただきました。全国101施設・団体中の230名、館長・センター長、音訳・点訳の担当者が参加しています。新しい出会いと共に懐かしい再会もありました。

さて、私たちも同様ですが、大きな大会となると、欠席は必ずあるわけで、情報が伝わりにくく、温度差が出てくるのは、致し方ないことでしょうか。

ところで、完全な外部団体の私が呼ばれた理由を考えました。シンポジウムでの私のテーマは「地域のボランティアグループから点字図書館に望むこと」でした。

過去複数回、同じところから、首を傾げたくなる音声デージーが、サピエに上がることに言及。何人かの利用者からの指摘を受け、図書館職員同席のもと、聞かせてもらいました。なぜ校正で引っ掛からないのか、図書館での検品はないのか。ごくごく一部でも、こういうものを聞かなければならない、利用者に申し訳ない思いです。読み手に対して直接、指摘、指導できる人はいないのかと考えてしまいます。

点字図書館のほとんどは(まれに例外は、あるようですが)、ボランティアに対して、遠慮があるようです。無償のボランティアにどこまで求めていいのかという葛藤のようなものでしょうか。有償だろうが、無償だろうが、ほとんどは、そんなことに関係なく、困っている利用者のために、しっかり対応しています。

しかし、これからは有償だろうと思います。但し、音訳者モンスター?みたいな人がいると指摘する人もいました。事実なら頭を抱えざるを得ません。そういう人と話してみたい。

もう1点、もはや視覚障害者等へのサービスが始まっているわけですが、今までのような「たんたん読み」を考え直すべき時です。(えーっ!?と言われそうですが、利用者や図書館職員に聞きました)平板読みというか、そういう読みが、依然として存在するのです。と話しました。

ぜひとも、危機感を持って対応してほしい。困るのは、利用者ですから。参加の皆さまには、何を生意気にと思われた方もおられたかもしれません。

終了後には、声をかけてくださった方々がいらして、ありがたいことでした。これからも、さまざまなところと、連携・協力していきたいと思っています。お世話くださった皆さま、ご参加の皆さま、ありがとうございました。

追伸
千葉の北川先生に、今回の参加のことをお話しました。ご自身の「きたがわ通信」を点字図書館にも送るので、音ボラネットのリーフレットがあれば、同封する。自宅に送ってと言われました。

会場で、佐賀の野口館長からお声をかけていただきました。嬉しかったです。

ありがとうございました。