文字・活字文化振興法制定・施行20周年記念フォーラムに行ってきました。
主催は、会場でもある大正大学附属図書館、共催が、公益財団法人文字・活字文化推進機構と学校図書館整備推進会議です。
この文字・活字文化推進機構とは、「読書バリアフリー」関連のイベントへの参加や、「山根基世の朗読指導者養成講座」への協力など、交流のある団体です。
私たちの会報「音ボラネット通信」を寄贈してもいます。
2005年に施行された「文字・活字文化振興法」が資料として配布されましたが、肥田美代子氏など、超党派の議員によって成立したものです。
そのためでしょうか、座席の半分ほどは、来賓席。政治家の姿もありました。
基調講演は、片山善博氏。
いろいろな肩書きや実績がおありですが、私の中では、鳥取県知事時代に、図書館政策の推進に力を尽くされた方というのが大きいです。
『「本好き」を増やすために、私たちには何ができるか』をテーマに話されました。
本を読むということは、聞く力や理解する力、忍耐力がつくということ。対話能力が上がる、深く物を考えられるという言葉が、印象に残りました。
講演の後の、作家、教育関係者、出版関係者、学校図書館関係者によるシンポジウム「文字・活字文化の創造に向けて」—AI社会・デジタル社会の中で文字・活字文化を考える—からもたくさんの気付きがありました。
ここで私の勝手な思いを一言。
せっかくの記念フォーラム、いろいろな制約もなきにしもあらずでしょうが、もっとたくさんの参加があればと思いました。
多くの人と共有すべき課題ですから。
2022年にGOOD DESIGN AWRDで最高賞を受賞した、大正大学附属図書館。
とても素敵な建物でした。
日頃、大学図書館とはあまりご縁がありませんが、こんな猛暑の中、たまにはこんな素晴らしい環境の下、お気に入りの一冊を見つけてゆっくり過ごしてみたいものです。