藤田が行く!

No.417 ある報告会に参加

熊本地震から1年、東日本大震災から6年が経ちました。 これを踏まえ「誰もが取り残されない復興とまち作りに向けて」と題した、日本障害フォーラム(JDF)主催のJDF災害総合支援本部の報告会に参加しました。 会場は衆議院第二議員会館です。この場所で開くメリットは、議員さんが参加しやすいということです。 今回はたったの二人。超党派でたくさんの人に関心をもってもらいたいものです。 さて...

No.416 著作権法改正に向けたパブリックコメント提出

2013年6月、視覚障害者等のための著作権の権利制限及び例外について規定した「盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が、発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」が採択されました。 これを受け現在、文化庁で「マラケシュ条約」の批准に向けた、著作権法改正が検討されています。 法第37条第3項により複製等を行える主体を拡大することが要望としてあげられています。 ...

No.415 大阪行き2

2週続けて、大阪の日本ライトハウスへ。 今回は「視覚障害児童・生徒のための音訳教材データベース」~今後の活用と専門音訳技術への期待~と題したセミナーへの出席のためです。 平成26年から開発を進めてきた「音声データベース」の調査研究委員の一員に加えていただき何回か大阪へ通いました。 平成27年度に大阪、福岡、東京、仙台の4か所で、図、表、グラフ、写真、絵等、視覚的資料の音訳者を養成...

No.414 大阪行き 1

大阪市視覚障害者福祉協会の堀さんから研修会に呼んでもらいました。 読書工房の成松さんと一緒です。 堀さんとの出会いは何年か前、都内で開かれたセミナーでのことでした。 とても明るく楽しい人、という印象でした。 ある時、「今度上京するので、こことここで集まりがあるから案内して」と言われたり、またある時は宿泊先のホテルの近くにある東大附属の小石川植物園に行ってみたいと言われ案内したこともあり...

No.413 瞽女唄演奏会

2月初めに高田に行って、瞽女文化にどっぷり浸かりきったような気になって、すっかり忘れていたことがありました。 昨秋、両国門天ホールで聴いた萱森直子さんの「瞽女唄が聞こえる 2017」という演奏会のことです。 萱森さんから、ご案内の葉書が届きました。 「門天で聴いていただいた葛の葉の続きをやります」と。 これはやはり行かねばと、世田谷区松原のブローダーハウスにでかけました。 演...

No.412  瞽女文化体験モニターツアー

高田(新潟県上越市)に行ってきました。 昨年、都内両国で開かれた「瞽女の魅力と広瀬浩二郎の仕事」に参加し、「瞽女文化体験モニターツアー」があることを知ったのが、きっかけでした。 一日目先ずは、高田瞽女ゆかりの天林寺を訪問。 弁財天が瞽女の守り本尊として信仰され、年一回の妙音講には、どんなに遠くからでも必ず出席し、瞽女唄を奉納したと、ご住職から聞きました。 昼食のあとは、「高田瞽...

No.411 テキスト化プロジェクト

早いもので2017年も1ヶ月が過ぎようとしています。 今年はネットワーク設立10周年の節目の総会の年でもあります。 またみなさまにご協力等お願いすることがあると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 ところで暮れもお正月もなく利用者のみなさんからの依頼に、さまざまご苦労してくださっていたみなさまに、この場を借りて心からお礼を申し上げます。 特にテキスト化プロジェクトに関わるみ...

No.410 音声教材の有効性と今後の課題

毎年12月3日~9日までの一週間は、障害者週間として設定されています。障害のある人もない人も共に生きる社会に向けて今年も、様々な取り組み、発表がありました。 その中で、日本リハビリテーション協会主催の「発達障害児教育への支援~音声教材の有効性と今後の課題について~」に参加しました。 厚労省発達障害対策専門官日詰正文さん、文科省特別支援教育調査官田中裕一さん、日本DAISYコンソーシアム...

No.409 朗読会

2年ぶりにすみだ録音グループ「声」の朗読会へ。 月3回の広報の音訳が主な、地域密着型のグループです。 半年前から準備をしてきたそうです。 駅の改札で、案内ボードを持った人。そして階段を上がった先、会場前にも立っています。手厚い出迎えです。 会場のすみだ女性センター3階ホールは満員でした。毎年必ず利用者用の席が用意されています。 エレベーターでご一緒した方は、毎年楽しみにしていると...

No.408 ユニバーサルシアター

53回目となる出版UD研究会が過日、日本文藝家協会で開かれました。 今回のテーマは、「みんなが一緒に楽しめる小さなユニバーサルシアター"シネマ・チュプキ・タバタ"ができるまで」。 お話は、バリアフリー映画鑑賞推進団体シティ・ライツ代表 平塚千穂子さんです。 2001年にシティ・ライツを設立以来、「視覚障害者も晴眼者も一緒に映画を楽しみたい」を実現するために奔走されてきました。 常設シア...