No.368 学校図書館のユニバーサルデザインを考える

みなさまのおかげで、設立から8年目第5回総会が無事終わりました。
すでに2週間も経つのに、音無の構えでいる私のことを心配してくださる方もいます。

実は、右手の親指がバネ指とかで、特に書くこと、メールをすることに難儀しています。
右手をかばうものですから、余計なところに負担がかかり、日頃の「行け行けドンドン」が影をひそめています。
単なる老化現象の一つでしょうね。

さて私の住まいの目と鼻の先に「全国学校図書館協議会」があります。
この協議会が主催で、伊藤忠記念財団が協力の「学校図書館のユニバーサルデザインを考える」が開かれました。
2013年に全国の特別支援学校における学校図書館の実態調査が行われました。

まず、専修大学の野口先生からはこの調査の報告が、「わいわい文庫」の矢部さんからは、バリアフリー資料についてのお話がありました。
残念ながら私は、午後からの参加でしたので、お二人のお話は伺えませんでした。
矢部さんは、ご自分たちの電子書籍普及事業「マルチメディアDAISY図書」のみならず、点字や拡大図書、手話付き絵本、LLブック、布の絵本などを含めたバリアフリー資料全体についても言及。さぞや大変だったのではと想像をめぐらしておりました。
さて午後からは、事例発表とシンポジウムがありました。
忙しい学校現場にあって熱心な取り組みを行っている先生方のご苦労には毎回頭が下がります。
しかし、その熱心な先生が異動や退職となると継続が難しいのが、現状です。
全ては人❗だと思うのです。
大元の文科省の偉い方にも、もっと現場を知ってもらいたいと思います。

ところで、これは私の単なる勉強不足なのでしょうが、ご近所にあった全国学校図書館協議会の存在も活動も知りませんでした。お互いの情報発信が欠かせないと改めて思いました。
そして学校も図書館もボランティアも垣根を取り払って、もっと自由な連携・協力ができないものかとまた考えてしまいました。
全ての子どもたちの笑顔のために。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です