No.430 全国図書館大会東京大会

今年もまた、国立オリンピック記念青少年総合センターを会場に日本図書館協会主催の全国図書館大会東京大会が開かれました。
10月12日~10月13日の2日間です。

冷たい雨の降る一日、分科会に参加しました。
分科会は24もあるのですが、悲しいかな身体は一つ、やはり毎年、障害者サービスに足が向きます。

午前中は、障害者サービス1「ディスレクシアなど学習障害を含む発達障害者・児への図書館サービス」、そして午後は同じく障害者サービスの2「LLブックやLL版利用案内を中心とした知的障害者への図書館サービス」に参加しました。

1も2も、基調報告や講演など、いつものお顔なじみの方々です。

図書館職員のみなさんは、たぶん担当の異動もあるでしょうし、毎年交代で参加していると思いますので、私や当事務局メンバーのように、毎年参加している者とは違うでしょう。

もちろん、新しい情報もあります。みなさま毎回同じ話をなさっているわけではありません。
しかしいささか、新鮮味に欠けるきらいがあると感じるのは私一人でしょうか。
ならば、24もある分科会、他のところに出たらということになりますね。

どこに出てもムダはないと思いますが、やはり私たち音訳に関わっている者としては、障害者サービス部会です。

ここで一つ、素人考えで恐縮ですが、提案させていただきます。

図書館に関わる人たちは、なにも職員のみなさんだけではありません。
音訳や点訳等に関わるボランティアもしかりです。

図書館の最新状況を学べる場、図書館を利用する視覚障害者等の障害当事者の生の声が聞ける場を設け、お互い情報や意見交換ができる場を、ぜひ作っていただけたらと思います。

図書館の専門性を追究することはもちろん大切でしょう。

しかし、一般の利用者やボランティアも気軽に足を運べる図書館大会があってもいいのにと考えますが、みなさん!いかがでしょうか。

そういえば過去に一度、ボランティアや一般の人が、進んで参加してみたいと思える分科会がありました。
各地からの参加者と交流したことがありましたっけ。なつかしいです。

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