No.505 オンラインシンポジウム

文字・活字文化推進機構が主管の読書活動推進事業 あなたも読書サポーター! 本と多様な立場の読者をつなぐために と題してオンラインシンポジウムが開かれました。

コーディネーターは、筑波大学附属視覚特別支援学校の宇野和博先生です。

パネリストは3人。

東京大学先端科学技術研究センター准教授 熊谷晋一郎さんは、脳性麻痺により、手足が不自由で電動車椅子使用者です。自身の読書の困難、紙媒体から電子媒体へ。それでも年齢と共に二次的に発生するニ次障害もありでスムーズではない。マイノリティにとっての読書に対する見解は刺激的でした。

子どもの頃、大量生産大量消費の時代で、人間の規格化という観点で今では、あまり意味のない苦しく辛いリハビリに、親は必死だったと。やはり、障害当事者からのお話は、貴重です。

平林ルミさんは、学習に困難のある子どもたちのサポートをしています。タブレットがあると嬉しい。タブレットがあると楽しい。タブレットは、読み書きの手段。Kindleの画面読み上げで、本を読めるようになった子が、本に興味が出てきたという例は、嬉しい事例です。

丸山正樹さんは、作家です。「デフ・ヴォイス」は、聴覚障害を題材にした社会派ミステリーで、デビュー作です。障害を負った家族の介助も経験。

「読みたい人がいてこその本 でも中には読みたくても読めない人がいる 聞いたり見たり触ったり みんなが読める人に それが書く人の願い」と。

多分同じような志ざしを持った人たちが集まるわけですから、登壇者の話を聞くだけではなく、参加者のみなさんとの交流もまた楽しみでもありましたが、今はそれがかないません。

でも、オンラインであってもこういう企画があることは、ありがたいです。

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