No.127 ある依頼から

二度目のリクエストが来ました。ある地方都市にお住まいの46歳の視覚障碍の方からです。法律関係の本を読んで欲しいというものです。

まず地元の県立の点字図書館に依頼したところこんな難しいものは読めないと断られたそうです。また、ボランティアグループにも直接声をかけたそうですが、小説とかなら読めるけれど、と言われたとのこと。双方から話を聞いたわけではありません。何か断った方にも言い分があるかもしれません。図書館のいいわけとして「予算がない」というのはままあるそうですが。

でも、少なくとも点字図書館もボランティアも視覚障碍の方のサポートをしているのではないでしょうか。特に図書館なら自館でできないのなら「こういう所がある」というような情報すら伝えられないのでしょうか。

この方は自力でインターネットでどこか読んでくれそうな所はないかと探していて、私たちのホームページを見つけたということでした。1回目の時は当事務局スタッフの紹介で横浜に音訳テープがあるということで直接送っていただきました。

今回は、以前、活動状況アンケートに唯一、法律関係のものに対応できると答えてくださっていた名古屋YWCAの堀尾さんに打診。二つ返事で引き受けていただきました。

「最近の法律書は図が多く、欄外にキーワード、二色刷りなど、ビジュアルとして見やすくなっています。これらをどのように読んでいくか、まずはマニュアル作りから始めます」と報告が来ました。

この依頼者は若い時、何か資格を取りたいと法律の勉強を思いたったが、当時は今のように教材やテキストも見つからず、あきらめてしまったという経緯があるようです。今になって、また、勉強してみたくなったそうです。お互いにいくつになっても「学ぶ」という姿勢は大切です。少しでも応援したいと思います。

さてさて、以上のことに関連して音訳者のみなさんに「お願い」です。私たち音ボラネットの大きなやくわりのひとつに「コーディネートの場」があります。どこでどのような物が読まれ、どのような分野なら協力・応援ができるというデータがないとコーディネートのしようがありません。そこで情報が古くなっているということもありますし、ありがたいことに新入会員も増えております。

再度、活動状況に関するアンケートを実施する予定で準備をしております。よろしくお願いいたします。せっかくできたネットワークです。ぜひ連携して協力し合える体制がもっともっと強くなることを心から祈ります。

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