No.219 全国図書館大会調布大会に参加

初日、全体会での岩手、宮城、福島の図書館館長、職員、教育委員会のみなさんによるシンポジウムが、ありました。緊急時において、「文化」などということは、二の次、三の次になるのは当然でしょう。そして、テレビや新聞などでも、図書館がどうなっていて、どんな取り組みをしているのかなどということは、ほとんど報道されません。

このシンポジウムのおかげで、陸前高田市のように、図書館が流され、職員のみなさんが、亡くなり、南三陸町でも、館長が亡くなったこと、地震や津波の被害は受けなかったものの、本に付着した放射能のことや、本にはさまったガラスの破片のことなど、知りました。ほんとうに、なんということでしょうか。そんな中、移動図書館車のことや、南三陸町の仮設図書館で、子どもたちの笑顔が戻った話に、感動を覚えました。図書館の存在について考えました。

さて、2日目は「障害者サービス」の分科会に参加しました。ここでは、待ちに待った、「全国版録音図書制作基準」についての発表があるということもあり、たくさんの顔見知りの熱心な、音訳ボランティアのみなさんが、参加していました。

詳細については、このHPにも、掲載されていますので、ぜひご確認ください。まず、3年もかけてまとめてくださった関係の皆様に、お疲れさまでしたと申し上げます。今後、この基準を広めていくことが、大切になるでしょう。

1月24日には、江戸東京博物館で学習会が、予定されています。また、引き続き関西での開催も、考えられているようです。

特に公共図書館、社会福祉協議会や地域のボランティアのみなさんは、ぜひ、参加してほしいと思います。原本の順番どおり、原本に忠実に読んでほしい、利用者のための基準、利用者の立場に立ってほしいと、当事者でもある図書館職員の中山さんが、声を大にして言われていました。

また、この分科会では、障害者サービス委員会委員長の佐藤さんから、著作権法が変わったのに図書館が、変わっていない。障害者サービスの実施館が、増えてはきているが、なかみがついていっていない、などといった指摘が、多数ありました。身内で、こういった厳しい指摘ができるのは、きっと、公共図書館が、正常に機能しているということでしょう。期待したいと思います。

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