No.245 「DX型 ディスレクシアな僕の人生」

私が月一、参加している、出版UD研究会でお会いした、NPO法人EDGEの藤堂さんから、ご案内をいただきました。
エッジとは、ディスレクシアを持つ人の啓発、サポートとネットワークを目的として2001年に設立されたものです。
ご子息の高直さんが、書かれた「DX型 ディスレクシアな僕の人生」(主婦の友社 本体価格1400円)の出版記念講演会の案内でした。高直さんは、日本で義務教育終了後、英国に留学。大学、大学院を終了して現在、シンガポールで、建築家として働いています。
ディスレクシアとは、知能や視力、聴力に問題があるわけではないのに、文字の「読み書き」に困難がある、学習機能障害です。英語圏では10人に1人、日本でも12人に1人は、いると言われています。彼自身、小学校3年生並みの「読み書き」の能力だそうです。しかし、編集のみなさんのサポートはあったにしろ彼が書いた文章です。まず、彼の感性と豊かな才能に驚きました。
ディスレクシアのことは、多少なりとも知っているつもりでしたが、目からウロコの部分がたくさんありました。
「読み書き」が苦手なことから始まって、授業についていけない、先生から注意を受ける、友だちからは、からかわれる。そんななかで、普通ってなんだろうと考え続けたそうです。そして、このままではダメになると確信にも似た思い、先が見えない日本にいるよりはと、海外(英国)に留学した高直さんでした。
彼自身も話していましたが、日本に居場所がないからと、誰でもが、海外に出られるわけではありません。彼ら彼女らが、自信を持って、希望を持って住み続けられる日本を!と思います。
一人でも多くの人が、この本を手にすることで、ディスレクシアに対する正しい理解が広がることを祈ります。
そして、私自身何か、お手伝いできることが、あればと思います。

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