No.306 2月14日の講演会

埼玉県は三芳町のみなさんのことを、覚えているでしょうか。
町役場の福祉課の三室さんはじめ、社会福祉協議会のみなさん、音訳ボランティア等が協力して、音訳ボランティアを養成、障害者サービスを充実させていこうという取り組みです。
ボラセンにお越しになった時に、先ずは広く視覚障碍者のことを知ってもらうために、誰でもが参加してみようと思う人を講師にお呼びしたらと提案しました。そして、スーダン人のアブディンさんを推薦しました。
三室さんはじめ、みなさんの熱意で、めでたくアブディンさんの講演会が決定。
2月14日開催の運びとなったようです。ポスターやチラシの準備も着々と進んでいる様子。正式な案内を楽しみにしています。
さて以前に、この取り組みについて、小欄で紹介したところ、図書館職員の方をはじめ、何人かの方から書き込みがあり、盛り上がりました。みなさん楽しみにしているようです。
ところで、19歳でアフリカ大陸から、言葉も習慣も違う日本にやってきたのが、アブディンさんです。
15年間の異文化体験を通して、「目が見えないからこそ感じる日本がある」と。
音声読み上げソフトを使って執筆したという「わが盲想」(ポプラ社、1470円)を読んでみると、まず巧みな日本語にびっくり。オヤジギャグの連発に大笑い。楽しいのですが、そういう中にも鋭く本質をつくところもありで、アブディンさんが、盲目の外国人であるということを、忘れてしまいそうです。
このアブディンさんが、三芳町でどんなお話を聞かせてくれるのでしょうか。
今からワクワクドキドキです。
音訳ボランティアもそうでない人も、視覚障碍の方も、たくさんのみなさんが集まるといいですね。
今から予定しておいてください。

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