今年で23回目となる、日本点字図書館 本間一夫記念チャリティコンサートに出掛けました。
初冬の穏やかな陽を受けながら、会場の東京文化会館周辺は、相変わらずの人混みです。
いつからか、このチャリティコンサートのご案内をいただくようになり、当事務局メンバーはもとより、友人・知人にも声がけし、協力してきました。
今や、ありとあらゆる集まり・イベントがありますが、なかなか人集めに苦慮している所が多いと聞きます。
「このチャリティコンサートの収益は、点字図書・録音図書の製作や貸し出しなど、視覚障害者に役立つ事業の運営に使わせていただきます」とパンフレットの中で、長岡 英司理事長が述べられています。
さて、ヴィオラの澤和樹さんは、東京藝術大学の前の学長。
ヴァイオリンの澤亜樹さんは、お嬢さん。
チェロの鳥羽咲音さんは、ベルリン芸術大学に在学中の20歳。ピアノの菅田利佳さんは、東京大学教育学部を首席で卒業。お仕事の傍ら、アマチュア演奏家として活躍している視覚障害者です。
やはり、生の演奏は、素晴らしいです。心洗われます。
演奏はもちろんですが、女性演奏家の衣装がステキです。
澤さんと鳥羽さんお二人は、赤いドレスでしたが、同じ赤といってもさまざまな赤がありますので、デザインも違い、まるで、別物。
菅田さんは、スパンコール輝くピンクのドレス。三人三様。目の保養です。
菅田さんは挨拶のなかで、特に点字楽譜に助けられ、腕を磨いてきたと、ボランティアへの感謝を口になさったのは、とても印象的でした。
来年2026年は、12月12日に練馬区立練馬文化センターで草 冬香さんのピアノ演奏だそうです。
お近くの方もそうでない方も、ぜひ、おでかけください。