No.512 子どもの本棚

「子どもの本棚」プロジェクトが始動して半年。

おかげさまで、たくさんの応募がありました。

事務局では、受付、選書、仕様書の作成とそれぞれの担当が、頭を悩ませながら頑張っています。

今さらいうまでもないことですが、ボランティアの高齢化、そしてその先のボランティアの減少と大変厳しい現状のなかで、子どもたちに正しいきれいな日本語を、温かみのある肉声で届けようと始まったものです。

音訳者募集に際して、事前審査もしていませんので、当然といえば当然かもしれません。

読みの力量は、ピンからキリまでだということを、この度しみじみ感じました。

安心して聴いていられる読み、明るく若々しい声で読まれたものがあるかとおもえば、「全国音訳ボランティアネットワーク」の名前で国立国会図書館に提供するのを、躊躇われるものもあります。

一冊毎に仕様書を作成して、音訳者に渡しています。

この本は、どんな作りになっていて、どういう内容なのか、先ずはしっかりと把握してください。

仕様書はじっくり読んでください。

中身をきちんと子どもたちに伝える、次も読みたいと思われる読みを意識しましょう。

学校で教材として使われるかもしれないものです。

児童書なら簡単に読めると思っている人もいるようです。

それは、大きな勘違いではありませんか。

言うは易しかもしれませんが、どうぞすべては、子どもたちの笑顔のためです。

引き続きよろしくお願い致します。

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