ブラウス一枚の日の後は、厚めのコートの襟を立てるような気候で、体調管理に気を使います。
そんなある日のイベントです。
池袋はジュンク堂の9階、イベントスペースで、読書工房代表の成松一郎さんの著『みんなでつくる「読書バリアフリー」だれもが読める本のかたち』(2025年11月 河出書房新社発行)の出版を記念してのトークイベントが開催されました。
この本に登場するサヘル・ローズさん(俳優)、杉田淳さん(NHK記者)と成松さんによるものです。
ハイブリッド開催でした。
テーマは、〈読めない〉〈読みつづけられない〉にはワケがある—〈みんなでつくる読書バリアフリー〉です。
サヘルさんを真ん中に、左右に成松さんと杉田さん。三人とも、言葉を大切にし、言葉を紡ぐ、言葉に対するプロの方々です。
特に私は、読む人と読まない人の二極化の時代。アナログとデジタルの共存。そして、小説は余白を味わいたい、と言った言葉が印象に残りました。
またサヘルさんは、聡明で華があり気配りもありで、たちまちファンになりました。
どれだけの悲しみや苦しみを乗り越えてこられたのか、言葉に力があります。思わず、涙ぐみそうになりました。
冒頭、母国イランのことに触れられましたが、そこで生活している人たちがいる。一方的な情報に頼るのではなく、自分の耳で聴き、自分の頭で考えることを大切にしていかなければならないと、私が改めて学んだことでした。
成松さんの「読書バリアフリー研究会」の仲間、サヘルさんや杉田さんのファンのみなさんが、多く参加していました。
最後に本の購入者に対するサイン会がありました。
サヘルさんに音訳ボランティアのこと、一言お伝えできました。
三人三様の信念のある言葉に励まされた、トークイベントでした。