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No.403 長野での読書バリアフリー研究会

毎度お馴染みの、伊藤忠記念財団主催の「読書バリアフリー研究会」です。

今回は私にとって、参加するには遠方ではありましたが、ご縁が深く熱心な音ボラネットの会員が多い長野での開催ということで、伺うことにし、事前に音訳ボランティアのみなさんに参加を呼びかけていました。

先ずは音訳ボランティア一人ひとりに、読み書きに困難を抱えている子どもたちのこと、マルチメディアDAISY図書のことを知ってほしいという、いつもながらの単純な思いからです。

たくさんの懐かしいみなさんと再会でき、嬉しかったです。

中でも、丸田さんが教員時代の教え子だった方とそのご主人に声をかけてくれました。そのご主人、篠原さんは聾教育一筋にこられた方だとか。
篠原さんご夫妻から、とっても勉強になりましたと言われました。
ありがたいですね。

先ずは、伊藤忠記念財団矢部さんからの「マルチメディアDAISY図書(わいわい文庫)とは?」に始まり、読書工房の成松さんは、「一人ひとりの読書や学習を支える”合理的配慮”について考える」、続いて都立光明特別支援学校の禿先生からは、「通信情報技術(ICT)が広げる障害のある子どもの世界」~特別支援学校におけるICT教育の様々な取り組み~
そして、金沢星稜大学の河野先生が「学習障害って何だろう」~読み書き障害の特徴と支援方法の実際~について、お話くださいました。

最後に矢部さんから「伊藤忠記念財団の目指す活動」の説明がありました。

私自身この会には、もう何度も足を運んでいますが、毎回新しい気づき・発見があって理解が深まります。

お昼には、丸田さんの差し入れのおやきを、みなさんといただきながら、おしゃべりが弾みました。

特に長野市立図書館の増澤さんとお話ができてよかったです。

ところで、翌日の山梨県立図書館のこの研究会の参加者数は、ワースト1だった?とか。

残念ながら山梨県にはたった一人、個人会員の有泉さんしかいません。でも、有泉さんも先約があったにも関わらず、お仲間のITに強い男性を誘って参加。
この方、笹本さんは、テキストDAISYやマルチメディアDAISY製作の技術的なことはわかっていたが、誰がどんな風に必要なのかということが、わからなかった。こんな話が聞きたかったと言われていたそうです。

ややもすると、こういう大切な根本がすっ飛ばされて、技術的なことに走ってはいやしないかと考えさせられました。

今後も10月29日に山形県立図書館、10月30日には秋田県立図書館と続きます。
参加した人は必ず、こういうことを知らなかった。来てよかった。もっと多くの人に知ってほしいと言われます。

どうか、先ずは参加してみてください。

第14回本間一夫記念 日本点字図書館チャリティコンサート

日本点字図書館チャリティコンサートのお知らせです。
「コーラスの饗宴(うたげ)早慶歌合戦」です

2016年12月18日(日)    開場11:00/開演:12:00
会場 府中の森芸術劇場どりーむホール
全席自由席 2,000円

その他詳細は日点サイト

“競い合い、助け合うコンサート2016”のお誘い

恒例のチャリティーコンサートの詳細が決まりました。

是非、みなさまお誘い合わせの上、おはこびいただき、
声援を送っていただければ幸いです。

日時 2016年11月12日(土)
13時      開場
13時30分  開演
16時      終演(予定)

会場  西荻地区区民センター(勤労福祉会館)
入場料 (全席自由)
一般3,000円
学生2,000円
ペアチケット(前売りのみ)3,500円

主催:社会福祉法人 視覚障害者支援支援総合センター

詳しくはHPに掲載されています。
http://www.siencenter.or.jp/

 

 

 

ラジオ番組とイベントのお知らせ

国立民族学博物館の広瀬浩二郎さんからメッセージがとどきました。
転載いたします。

①9月9日深夜、NHKラジオ深夜便の再放送
6月に放送されたラジオ深夜便「明日へのことば」が再放送されます。放送はNHKラジオ第1(全国放送)で、9日(金)の25時過ぎ、つまり10日の午前1時過ぎです。

前回は早朝4時の放送でしたが、今回は深夜1時なので、比較的聴きやすい時間帯ですね。6月の放送はそれなりに好評だったようで、僕の所にも感想メールが多数届きました。

一方、「朝早くて聴けなかった」「録音するのを忘れた」という声も多く寄せられました。そんなわけで、再放送はありがたいです。

現在、兵庫県立美術館で僕が担当する企画展が開催中だということもあり、NHKが再放送を決めました。

番組では僕の半生、さわる展示の意義などについて話をしています。よかったらお聴きください。
みなさんからのご意見、コメントもお待ちします。

②9月19日、兵庫県立美術館で講演会

7月2日~11月6日開催の企画展「つなぐ×つつむ×つかむーー無視覚流鑑賞の極意」はおかげさまで好評です。すでに、この企画展を体験してくださった方も多数おられます。

来場者のアンケートでも、本展を「新しい美術鑑賞のあり方を提案する試み」

として好意的に評価してくれる人が大半です。

これまで子ども向け、大人向けのワークショップを企画展関連イベントとして実施しました。

そして今回、9月19日(月・祝)に、講演会「人生の触り方ーー『無視覚流』の極意を求めて」を開催します。

美術館主催の関連イベントとしては、最後の企画となります。
申し込み不要なので、お気軽にお越しください。
講演会と合わせて、企画展も体験していただけると嬉しいです。

ただし、当日は企画展の混雑が予想されます。
展覧会の性質上、一度に会場に入れる人数に限りがあります。
混雑時は予約券を発行して対応するようにしていますが、多少の待ち時間が出てしまうかもしれません。

企画展体験をご希望される方は早めにお出かけください。

企画展は11月6日まで開催しているので、今回の講演会参加が難しい方は、他の日の訪問をご検討ください。平日がお薦めです。

その他にも秋は各地で大小のイベントを担当します。どこかの会場で、みなさんとお会いできるのを楽しみにしています。
広瀬浩二郎

No.402 読書バリアフリー研究会

早いもので、もう9月です。
都心では台風一過、暑さが戻ってきました。
台風10号の被害にあわれたみなさまに、心からお見舞い申し上げます。

さて、伊藤忠記念財団主催の読書バリアフリー研究会の後半が始まります

10/1(土) 長野会場  県立長野図書館 10時~15時30分

10/2(日) 山梨会場  県立山梨図書館 10時~15時30分

10/29(土) 山形会場  山形県立図書館10時~16時

10/30(日) 秋田会場 秋田県立図書館 10時~16時

事前申込みが必要です。

詳細はhttp://www.itc-zaidan.or.jp/でご確認を

紙の本では読むことが難しい子どもたちがたくさんいます。伊藤忠記念財団は、そのような子どもたちへの読書支援を目的に児童書を電子化(マルチメディアDAISY規格)し、全国の特別支援学校などへ配布する事業を実施しています。この講座では、読むための障害となるさまざまな原因とそれを解消するために有効な媒体、支援方法について学び読書支援ができる人材の養成を目指して実施しています。

学校教職員、図書館職員、医療関係者、障害のあるお子さんのいる家族、その他この事業に興味や関心のある方ならどなたでも参加できます。(伊藤忠記念財団ホームページより)

音訳を担当している私たちも、この事業を全面的に応援しています。

どうぞ、会場のお近くのみなさま、ご参加ください。もし、当日参加できなくても、図書館職員や学校の先生方に、こういう会が開催されることを教えてあげてください。

お互い先ずは知ることから始めましょう。

なお、長野県は当会の熱心な会員のみなさんがたくさんいるところですし、会場は日帰り圏内です。
できれば、私も参加しようかと思います。

またみなさまにお目にかかれたら嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願い致します。

読書バリアフリー研究会(最新情報)

読書バリアフリー研究会の今後の日程をおしらせします。

2016年10月1日(土) 【長野会場】~県立長野図書館

http://www.itc-zaidan.or.jp/event_nagano20161001.html

2016年10月2日(日) 【山梨会場】~山梨県立図書館

http://www.itc-zaidan.or.jp/event_yamanashi20161002.html

2016年10月29日(土) 【山形会場】~山形県立図書館

http://www.itc-zaidan.or.jp/event_yamagata20161029.html

2016年10月30日(日) 【秋田会場】~秋田県立図書館

http://www.itc-zaidan.or.jp/event_akita20161030.html

サイトワールド ボランティア募集!!

今年も11月1日(火)から3日(祝・木)の三日間、すみだ産業会館(東京)でサイトワールドが行われます。
毎年音ボラネットへボランティアの依頼があります。
例年どおり会場内の放送、そして、今年は展示会場内のガイドボランティアのボランティアも募集しています。

会員のみなさま、お手伝いいただける方を募集いたします。
(詳細は⇒2016サイトワールドボランティア依頼

なお、ガイドボランティアは日本点字図書館でサイトワールドに特化した講習もありますのでご安心ください。
(詳細は⇒2016サイトワールド_ガイドボランティア講習会募集のおしらせ

★詳細をご覧になり、お手伝いいただける方、また、お問い合わせは
音ボラネット事務局まで  メールにてご連絡ください。
info@onyaku.net

No.401 お礼

3月末の愛知県豊橋市から始まった「藤田が参上」も、7月に入り茨城県水戸市、土浦市と続き、下旬には、長崎県佐世保市を訪問。
都度、その様子をこのコーナーに書いてきました。
ご丁寧に代表のみなさんから、感想等寄せていただいています。

本当にありがとうございます。

私が伺うことで何か、みなさんの中に残せたら嬉しいです。そして、連携・協力の大切さに気付いてくれたら、なおさらです。
これこそがネットワークですから。

さておかげさまで、この「藤田が行く」も「大分から佐世保へ」で、400号となりました。
「達成おめでとう!」と書き込んでくれた九州の大木さんはじめ、みなさんの励ましのおかげです。

これからも、地方に出向く折りには、少しでも地元のみなさんと交流ができればと思います。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

No.400 大分から佐世保へ

全日盲研2日目、終了間際に会場のホルトホール大分を後にしました。大分駅から博多に出て、更に佐賀を経て佐世保へ。
佐世保では、佐世保音声訳の会のメンバーとの交流が待っています。

昨年の当会の総会開催直前に、佐々木喜美枝さんと平嶋仁子さんから会員申込がありました。佐々木さんはどこかに音ボラネットのような会があるはずだと思っていたそうです。
北川和彦先生が「北川通信」を送る際に、当会のリーフレットを同封してくれました。それを手にして、これだと思われたそうです。

早速二人で総会への申込みをしたものの、佐々木さんは、体調不良で参加できなくなり、一人平嶋さんが、総会終了後のテキスト化プロジェクトメンバーの集まりにも参加。
精力的に情報を集めて、帰途につきました。

その後、福岡の大木さんとやり取りを重ね、大木さんいわく、音ボラネット初のテキスト化の通信講座の一期生、となりました。
長崎県視覚障害者情報センターでのテキストDAISY製作グループの一員としても頑張っています。

一方の佐々木さんは、総会にこそ参加できなかったものの、新しい情報を得たいと、会報を心待ちにし、来年2017年の総会に期待してくれています。

そんなこんなで4件目の「藤田が参上」となりました。
予定を教えてと言われ、佐世保到着から長崎空港出発までお知らせしたところ、室内での交流会はもちろんのこと、戸外でも交流会ができますと、事細かに予定をたて、みなさんとの交流会スケジュール表を送ってくれました。
恐縮の極み。

佐々木さんいわく、忙しくてみんなで食事もしたことがないと。
遠路はるばる情報を携えてきてくれる藤田と、この機会を使ってみんな一緒に遊びたいのです、と。
みなさんの優しい思いやりに涙が出るほどです。

先ずは夕刻の到着に合わせ九十九島クルーズです。
実際の島の数は208。佐世保港の外側から北へ25キロにわたり、島々が点在します。
漁船のような感じの船ですから、遊覧船とは違い小回りがききます。おかげで白地に紅色の斑点のあるカノコユリを見せてもらいました。
波一つない穏やかな海、まるで墨絵のように遠くいくつもの島影が重なります。太陽が沈むまでの1時間は、夢心地でした。

翌日はテキスト化の話もあり、大木さんも合流。
ボランティアセンターでの交流会です。

井の中の蛙ですからと、みなさん熱心に話を聞いてくださり、質問もたくさんでました。年齢制限で、読みばかりではなく校正や編集も引退。寂しい思いをしていた高齢の、しかし実にかくしゃくとした数名の方が、テキスト化の活動について、ひと花もふた花も咲かせられますと笑顔が弾けました。頼もしい限りです。

このあとは、それぞれの活動の足であるマイカーに分乗し、有田へ移動。車の中でもさまざま意見交換。そして柿右衛門窯などなど、目の保養をさせてもらいました。

ずいぶんとみなさんには、ご負担をかけたかと案じましたが、楽しかったと言っていただきほっとしました。
ほんとうにみなさん優しいと思います。私のようなものの話を喜んで聞いてくださる、感謝です。

今もあの九十九島に沈む夕陽が瞼に浮かびます。
お世話になりました。
ありがとうございました。