たまに企業のCSRの担当者から連絡をいただくことがあります。
企業の社会貢献のために何かしたいと。
ネット上で「音訳」というのを見つけたが、どんな活動なのかとお尋ねがあります。
「朗読」は知っているが、「音訳」について、ほとんど知らないというみなさんが、実に多いことに驚くくらいです。
私たちの広報不足でしょうか。
この度は、初めから社員のみなさんが、「音訳」に取り組みたいという企業からの相談でした。
早速に、私たちのの活動拠点である飯田橋のボラセンでお目にかかりました。
日本有数の建設機械、重機械のメーカーのCSR室の方です。
社員のみなさんがお持ちの機械関連の専門知識を生かし、専門書を音訳したいというのが希望のようでした。
音訳ボランティアは、自分たちが読みたいものを読んでいるのではなく、あくまでも利用者からの依頼ありき、であるという話。
また日本語が読めて、話せれば誰でもすぐに、音訳者になれるわけではないという話をしました。
あえて、かなりハードルの高い活動であるということを理解していただきました。
でも今は、完成までに大変な労力と時間のかかる音訳に代わり、「テキスト化」なるものが普及しつつあるということも説明しました。
どちらかというと、この「テキスト化」の方が企業のみなさんに向いているかもしれないとお伝えしました。
後日、「テキスト化」に興味を持ったとのことで、ソフトのことなど様々なご質問がありました。
すぐにというわけにはいかないかもしれませんが、こういう企業のみなさんが、私たちの活動に関心を持たれ応援してくださることは、大変にありがたいことです。
そういえば、いつかある利用者さんが、音訳ボランティアのみなさんは、おとなし過ぎる。もっとみなさんの活動を世間にアピールしてくださいと、言われていました。
そうですね。もっともっと「音訳」のことを周知すべく頑張りましょう。
それがとりもなおさず、利用者さんの生活や学習等の環境を知ってもらうことに繋がるわけですから。
3日「Win8.1のインターフェイスに関する問い合わせ」公開から3時間。
新潟の音訳者の方から
「このお悩みに関しては Daisy Tokyo の DAISY編集者連絡会掲示板
http://daisy.bbs.coocan.jp/?m=listtitle
のスレッドNo. 1147 そのほかに参考になる意見交換があります。
その他のお悩みも この掲示板は結構レスポンスが早いです。」と
情報をお寄せいただきました。
当方、勉強不足でしたが、
音訳に関するさまざまな情報交換があります。
皆さまも是非ご参考にアクセスしてみてはいかがでしょう。
川島昭恵さんの語りの会のお知らせです。
9月20日(日)
宮澤賢治作 「どんぐりと山猫」
杉 みき子作「電柱物語」他
10月18日(日)
安房直子作 「ほたる」
「小さい金の針」
杉みき子作 「さよならを言わないで」より
「フォスター事件」
どちらも昼3時~。
入場料 2300円です。 会場は 音や金時です。
詳細はホームページ
www2.U.-netsurf.ne.jp/~otokin
をご覧下さい。
事務局にお問い合わせがきました。
Win8.1のパソコンに変えました。インターフェイスは何をつかったらいいか?
というお問い合わせです。
皆様から情報をおまちしています。
合わせて、インターフェイスを使っても録音音量が上がらない、といった声も
たくさん聞きます。(この件は8.1にかぎりませんが)
これぞ!という情報をお持ちでしたらお願いします。
事務局まで ⇒ info@onyaku.net まで。
この度、音ボラ事務局のアドレスを
info@onyaku.net (@は半角に置き換えてください)に統一しました。
onyaku-netで始まるアドレスからメールをお送りしたこともありましたが
こちらは廃止しました。
お問い合わせ等、すべてのメールを info@onyaku.net でお受けします。
どうぞよろしくお願いいたします。
◆演劇結社ばっかりばっかり 第十七回公演チャリティ朗読会『朗読縁日』
晩夏の入り口、祭囃子に誘われて、あれやこれやと想いを巡らせてみませんか?
今年のばっかりばっかりチャリティ朗読会は一味違います!…と思います。(笑)
日時:8月29日(土曜日)、30日(日曜日) 昼の部14時、夜の部18時(全4回)
会場:スタジオHappy Box富士見台(練馬区貫井4-2-2 パークサイドコーポ1F)
アクセス:西武池袋線富士見台駅北口より徒歩5分。
※ご希望により、富士見台駅からの誘導をいたします。
料金:1500円。
定員:各回30名。(完全予約制)
出演:鈴木大輔、二宮加代子、美月めぐみ
演目:大川悦生(おおかわ えっせい)作『おかあさんの木』、東海林さだお「丸か
じり」シリーズより、ほか
内容:朗読6作品(1時間強)と、アフタートークでお客様と交流会(40分程度)
!
☆お問合せ・ご予約
TEL 090-3818-6424(受付は10時から18時)
Eメール otegami@bakkaribakkari.net
演劇結社ばっかりばっかり ホームページ
http://www.bakkaribakkari.net/
劇団Blog
http://blog.livedoor.jp/bakkaribakkari/
※純益は、盲・ろう二重障害の皆さんの団体へ寄付いたします。
ご来場、お待ちしております!!
東京市民・ボランティア活動センターからの情報です。
第1回:企業の社会貢献について理解しよう!
【協力】UBS証券株式会社
9月7日(月)19:00~20:30 @UBS証券株式会社
第2回:社員ボランティアに協力してもらう!
【協力】ギャップジャパン株式会社
10月21日(水)19:00~20:30 @東京ボランティア・市民活動センター
第3回:ビジネス・コミュニケーションを知ろう!
【協力】日本ヒューレット・パッカード株式会社 & 株式会社日本HP
11月4日(水)19:00~20:30 @東京ボランティア・市民活動センター
第4回:ITを活用して支援を集めよう!
【協力】ヤフー株式会社
12月2日(水)19:00~20:30 @東京ボランティア・市民活動センター
第5回:魅力的なプレゼンの仕方を学ぼう!
【協力】日本マイクロソフト株式会社
2016年1月20日(水)19:00~20:30 @東京ボランティア・市民活動センター
★詳細およびお申込みは、下記のサイトからどうぞ!
http://www.tvac.or.jp/news/35685
さわるテクノロジー2015のご案内です。
多数の方のご参加お待ちしています。
■主催:社会福祉法人桜雲会、有限会社読書工房、ヘレンケラーシステム開発プロジェクト
■日時:2015年9月5日(土)10:00~16:40(受付開始9:40~)
■参加費:無料(参加予約制)
※参加希望の方は、以下メールアドレスへ「9月5日参加希望」という件名をつけて、お名前・所属先(あれば)・連絡先メールアドレス・点字資料(当日受付でお渡し)、テキストデータ資料(事前にメール送信)の希望の有無をお知らせください。
墨字版(当日受付でお渡し)のみ希望の場合は、記載不要です。
1~2日のうちに、受付した旨のメールを返信いたします。
info@d-kobo.jp
■会場:北とぴあ(ほくとぴあ)7F 第二研修室
アクセス
※昼食を会場内で食べることが可能です。駅前なので、近くにも飲食店があります。
■イベント概要:五感の中でもこれからの活用が大きく期待される「触覚」をテーマにしたミニイベントです。
「視覚障害者と情報処理」「ロボットを活用する触覚体験」「さわる美術館」の3つのパートに分かれた講演を中心に、実際のデモンストレーションも体験いただけます。
※出演者やデモ体験の内容は一部変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
■イベント内容:
10:00 開会のことば
【パート1】10:10~12:00 視覚障害者と情報処理
長谷川貞夫(ヘレンケラーシステム開発プロジェクト)、有光 勲(元高知盲学校教諭)、横田隆彦(高知システム開発)
12:00~13:00 休憩
【パート2】13;:00~14:45 ロボットを活用する触覚体験
長谷川貞夫(ヘレンケラーシステム開発プロジェクト)、半田拓也(NHK放送技術研究所)、三好孝典(豊橋技術科学大学)
14:45 休憩
【パート3】15:00~16:30 さわる美術館
嶺重 慎(京都大学)、大内 進(手と目でみる教材ライブラリー)
16:30 閉会のことば
16:40 終了 以上です。
去る8月5日、上記の表彰者が発表されました。
おめでとうございます。
★厚生労働大臣賞 中川 容子さん(鳥取県)
★文部科学大臣賞 堀尾 純子さん(愛知県)
★全国表彰 (朗読) 日下邦子さん(北海道)
坂 茂子さん(宮城県)
岡本潤子さん(群馬県)
関口季三江さん(東京都)
松野尾典子さん(静岡県)
山岸昌江さん(岐阜県)
佐々木マス子さん(大阪府)
内藤雅子さん(愛媛県)
西 雅弘さん(鹿児島県)
松島修子さん(福岡県)
(校正) 大塚稜子さん(北海道)
前野美紀代さん(兵庫県)
先日、長野市内から個人会員の入会申し込みがありました。
このことがことの他嬉しかったのには、訳があります。
全日盲研松本大会2日目を早めに退席し、長野市に移動しました。
「やまびこ会」での講演のためです。
そしてそこに参加してくれていた1人の方から、入会申し込みが届いたのです。
私が松本に行くということを「やまびこ会」の代表山口さんに話したところ、ぜひ音訳者の現状について、講演をと依頼がありました。地方となると、総会やシンポジウム等への参加は、代表や限られた人になりがちです。
山口さんは、新しい情報を熱心にみなさんに伝えてくれています。
しかし、「暴走?する代表が、いくら口をすっぱくして話してもダメなんですよ。生音ボラネット代表の口から、”時代の変化に応えるこれからの音訳者像”を語ってほしい」と。
ありがたくお受けしました。
準備期間もないなか、日頃お世話になっている長野市社会福祉協議会でプレゼンし、助成金を勝ち取り、チラシを作り、会のみなさんと頑張ってくれました。
その結果、当初やまびこ会員28名位の参加者と聞いていたのに、いざ会場に足を踏み入れてみれば、50名からのみなさんが待っていてくれました。
「せっかくなので会員だけではなく、来るもの拒まずで広く参加を呼びかけましょうよ」と提案すると「もちろんです!」と力強く応えてくれたとおりの結果に、驚くやら嬉しいやら。
ところで、「やまびこ会」は、社協で活動するメンバーで著作権のことでは、苦労しているグループのひとつです。
しかし、地元の利用者との交流にも熱心で利用者からの信頼もあります。
さて私の方からはテキスト化への流れ、マルチメディアDAISYのことなども話しました。
また一番ホットなところとして、松本市と長野市に2校ある盲学校の様子、今後、待ちの姿勢ではなく、ダメ元でこちらから働きかけ、連携を考えましょうと、訴えました。
最終的に今日の話に興味を持った方が、一人でも二人でも、インターネットで繋がっての活動を始めませんかと話を結びました。
みなさん関心を持って聞いてくれたようです。
熱い盛りに集まって聞いてくださったみなさまに、心からのお礼を申し上げます。
数年前に総会の議長をお願いした鈴木さん、そして奥さまにも再会できました。
有意義な長野旅でした。
全国音訳ボランティアネットワーク通称〝音ボラネット〟のサイトです!