「藤田が行く!」カテゴリーアーカイブ

No.540 第109回全国図書館大会岩手大会 その1

二日間にわたり、盛岡市内で開かれた「全国図書館大会 岩手大会」に参加しました。「理想郷“イーハトーブ“で本当の幸せを考える〜希望ある未来は図書館とともに〜」がテーマです。 4年ぶりの対面での開催となりました。 どんな方々との再会が、また新たな出会いが待っているのか、ワクワクしていました。 初日は開会式、建築賞表彰、基調報告と続き、記念講演です。 その前にステキなオープニングアト...

No.539 読書バリアフリーと学校司書の役割

長崎から戻ってみれば、シンポジウムが待っていました。 衆議院議員会館で15時30分から17時30分までの開催です。私としては、少々厳しい時間帯ですが、議員連盟のみなさんが出席しやすい時間帯という設定ということでしょう。 挨拶や出席議員の紹介がありました。 続いて、学校図書館議員連盟事務局長 笠 浩史氏から、「読書バリアフリーと学校司書の処遇改善をめざす施策について」の報告がありま...

No.538 長崎例会

今年の公共図書館で働く視覚障害職員の会(通称 なごや会)の例会は長崎県長崎市と大村市が、会場でした。 メインは大村市にある「ミライon図書館」の訪問です。 長崎県立長崎図書館と大村市立図書館が共同運営する図書館です。都道府県と市町村が共同運営する図書館は、高知県の「オーテピア高知図書館」についで二例目だそうです。 木材がふんだんに使われ、ベンチなどあちこちで船のイメージが見られま...

No.537 観劇

都内初台の新国立劇場に行ってきました。 シェークスピアの「尺には尺を」を観てきました。 大阪から夜行バスで上京、終了後にトンボ帰りをしてまで観たいという視覚障害の方の誘導の為です。 シェークスピア全集全33巻(松岡和子個人全訳)を対面で、年内には読了というからすごい人です。案内をよろしくと連絡がありました。 新宿バスタに朝6時、そして帰りは夜10時。 丸々お付き合いはでき...

No.536 松本市でのセミナー

秋風立つ長野県は松本市に行ってきました。 長野県視覚障害者福祉協会主催の「音訳ボランティアセミナー  松本市〜誰でもできる 録音図書校正者を目ざして〜」に参加するためです。 実は5月末にお邪魔した「長野県赤十字奉仕団ひびきの会」の代表からいただいた資料の中の情報でした。 県内2ヶ所、長野市と松本市での開催とありましたが、長野市はすでに遅し。ならば松本市へ。 福祉協会に連絡。...

No.535 朝日新聞記事

9/30付け、朝日新聞「be report」に、8月末に取材を受けた記事が掲載されました。 音訳ボランティア 読書の楽しさ伝える障害者の「目」 というタイトルでした。 欲を言えばキリがありませんが、初めて音訳、音訳ボランティアという言葉に接した人には、理解しやすい記事だったのではと思います。 全体的にバランスの取れたものになっていたのではないでしょうか。 やはり、反...

No.534 新聞記者からの取材

この頃、新聞などで音訳が取り上げられることが、多い感じがします。 つい先日は、個人会員の可児さんから、西日本新聞の記事を教えてもらいました。 「視覚障害者の力になりませんか 音訳・点訳ボランティア募集 長崎、佐世保両市」というものです。 可児さんは、いつも全国の貴重な情報を寄せてくれています。 今までコロナ禍にあって、音訳者養成講座が中止、または実施しても人が集まらないという状況が、続...

No.533 高校生からの取材

石川県能美市の高校の先生から、メールがきました。 放送部の顧問だそうです。 放送部の秋の大会のラジオドキュメント作品制作のため、地元の音訳ボランティアを取材しようと準備中。 ついては、全国の音訳ボランティアの人数、そして音訳の始まりについて教えてほしいと。 ボランティアの人数については、それぞれの活動形態が異なるため、正確な数は不明とお応えしました。公共図書館、点字図書館、社会福祉...

No.532 戸山図書館における研修会

危険な暑さの中、ある研修会に参加しました。 新宿区立戸山図書館主催の「知的障害者を読書へ誘う合理的配慮の実際」です。 先ずは、びわこ学院大学の藤澤和子先生から 1.知的障害者の読書の問題 2.当事者が求める資料 3.ニーズに応じたわかりやすい図書、視聴覚資料 4.わかりやすい資料を届けるための環境整備 以上のようなお話がありました。 次は、株)樹村房...

No.531 鶴見大学訪問

新宿区立戸山図書館の矢部館長から、鶴見大学文学部の元木先生を紹介され、大学まで案内していただきました。 先生は3Dプリンターでパリの凱旋門や石川の金沢駅の鼓門など名所や地図を作成し、視覚障害者へ情報提供している方です。 とても楽しい方です。 伊藤忠記念財団の電子図書「わいわい文庫」で、昔話の神奈川版を作られた方でもあるそうです。 視覚障害の方たちにとって「触る」ということか...