藤田が行く!

No.36 ある出会い

私たちの活動拠点である飯田橋ボラセンから紹介されたと、ある弱視者の方から電話が入りました。ご自身のカルテを読んでほしいと。身の回りのことは何とかできるが、文字を読むことに不便を感じるとのこと。拡大読書機を使えば楽だろうけれど、本体が大きくて狭い部屋に置く場所がなく持っていないと。 近くの音訳ボランティアを紹介しようとしたら、個人情報なので誰でもいいというわけにはいかないと言われました。ドイ...

No.35 新聞取材 その後

「2月28日の新聞にでてましたよ」と鳥取の安部さんが教えてくれました。 2月初め、日経新聞大阪本社の記者から取材を受けました。(本ページ下方 2月8日付け掲載)「音訳」が広まればいい、「全国音訳ボランティアネットワーク」の存在を広く知ってもらいたいという思いで質問に答えました。記事になったら掲載紙の送付をと依頼しておりましたが、何もきません。忘れていた頃の安部さんからの情報でした。早速にス...

No.34 シンポジウム「情報アクセシビリティの実現に向けて」

戸山サンライズ(新宿区)で障害者放送協議会シンポジウム「情報アクセシビリティの実現に向けて」に参加しました。このシンポジウムは、障害者放送協議会が取り組んでいる2つのテーマ「著作権」と「放送・通信バリアフリー」を取り上げ、権利条約の新しい視点で捉えながら、障害当事者のニーズ、第一線の取り組み状況、また、国の施策や最新技術動向の発表を交え、今後の方向性について議論がなされました。 福岡の川崎...

No.33 さらにいろいろな方と…

日本点字図書館で全国視覚障害者情報提供施設協会事務局長の藤野さんと神奈川ライトセンターの姉崎さん、静岡点字図書館の熊谷さん、日本点字図書館の岩上館長にお目にかかりました。当方も副代表と会報担当者の3人で伺い貴重な情報交換をさせていただきました。 今後ともいろいろと教えていただきながら、私たちでできることがあれば協力したいと思いました。私たちはまだまだ無名の小さな集まりかもしれませんが、身軽...

No.32 マルチメディアデイジー

新交通ゆりかもめに乗って船の科学館という駅で降りて、東京国際交流館に向かいました。東京のウォーターフロントと呼ばれる地域です。何だか近未来都市に紛れ込んだような感じです。 国立の視覚障害センターの皆さんによる「視覚障害者が快適に学習する環境を目指して」と題し、マルチメディアを活用した視覚障害者用教育訓練システムの研究開発についての発表がありました。 中途失明の弱視者の理療科の教科書...

No.31 教科書バリアフリー法

教科書のバリアフリー化を法制度化するために超党派で取り組んで、という陳情に、衆参議員会館に出向きました。弱視者問題研究会の宇野先生(筑波大付属盲)からの呼びかけに応じたものです。 私たちの班(参加者が3班にわかれ、それぞれ20数名を訪問)は、もれなく秘書のみという状況の中、要望書を渡し、弱視の学生さんが熱心に説明をしてきました。 「教科書のデジタルデータの提供」「盲学校理療科におけ...

No.30 ロゴス点字図書館 訪問

6月7日のシンポジウムの打ち合わせにロゴス点字図書館を訪問しました。東京駅の京葉線乗り場は、端の方にあるので少し歩きます。各駅停車に乗ること7分で潮見駅ですがあまり本数がありません。要事前チェックです。潮見駅から徒歩7分。 会場は日本カトリック会館マレラホール。バブル時に建てられた大変立派なきれいな所です。設備も整っています。高橋館長のお力添えでお借りすることができました。 今まで...

No.29 健康科学大学の香川先生と懇談

私たちの活動拠点である「ボラセン」(飯田橋)で香川邦生先生にお会いしました。先生には6月7日(土)開催予定の「医療関係の音訳を考える」の基調講演の講師をお願いしています。 もともと盲学校の先生で、文部科学省にもいらしたことがあり、現在は山梨県の健康科学大学の教授です。生意気ながら大変気さくなバランスのとれた方とお見受けしました。当日が楽しみです。 2007年11月シナノケンシ?主催...

No.28 出版UD研究会へ参加

UD出版研究会のシリーズ「わかりやすく伝える」最終回。認知の障害と「わかりやすさ」ということで近藤先生(東大)からお話がありました。 アスペルガー症候群の当事者お二人からも貴重なお話を伺いました。 視覚障害者用の点字ブロック、あざやかな黄色なのは弱視者に識別ができるようにという配慮だが、これにストレスを感じる障害者もいる。特定の障害だけでなく色々なニーズがあるということを知ることの...

No.27 日経新聞大阪本社から取材

日経新聞大阪本社の社会部の記者の方から電話取材を受けました。香川県視覚障害者福祉センターが取り組んでいる菊池寛全集の録音図書が完成する見通しとなり取材を続けていらっしゃるとのこと。 音訳ボランティアの現状や課題等について、お話をしました。少しでも「音訳」への関心が高まり、理解の輪が広がるといいなと思います。 でも、はたして記事になるのか、その時はどんな風にまとめられているのか、いつ...