No.484 馬場村塾

珍しく高田馬場を飛び出して、高円寺障害者交流館での開催でした。参加者92名、懇親会参加者は61名という、いつもの馬場村塾からは、想像もできない一大イベントという様相を呈しています。

「障害を持つ人、持たない人~小手鞠るいがみた障害と社会」
中学生の参加もありで、いつもより若い人が圧倒的でした。また、府中市議会議員、都議会議員も参加。発信力のある人たちには、期待したいです。だれかが、紹介してくださったのでしょうが、ダメ元であちこちにアピールするのは大切です。

私も受け付け担当で参加。懇親会費集めは、かつてない金額で緊張しました。この頃、ほとんど参加できずにいましたが、当初からのメンバーとして少しは、お役にたてたでしょうか。

第一部は、塾長の大川和彦さんから、塾の紹介がありました。続いては、田中恵さんから「楽しく混ざり会う社会」について。

小手鞠さんのお話。
原書房の編集者、相原結城さんからは、「一人の親として思うこと」
小手鞠さんの編集者であり、ダウン症のお子さんのお母さんでもあります。

第二部では、会場との意見交換がありました。

そもそも今回の馬場村塾は、前回のプレゼンターだった田中さんが、小手鞠さんを紹介してくださったということです。「恵さん」とみなさんから親しみをこめて呼ばれている田中さんは、ワシントン州盲人協議会シアトル支部の役員であり、アメリカと日本で活動中です。明るくてチャーミング。そしてバイタリティ溢れる方です。

以前お会いした時に、日本の録音図書は、平板であまり面白くなかったとおっしゃっていたので、再度伺うと、フライト中に聞いたのは、そんなでもなく楽しめたと。個人差があるのねと。

小手鞠さんもアメリカ在住です。作家で「ある晴れた夏の朝」で小学館児童出版文化賞を受賞。その他にも受賞多数。

健常者ってどういう人?障害者には、健常者の差別意識を取り除き、差別から解放して幸せにしてあげると。障害のない人なんていないと思うとも。

ホノルルから8時間半のフライト、時差ボケとおっしゃっていましたが、そんなことは微塵も感じさせない素敵な笑顔でした。

恵さんとエッジの効いたお話しを展開。
参加者全員の背中を押してもらったような気がしました。

大川さんと恵さん。恵さんから小手鞠さんとご縁がつながった活気ある楽しい会でした。私も懇親会で素敵なご縁をいただきました。次につなげていきたいです。

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