No.524 ある講座

新宿区立戸山図書館矢部館長からの講座のご案内を会報47号に掲載しました。

北陸大学河野俊寛先生の「ディスレクシア(読み障害)がある人の特徴とサポート〜読み、学びを保証する方法を考える〜」です。

会場30名、Zoom50名の参加者募集が早々と満員御礼となったとのこと。当会は、共催として名前をあげていただきましたが、大したことはできませんでした。当日事務局で、会場派とZoom派に分かれて参加できたことが、せめてもの協力だったでしょうか。

音訳ボランティアの参加はほぼなかったようです。

しかしそんななか、那須塩原の、のびる会松木会長の取組みには、いつも頭が下がります。

図書館に働きかけ、パブリックビューイングで20名もの参加者があり、学校の先生も複数参加してくださったそうです。(3月29日発行の音ボラネット通信48号をぜひお読みください)

さて、ディスレクシア当事者のみなさんは、「字が読めないわけではなく、字が書けないわけでもない。ただスラスラと正確に読み書きができないだけ」なのです。こう言われるとほとんど全員が「ずっと自分の努力不足だと思っていた」と。

そんなふうに思わざるを得ないのは、苦しいですね。

周りの正しい理解があれば、こういうことは起こらないのではないでしょうか。

参加者全員、学んだことを発信していきましょう。理解者を増やし、支援の輪を広げることが大切だと思います。

貴重な講座、ありがとうございました。

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