No.103 ヤングアダルト

8月16日(日)埼玉県上尾市内にある「YAクラブ」に伺いました。主催の美月さん、事務局の加藤さんや会員の皆さんの月に1回の例会です。加藤さんのご自宅の敷地内に建つログハウスが事務局です。(事務局があるということはうらやましいかぎりです。)

基本的には読者サークルということですが、主に朗読協力員と呼ばれている音訳ボランティアが読んだものの編集やモニターなど、見えない人も一緒に作業をしているとのこと。情報交換を兼ねた「おしゃべり」が最高に楽しそうでした。その「おしゃべり」の中から「その本おもしろそう、私も読みたい(聞きたい)」となると、「じゃあ音訳しちゃえ」ということにもなるそうです。著作権のことは許諾申請部がしっかり働いています。

私自身、今までなじみのなかったヤングアダルト層(20代後半くらいまで?)向けのヤングアダルト部門に関する皆さんの知識や情報は半端ではありません。飛び交う作者名も作品名もまるでわかりません。勉強不足を痛感しました。

それぞれに仕事を持ち、趣味は歌だったり、朗読劇だったり、演劇だったりとみなさんとてもパワフル。音訳と朗読の違いはということについて、点字とは違うから感情が入るのが当たり前。小説を何かの取扱説明書と同じに読まれても困るという話には大いに納得。また、ある図書館のものはなまりがある。また、音訳者がウルウルしながら(本の内容に感動して?)読んでいるものもある。途中で返却してしまうという話には返す言葉もなし。2度、3度とおじゃまをして、皆さんの生の声をじっくりと聞かせていただきたいと思った一日でした。

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