No.186 大震災 その後

安否がわからなかった会員のみなさんが、無事でした。ようやく今朝、電話がつながった方もいます。一番気がかりだった仙台市内の方々が、無事だったのは何よりでした。

直接的な被害はなくても、断水が続いているとか、停電しているとか、生活に支障をきたしている方々が、千葉や茨城でもたくさんいらっしゃるようです。しばらくは音訳ボランティアとしての活動は、残念ながらお休みせざるを得ない状況です。

また、図書館でも被害を受けたところがあります。相模原市立図書館の地下書庫が浸水し、開館の予定がたたないそうです。千葉県立中央図書館も18日まで、臨時休館しているとのこと。その他にも、音訳関連のさまざまな催事が中止もしくは、延期になっています。

私も本日は、筑波大学の青柳先生との打合せのため、つくばまで伺う予定でしたが、つくばエクスプレスが、午後は動かないという情報があり、取り止めました。大学も被害を受けているようです。先生ご自身、視覚障害の方なので、食料の買い出しにも大変な思いをなさっているようです。

都内のスーパーの棚は、ほとんど空っぽ状態。食料は入荷しているけど、絶対量が少ない上、一人一本の牛乳や、一人一パックの卵を何度も足を運び、複数個買っていく人がいるとお店で嘆いていました。今日のテレビで、ある避難所では、アメが一個、小さなゼリーも一個、おにぎりは二人で一個の配給と言っていました。

偉そうなことをいうつもりはありませんが、亡くなられた方々のことや避難生活を余儀なくされているみなさんへの想像力をなくしてはいけないし、思いやりを忘れたくないと思います。

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