No.243 打ち合せ

つくばエクスプレスで、筑波技術大学の長岡先生を訪ねました。つくば市は、学園都市と言われるだけあって、複数の大学があって、正に学生の町です。都心をうろうろしている私としては、広々としていて気持ちがいいなあと思いました。
さて、6月1日、飯田橋のボランティアセンターで、長岡先生をお迎えして、シンポジウムを予定しています。その打合せで伺ったものです。視覚障害系支援課の小野瀬さん、田中さん、納田さんも同席してくださいました。
長岡先生ご自身は利用者でもあり、視覚障害学生を支援するお立場でもあります。以前、先生から好きな作家は、梨木香歩さんと、伺ったことがあります。映画にもなった「西の魔女が死んだ」の作者といえば、おわかりでしょうか。数ある作品の中で、先生は「家守綺譚」が、一番いいですね、とおっしゃったのには、びっくり。私も、そう思っていましたので。
話が少しそれましたが、先生はとても感性の豊かな方だと思います。日本の四季の美しさ、風のにおい、日の光を感じていらっしゃいます。「耳で読む読書」量は、半端ではないようです。
それらの多くの録音図書の中で、「えーっ!?」と思うものも、あるようです。先生は、躊躇していらっしゃいましたが、「こういう読みは、どう思う」というサンプルをいくつか聴かせていただきたいとお願いしました。音訳者として、他の人はどんな読みをしているのか、関心があります。勉強のために、ぜひとお願いしました。
そしてまた、一方的な先生のお話だけではなく、例えば、数式、写真や表、三療の読み等、事前の宿題にしておいて、当日、参加者に発表してもらうことも検討しています。前述の小野瀬さんたちに協力をお願いし、例題を集めていただくことにしました。より有意義なものになるよう、心して準備を進めています。ふるってご参加ください。

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