No.254 音訳ボランティア体験学習会

日立グループのみなさんをお迎えして、「音訳ボランティア体験学習会」を開きました。
日頃お世話になっているボラセンのコーディネートによるものです。
わずか2時間(最後に自由参加の交流会が30分ありました)という枠の中で、あれもこれもと考えましたが、あくまで「体験学習会」ということです。体験に重きを置くことにしました。
メインは、広報誌のほんの一部分を題材に、写真の説明を入れながらの読み原稿を作成。
「科学」という言葉に「サイエンスのほうのかがく」と説明を入れたり、「ゼッケンといっても、初めから見えない人に、わかるのか」等、なかなか鋭い質問が、飛び出したりと、5~6人のグループに分かれのワークショップは、静かに盛り上がっていました。
続いては、一人4分の持ち時間内で、録音に挑戦。
みなさん、発声練習でも、マイクに向かっても、しっかり声が出ていました。
最後には、一部分ずつですが、再生した各自の「読み」を聴いてもらいました。
当方が、準備した、小説、雑誌、マンガも試聴。
「広報誌は、パソコンで作るのだから、データから合成音声にすることは、できないのか」と。
まさにおっしゃる通り。早くそうなるべきでしょうね。
再生機についてや、録音図書の流通についての質問には、もう少し時間があれば、丁寧な対応ができたのにと、つい思ってしまいます。
さて、日立さんでは、洗濯機にDVD付きのものが、あります。メーカーさんが、何もしていないわけではありません。
しかし、一般的に家電製品の取り扱い説明書には、音訳者が苦労しているのは、事実です。集中して取説の音訳依頼のくるグループもあります。このことに関しては、交流会でのおしゃべりの中で、同感してくださった方々もいます。
本当に短時間で、視覚障害者の、生活・学習・読書等の環境についてまで、言及できませんでしたが、みなさん、一つ一つのことに、熱心に耳を傾けてくださいました。
仕事を終えて駆け付けてくださったみなさまの意識の高さに、こちらも刺激を受けましたし、勉強になりました。
まず、顔と顔を合わせて、お互いのこと、立場を知ることから、すべてが始まる。私は、いつもそう思っています。
こういう機会を与えてくださったみなさま、そして、当日参加してくださったみなさまに、改めてお礼を申し上げます。

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