No.304 なごや会鳥取例会

公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会)の例会が、鳥取市内で開かれました。
14日から16日まで、市内吉岡温泉、田中屋旅館でお世話になりました。何か大きなイベントでもあったのでしょうか、どこも満杯。例会担当の佐藤さんが、宿を探すのに、ご苦労なさったようです。
とてもクラシカルな和風旅館でした。参加者17名とワンちゃんが一頭、その内、晴眼者は2〜3名。
こんなにたくさんの視覚障害者と盲導犬の宿泊は、初めて。戸惑いもあったようです。
しかし、旅慣れたみなさんの立ち振舞いや、その明るさに、びっくりされたようでした。バスでの送迎をはじめ、いろいろと心のこもったサービスをしていただきました。
幸い3日間とも貸し切り状態で気がねなく過ごせたこともラッキーでした。
3日間にわたり、音ボラネットの団体会員、「鳥取桑の実会」のみなさんが、サポートしてくれました。
毎年、その地域に会員がいる場合は、お手伝いをお願いしてきました。私自身も交流ができます。
この度も、代表の安部さんが、「東京まで出かけていくのは、なかなか大変ですが、地元にきていただくのなら、喜んでお手伝いさせていただきます」と、二つ返事で引き受けてくれました。
出向く先の実踏や盲学校の先生にガイドの仕方を教わったり、事前準備をしてくれていました。本当に助かりました。
さて、今回の目玉は、鳥取県立図書館と共同で、「鳥取から始まる障害者サービス〜だれもが使える図書館を目指して、今できることからはじめよう〜」を開催。午前中の講演と午後の分科会は、なごや会メンバー。そして県立図書館からは、「はーとふるサービス」についての報告がありました。
音訳ボランティアの意識もそうですが、指導的立場の職員のみなさんの意識も変わらなくては、なりません。たくさんの職員のみなさんが、参加してくださり、充実した1日でした。
今後も、会場のセッティングと図書館職員に参加を呼び掛けてくれる図書館があったら、今回の鳥取モデルを踏襲してはと、思いました。
それぞれ講師がつとまるなごや会のみなさんです。
ところで、人口60万にも満たない県の図書館の資料代が年間1億円だそうです。
佐藤さんによると、埼玉県の人口は715万。公共図書館3館で、年間予算は、6000万円とか。
この違いは、どこからくるのでしょうか。
鳥取は、みなさん片山元県知事のおかげと言っていました。
やはり、トップの考えかたでしょうか。
館内を見学させていただきましたが、その蔵書には、圧倒されました。「いきいきライフコーナー」とか、「大活字コーナー」とか、コーナーごとにまとまっている蔵書は、とても探しやすいと思いました。

資料代がどんどん減らされて、新しい本が買えないなんて話があちこちから聞こえてくる時代に、とても素晴らしい図書館です。
障害者サービスは、これからとおっしゃていましたが、今後の運用に期待したいと思いました。
鳥取のみなさま、大変お世話になりました。

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