世田谷は梅ヶ丘のうめとぴあで開かれた、朗読会に参加しました。
昔、すぐそばにある羽根木公園の梅まつりに来たことを思い出しました。
こうばこの会と俳優の大地康雄さんによる朗読会です。
みなさん、新宿区立戸山図書館馴染みの方々のようです。
「こうばこの会」とは、1993年に視覚障害の方を中心として、立ち上げられた「トークパフォーマンス」のグループです。
60回を数えるということですから、やはり継続は力なりですね。
朗読というのは音訳とは違い、色んな方たちが、発表の場を設定しています。
俳優や声優、アナウンサーなど。
そして、音訳ボランティアも挑戦しています。
「こうばこの会」のように、視覚障害者が中心となっているのは、あまりというか、全然ないかもしれません。
常に思うことは、読み手の声質、雰囲気に合っているかどうかは、大きいと思います。
短くて、山場があって、となると作品選びが大変とは、音訳ボランティアであり、朗読経験者の弁です。
その作品世界にスーッと入っていけて、原作を再読してみたくなるような朗読もあります。
何となく、DAISY図書を聞く利用者の気持ちがわかる気がしました。