今年のサイトワールドは、例年と違い、10月16.17.18の3日間でした。
錦糸町の駅には、たくさんの誘導ボランティアが、待機していました。しかし、ほとんどの方は、ガイドヘルパーさんと一緒のようでした。
すみだ産業会館8階の受付の先には、実行委員長の荒川さん、副委員長の榑松さんがいらっしゃいました。
1年間のご無沙汰のご挨拶から始まりました。
当会は、今回も場内アナウンスを担当。
初日は、事務局から2名。あとの2日間は、地元墨田区の録音グループ 「声」のみなさんが、引き受けてくれました。
さてサイトワールドは、世界に類を見ない視覚障害者向けの総合イベントです。説明を聞き、直接触って確認することができます。39の出展団体のうち、8団体が、初出展です。
毎回出展の常連さんは、バージョンアップしていたり、進化しているところもあります。
日本盲導犬協会では、盲導犬歩行の体験会を行なっていました。堂々としたワンちゃんたちが、いっそう頼もしくみえました。
特に印象に残ったブースは、まず日本ケアメイク協会です。
今や男性もお化粧する時代。見える人も見えない人も、男性も女性もクオリティ・オブ・ライフ向上のためにも、大切です。
ブラインドメイクとは、自身の手と指を使い、鏡を見ずにフルメイクができるようになる化粧技法だそうです。
まずは、スキンケアと口紅の体験会を開いていました。
続いては、株)キザキの白状です。
もともとスキーポールなどのメーカーのようです。評判も上々です。そういう所が作る白状、興味がわきました。
じっくり説明してもらいました。
子どもたちに合った白状がないという、盲学校の先生の声を受け、子どもたちと一緒に開発したものだとか。
手首に負担のかからないグリップ。サイズが調整できること。つまり、身長に合わせて調整ができる。更には、安全機能付きストラップ。
完成品は、すべての盲学校に寄贈したとのこと。
あっぱれ❗️と思いました。
その他にも、9階では、フロア発表もあり、ミニ演奏会もありで、充実していたようです。
今年も、多いに勉強になりました。歩き回れば、たくさんの懐かしい方々にも出会いました。
来年は、ぜひあなたも参加してみませんか。