音ボラネット事務局 のすべての投稿

No.191 お礼と更なるお願い

「毎日、厚労省のHPから発信されている災害情報を、視覚障害者にもわかるようにするために、PDFファイルの変換作業をお手伝いしてください」と呼びかけました。当音ボラネットの会員である九州の大木さんを中心に新規会員になったばかりの方、一般の方(お仕事をもっている方)、そして高知の学生さんと支援の輪が広がっています。日々反響があり、みなさまの真心に感謝申し上げます。

さて私は、以前、取材を受けたことのある政党の記者と連絡をとりました。震災後、現地入りし、ずうっと取材を続けているそうです。国は、緊急情報をすべての国民に、すみやかに平等に伝えるという努力をしているでしょうか。日頃から、情報障害者といわれている視覚障害者への配慮がなされていないことをお伝えしました。すると、対策本部の事務局長が、依頼者の藤原さんの地元、高知県選出の議員ということもあって即、厚労省に申し入れをしてくれました。「福祉の党」とうたっているだけに対応が早いと思いました。

現在、従来通りアンダーラインのあるものと、アンダーライン抜きの二種類がアップされています。当事者である藤原さんが、今まで陳情してきた賜物であり、皆さまの後押しの結果だと思います。多くの知恵と力を結集すれば、突破できる、と書きましたが、とりあえず一歩前進です。

更にまた、仙台市の音訳ボランティアの佐藤さんから、嬉しい情報を寄せていただきました。この佐藤さんは、震災後に入会なさった方です。3月30日、東北関東大震災視覚障害者支援対策本部宮城県支援センター(仮称)が設置されることになったそうです。スタッフが直接困っている視覚障害者や支援の必要な方のところに出向くそうです。また、宮城県視覚障害者福祉協会では、今回の震災で白杖をなくした方に無償でお送りするそうです。以下に詳細を載せますので、何とか一人でも多くの被災地の視覚障害者に、この情報が伝わりますように、皆さまからもお伝えください。ぜひとも、よろしくお願いいたします。以下詳細です。

*きのう宮城県視覚障害者センターから、今回の大震災への支援のために上記センターに東北関東大震災視覚障害者支援対策本部宮城県支援センター(仮称)が設置される事になりましたと連絡がありました。スタッフが直接困っている視覚障害者や支援の必要な方の所に出向くそうです。

連絡先は宮城県視覚障害者福祉協会(電話022-257-2022)、仙台市視覚障害者福祉協会(電話022-213-5811)、宮城県視覚障害者情報センター(電話022-234-4047)、日本盲導犬協会仙台訓練センター(電話022-226-3910)の4個所です。

また、宮城県視覚障害者福祉協会では、今回の震災で白杖を無くした方に無償でお送りするそうです(全て直杖で曲がり柄のもの、長さ88〜121センチのもの)。電話022-257-2022まで連絡をとのこと。

No.190 PDFファイル変換 その後

今、世の中では、災害やボランティア情報に大変関心があって、インターネットであちこち調べている人が多いようです。PDFファイル変換について書いた、私の拙文を見てくださった二人の方から、連絡をいただきました。

「こんなやり方があります」「私でもお役にたつことがあれば」と。お一人は、「音訳」という言葉を初めて知ったという方です。本来、見てくれているはずの音訳者からではなく、一般の方からの反応だったことに、正直、驚きました。同時に大変ありがたく思いました。

早速、依頼者と協力者にも伝えました。しかし、私たち見える者にとって「わかりやすく、見栄えのよい資料」を、視覚に障害のある方たちが、耳で聴いて理解できるようにすることは、簡単ではない作業のようなのです。以下、協力者の大木さんからの報告です。 

厚労省のHPで、ほぼ毎日出されている「東北地方太平洋沖地震の被害状況と対応について」をウオッチしています。文書のテキスト化で一番困っていることは、肝心な毎日追加される部分にアンダーラインが入っていて、これをOCRソフトが読みとれず、手打ちしなければなりません。手間取っています。

同時に依頼者の藤原さんは、厚労省に、追加変更部分にアンダーラインではなく、別の何らかの記号で表示するよう要望しています。何とかあと10名くらい、実際の作業をしてくれるボランティアを探してほしいと。被災地の視覚障害者の方々から情報を送ってと言われているそうですが、希望に応えられない現状だそうです。

パソコンに強い学生さんも歓迎です。みなさん、お力をお貸し下さい。これも、大切な災害支援の一つです。ぜひよろしくお願いします。

No.189 例会

何日か前に静岡で桜が開花したと、新聞に小さく乗っていました。 今日、地元の石神井川沿いの桜並木の蕾の先が、ピンク色に染まっていました。季節は確実に巡っています。被災地のみなさまのその後のご無事と健康を祈るばかりです。

さて24日は、私たちの例会の日でした。計画停電のために、電車の20%くらいは運休しています。時刻通り電車が来ず、集まってくるのに、よけい時間がかかります。そんな中で、私たちは、粛々と総会の準備を進めています。

ところで、福島県広野町の会員、猪狩丈夫さんが、震災の翌日から私の住まいのお隣の地域に避難していることがわかりました。「気晴らしにボラセンにどうぞ」とお誘いしました。たまたま、直前に満タンに入れておいたガソリンのおかげで、避難指示も出ていない時点で、これは危ないかもと自宅を後にしたそうです。

半日くらいで帰れるだろうと、軽い気持ちで出てきて、2週間近くたちました。練馬のご実家に身を寄せられているそうです。幸い地震や津波の被害から免れた家が、そこにあるのに、帰るに帰れない状況になっています。地元の様子やボランティアのみなさんの様子を伺いました。もはや、完璧に音訳活動は停止状態とのこと。

突然の会議への参加でしたが、外からの目で貴重な意見を伺いました。猪狩さん自身は明るく元気そうにしていますが、不安とくやしさと悲しみがない交ぜになったような表情がかいま見られました。こういう思いをなさっている方々が、どれほどいらっしゃるのかと思うと、胸がふさがります。

ちょうどこんな時、何人かの方たちから、音ボラネットとして募金をしたらという提案をいただきました。せっかく音訳ボランティアの団体として行うのなら、たとえば日赤を通じて、被災者に送るというような漠然としたものではなく、送り先を限定したほうが、いいのではということになりました。できれば被害にあわれた視覚障害者団体、盲人会のような所が、いいのではと思います。 猪狩さんの提案でもあります。

4月上旬の総会案内の送付時に、詳細をご案内したいと思います。尚、総会当日も募金箱を用意致しますので合わせてよろしくお願い申し上げます。

No.188 続・コーディネート

この「藤田が行く」ですが、表現力もありませんし、文章も決して上手とはいえません。しかし、音訳のこと、その周辺の情報を少しでも、みなさんにお届けしたいとの思いから発信しているものです。それぞれにお忙しい中、私たちのホームページにアクセスして下さるみなさんに感謝しております。その上それに対して、応えてくださる方々がいらっしゃることは、ほんとうに励みになります。

この度のテキストファイルへの変換について、早速にこんなやり方がありますと教えて下さった方がいます。「PDFファイル全てを選択、メモ帳に張りつければ、一瞬でテキストファイルに変換できます」と。

前回、私が書きもらしたことですが、依頼者の高知の藤原さんが、初めに言われたことは、視覚障害者のことをわかっている人、そしてOCRソフトを持っている人に手伝ってもらえれば、ということでした。当事務局ホームページ担当の猪俣も「私も同じように簡単に考えましたが、OCRソフトが売られているということは、そんな単純なことではないような気もします」と。

でも、九州の大木さんを推薦してくれた、千葉の松井さんは「原則、ソフトがあるほうがいいかもしれないが、依頼者がどこまで求めているのかにもよります。このソフトを使わなくても、やり方はあります。パソコンに強い人ならわかるはず」と。

また、このOCRソフトについて、ハートフルブックスの佐藤さんは、「日本語の文章は、漢字・カナ・カタカナ・ローマ字等と複雑なので、正確に読み込むことが難しい。きちんと校正しないと、まともなものができないです」と。「ならば初めから、打ち直したほうが早いのでは。今、春休みの大学生にでも協力してもらって」という、私の素人考えに、藤原さんも松井さんも、それも選択肢の一つと。

なかなか単純にはいきませんが、多くの知恵と力を結集すれば、突破できることが、少なくないと信じます。これからもよろしくお願い致します。

No.187 コーディネート

17日の夜、「高知県視力障害者の生活と権利を守る会」の藤原さんという方から、電話がありました。ご自身も視覚障害者ながら、日常的に全国の視覚障害者に向けて、福祉情報を提供する活動をしているとのこと。

この度の東日本大震災に関する災害情報を発信したいが、ほとんどがPDFファイルで視覚障害者が読むことのできる、テキスト化可能な媒体ではありません。PDFファイルをテキストファイルに変換してくれる団体・個人を募集しようと、高知県ボランティア・NPOセンター「ピッピネット」で呼び掛けましたが、反応はなし。

そこで、高知朗読奉仕者友の会の松田さんに連絡がいき、彼女から当事務局を紹介されたということでした。このことに関して、マスコミ、行政、点字図書館にも相談したけれど、対応できないとの回答。日常的にも厚労省に要望し続けているが、一向に改善されないという現状があるそうです。

今回のような協力依頼は正直、私たちの従来の活動にはないことのような気がしていましたが、困っている人がいれば、何とかしたいと思います。幸い、私たちの全国音訳ボランティアネットワークには、直接、音訳活動はしていないものの、さまざまなノウハウをお持ちの方々がいます。今回も急を要することなので、電話をかけまくりました。

九州在住で、あの月刊「世界」の編集に関わっている大木さん、都内のマルチメディアDAISYにも詳しい、ハートフルブックスの佐藤さんが名乗りをあげてくれました。協力態勢がうまくいくことを祈っています。

さて、緊急情報をリアルタイムで伝えるには、どうしたらいいのでしょうか。人とニーズをコーディネートする場が必要です。本来なら、行政とか図書館とかが、リーダーシップをとるべきことと思います。が、残念ながら無理でしょう。

ならば何とか、みんなで知恵を出しあって協力していくしかありません。自分はできないから関係ない、ではなく、ここにこんな人がいるとか、こんな場所があるとか情報を提供してくれるだけでも、立派な協力です。

この度のことは、不幸な経験ではありますが、それぞれの立場で色々なことを考え直す、いい機会にしていくべきです。今回の総会で、みんなで考えていけたら、より有意義な総会になることでしょう。

さて被災地は言うに及ばず、周辺のみなさんも、まだまだ大変なことがあると思いますが、まさにガンバレ東北、ガンバレ日本、です。

No.186 大震災 その後

安否がわからなかった会員のみなさんが、無事でした。ようやく今朝、電話がつながった方もいます。一番気がかりだった仙台市内の方々が、無事だったのは何よりでした。

直接的な被害はなくても、断水が続いているとか、停電しているとか、生活に支障をきたしている方々が、千葉や茨城でもたくさんいらっしゃるようです。しばらくは音訳ボランティアとしての活動は、残念ながらお休みせざるを得ない状況です。

また、図書館でも被害を受けたところがあります。相模原市立図書館の地下書庫が浸水し、開館の予定がたたないそうです。千葉県立中央図書館も18日まで、臨時休館しているとのこと。その他にも、音訳関連のさまざまな催事が中止もしくは、延期になっています。

私も本日は、筑波大学の青柳先生との打合せのため、つくばまで伺う予定でしたが、つくばエクスプレスが、午後は動かないという情報があり、取り止めました。大学も被害を受けているようです。先生ご自身、視覚障害の方なので、食料の買い出しにも大変な思いをなさっているようです。

都内のスーパーの棚は、ほとんど空っぽ状態。食料は入荷しているけど、絶対量が少ない上、一人一本の牛乳や、一人一パックの卵を何度も足を運び、複数個買っていく人がいるとお店で嘆いていました。今日のテレビで、ある避難所では、アメが一個、小さなゼリーも一個、おにぎりは二人で一個の配給と言っていました。

偉そうなことをいうつもりはありませんが、亡くなられた方々のことや避難生活を余儀なくされているみなさんへの想像力をなくしてはいけないし、思いやりを忘れたくないと思います。

No.185 地震お見舞い

この度の大地震で被害に遇われたみなさまに心より、お見舞い申し上げます。私たちの会員の中の東北地方のみなさん、なかでも仙台市の仙台朗読奉仕の会、伊藤真己さんは、若林区の方、会のみなさんも当然市内の方々だと思われます。月刊「世界」音訳グループの外尾さんもそうです。

福島は、いわき声の奉仕グループ金野トシ子さんはじめみなさん、福島市の特定非営利活動法人にじの会、遠藤幸子さんとお仲間、青森八戸市のやまびこの会、岩手県盛岡市NPO法人岩手音声訳の会のみなさま、ご無事でしょうか?この他の地域のみなさんも、お元気でしょうか。そして何より目のご不自由な方々、ご無事でしょうか。

私ごとで、恐縮ですが、11日の地震発生時は、地下鉄の永田町駅に停車中の電車の中で遭遇しました。とりあえず地上に出て、ヘルメット姿のオフィスからの避難の人たちでごったがえす中、1時間ほど歩いた所で、運よくタクシーに乗ることができ、まだ渋滞前の道路が幸いし、早い時間に帰宅。その後家族は、夜中の2時に帰宅した者、会社で夜明かしした者、知人宅に泊めてもらった者とさまざまでしたが、おかげさまで、みんな無事でした。事務局もみんな、かわりありません。

「福島原発爆発」のニュースには、チェルノブイリなど遠い世界のことと思っていましたが、もはや何が起きても不思議ではない状況になりつつあるようです。大した被害もない都内にいても、日に何回も繰り返される余震は、やはり不気味です。被災地のみなさまの比ではありませんが。みなさまのご無事を祈るばかりです。さぞや不自由な日々を送られていらっしゃることでしょう。月並みですが、頑張ってください。 何かお手伝いできることはありますか。

No.184 ハンセン病による視覚障害者

新聞の連載記事がきっかけで、3月2日、都内東村山市にあるハンセン病資料館に行ってきました。「高山勝介作陶展」鑑賞のためです。高山さんの視力は両目とも0.01〜0.02だそうです。手も見せてくださいました。不自由な目と手で土を捏ね、ロクロを回し、こんな素晴らしい作品ができるものかと感動しました。

初めて伺いましたが、行ってみて初めてわかることがあります。この高山さんのように、ハンセン病の後遺症で視覚障害になられた方がたくさんいました。昭和30年には多磨盲人会が発足し、会員は159名にものぼりました。手指の感覚のない盲の方には、本来盲人のための文字である点字を読むことができないのです。

やがて、唇か舌先で読むことを考えつきました。盲人会が発足して間もない頃、点字講習会が開かれました。講習生は、繰り返し繰り返し点字を舐めました。舌先ににじむ血で、紙面を染めながら、何日も何日も習得に努めました。しかし、大部分の人は落後し、改めて絶望を味わう結果になったということです。

その後、日本点字図書館から録音テープ無料の許可が下りたり、日本盲人テープライブラリーが開設されたりしました。昭和46年には、テープライブラリーに対し、朗読奉仕者の申し込みが殺到。朗読会も定期的に開かれました。

盲人会の活動が活発化し、ハーモニカバンドが結成。園内ばかりではなく、外でも演奏を披露し、喝采を浴びました。しかし年々、会員数がへるばかり。高齢化が進み、亡くなる人が増えたということです。平成16年には、会員数が、46名となりました。なんといっても現在、平均年齢が84歳です。高山さんが、「今では、介護士に頼んでの、対面朗読のようなものでしょうか」とおっしゃっていました。

資料館の中にある図書室には、ハンセン病関連の図書資料、療養所入所者発行の文学作品や機関誌等が並んでいます。職員の方のお話では、「点字愛生」などの貴重な点字資料を広く社会に伝えるため、また後世に遺すために墨字化への取り組みをスタートさせるそうです。

ところで、ハンセン病になった人たちの隔離を定めた「らい予防法」がなくなって15年。自由になったけれど、帰る家を無くし、今もって本名を名乗れない人が、全国の施設に暮しています。こういう視覚障害者をはじめ、みなさんに、今私たちは、何ができるのでしょうか。新聞の連載記事の最後にこう記してありました。「今なら会える人がいる。まだ間に合う。みなさんも話を聴きにでかけませんか」と。

No.183 打合せ2

2月25日、事務局の猪俣、大田そしてIMDプロジェクト事務局(伊藤忠記念財団マルチメディアDAISYプロジェクト事務局)の佐伯さん、和田さん、南部さんと共に調布図書館に出向きました。牧野さん、濱田さんとマルチメディアDAISYに関する分科会の打合せを行なうためです。

牧野さんは調布デイジーの代表であり、当事児童のお母さんでもあります。濱田さんは、マルチメディアDAISYの開発と普及を進めるNPO支援開発機構の代表です。お二人は、教科書の製作もしています。

当日の7日には、まず濱田さんから、マルチのイロハを教えていただこうと思います。まだ画面も観たことのない方のために教科書と子ども向けの普通の本を、デモンストレーションします。続いて教科書の牧野さん、そして完璧分業で音声のみ提供しているIMDの南部さんから報告があります。

それから、もう一人、遠方なこともあり、当初この分科会への参加は無理と思われていた、当事生徒のお母さんが、出てくださることに。「ぜひ、全国から集う音訳者のみなさんに、子どもの学習環境を知ってもらいたい」と参加してくださることになりました。母親の叫びに似たこの方のお話を、一人でも多くのみなさんにお聴きいただきたいと思います。同時に、マルチメディアDAISYのことを共に学びたいと思います。

No.182 つなぐ会

事務局の川上から、地元の相模原にこんな会ができました、と教えてもらってからだいぶたちました。一度、代表の方にお話を伺いたいと思いながら、今日まできてしまいました。

今回の総会、二日目の分科会のひとつに「図書館との連携を考える(仮題)」を予定しております。そんな関係で急遽、2月14日町田で「図書館と市民をつなぐ会・相模原」の代表 山本宏義さんにお目にかかりました。山本さんは図書館長をなさったこともあり、現在は大学の教授でもいらっしゃいます。

会の発足は2009年。図書館や読書に関心を持つ人々が集まり、図書館と市民の橋渡しをして、図書館と市民が共に成長していくことを目指しています。学習会や見学会を通して、図書館について学んだり、読書普及の活動等、行っているそうです。

音訳ボランティアとして、思うことがあっても、なかなか図書館の敷居が高くて、「もの申す」ことが難しい。でもこのような「つなぐ会」ができて、クッションになってもらえて助かっている、と川上は言っていました。

利用者の為という大前提を忘れなければ、図書館にたいしても、伝えるべきことはきちんと伝えていくべきだと思います。本来、図書館職員のみなさんがやるべきことの一部を、音訳ボランティアが肩代わりしているわけですから。なかには図書館とボランティアの意志の疎通がはかられ、録音図書のデイジー化もすすんでいるところが、たくさんありますから、一概には言えませんけれど。

今回の分科会で、ぜひその辺のことも、みなさんと話し合えたらと思います。14日は、このあと、町田でもうひとつ、打合せを終え、飯田橋に戻り役員会。終わって外に出たとたん、雪でした。