藤田が行く!

No.232 あるグループの活動

たまに利用者の方から、直接、音訳の依頼がくることがあります。通常、サピエや公共図書館にないか確認し、なければ、どこかで読まれていないかネットで呼びかけます。しかし、早くなければ情報ではないと言われる今、いつまで待てばいいのか、わからない呼びかけには、いつも悩みます。そして、どこにもなければ、音訳者探しをしなければなりません。 昨日、葛飾区内のある利用者さんから、医学書の依頼がありました。「...

No.231 新春

瞬く間に、松の内も過ぎましたが、全国のみなさま、どのようなお正月を過ごされたことでしょう。今年も、少しばかりでも、誰かのお役にたてるよう、頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、昨年暮れに、石巻市の鈴木さんから、クリスマスカードが、届きました。震災前年の2010年12月の駅前の写真が、印刷された一枚のハガキが、同封されていました。ツリーやイルミネーションが明るく輝い...

No.230 ボラフェス その後

新潟県胎内市の社会福祉協議会を訪ねました。11月の全国ボランティアフェスティバルに参加してくださったみなさんと再会の約束をしていました。私の帰省の日程と広報の収録日が、重なっていたので、楽しみにしてました。 ボラフェス担当者から事前に、参加者の名簿を見せていただいた時は、びっくりしました。私の出身地の新潟県の旧黒川村をはじめとした近隣の町村が合併して、胎内市となりましたが、そこからの参加者...

No.229 ボラフェス その後

11月の全国ボランティアフェスティバルで、私たちの分科会に、いち早く足を運んでくださったのが、倉敷市の宮原光夫さんでした。お話をして、大変熱心な方という印象を受けました。嬉しいことに、早速に会員申込みをしてくれました。手話・点字・音訳・ガイド・地域等を含む連合体としての「倉敷ボランティア協会」の代表です。そしてまた、「倉敷アイテイサポートボランティア(視覚障害者のパソコン教室)」の設立者であり、代...

No.228 仙台でのシンポジウム

氷雨降る仙台で、3日「読み書き支援のためのシンポジウム」〜これからの高齢者・障害者への情報支援を考える〜が開かれました。 仙台と東京での協働作業で、スムーズにいかないこともありました。何より、案内チラシが、地元仙台はじめ、配布に協力してくださった各地のみなさんのお手元に、お届けできたのは、わずか3週間前でした。それでも、みなさんのおかげで、無事、開催にこぎつけることができました。「参加人数...

No.227 マルチメディアDAISY講演会

調布デイジー(代表 牧野綾さん)主催の「読みたくても読めない君へ〜ディスレクシアや発達障害の子どもへマルチメディアDAISYを〜」に参加しました。中でも岐阜特別支援学校の神山忠先生のお話は、何度伺っても、感動するばかりです。 視覚に障害があるわけでも、知的に遅れがあるわけでもないのに、読み書きに困難を抱え、一番、感受性の強い学齢期に「自分は、勉強ができない子」と認めざるを得ない毎日を過ごし...

No.226 「発達障害って何だろう」

(財)伊藤忠記念財団主催の、障害のある子どもたちのための読者サポート講座「発達障害って何だろう」が、都内「こどもの城」で開かれました。ゲストスピーカーは、石川県立明和特別支援学校の河野俊寛先生です。 まず発達障害とは、自閉症、アスペルガー症候群と、その他広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害のことを指します。平成17年には、発達障害者支援法が、制定されて、こういう人たちに、支援が必要...

No.225 ボラフェス終了

「第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYO」が、穏やかな秋空の下、無事終わりました。全国から参加のみなさんと主催のみなさん、出展等の協力をさせていただいた私たちも含め、みなさま、お疲れさまでした。 さて、当音ボラネットの事務局の中に、ボラフェス担当グループを作り、準備を進めてきました。本当にいろいろありましたが、終わってみれば、また一つ、いい経験ができました。事前申込みが必要で、参...

No.224 サイトワールドへのお手伝い

「サイトワールド 2011」も終わりました。直前に、このコーナーで、「お手伝い募集」を載せたところ、当音ボラネットの会員ではない二人の方から、協力の申し出がありました。一人の方は、音訳希望者で、詳細を知りたいということで、改めてボラセンでお会いすることになっています。 もう一人の方は、会場で、いろいろお話ができました。「家と会社の往復、視覚障害者と接するなどということは、皆無。とても新鮮な...

No.223 読み書き支援のためのシンポジウム

ようやく、12月3日に仙台市内で開かれるシンポジウムのチラシができあがりました。 これからの高齢者や障害者への、情報支援を考えるためのものです。都内での2度の読み書き支援員養成基礎講習会とシンポジウムを経て、形は多少、変わっていますが、仙台での開催となりました。 過去3回の開催経験から、当然と思っていることが、仙台を中心とした協力者のみなさんには、理解しずらいことがあるということを知りまし...