藤田が行く!

No.222 出版UD研究会

一年ぶりに「出版UD研究会」が、専修大学神田キャンパスで開かれました。31回目となる今回は、「合成音声を活用した読書システムは、どこまで実現しているのか」という演題で日本電子出版協会の岡山さんから、お話がありました。 年間7万冊の新書が発売されているが、現状売れない。特に、雑誌の売上が、落ちていると、データが示されました。活字離れ、読書離れとも言われて久しいですが、方や、読みたくても読めな...

No.221 マルチメディアDAISY

都内青山の本社に移った、伊藤忠記念財団を、訪問しました。IMDプロジェクト(伊藤忠マルチメディアDAISYプロジェクト、以下IMDプロジェクト)のメンバーと一緒です。すでに、特別支援学校や図書館等に、寄贈配布されたマルチメディアDAISY図書に対してのアンケートの内容が気になっての訪問でもありました。 この図書の認知度は、特別支援学校の半数が、知らなかったと応えています。しかし実際、この図...

No.220 お手伝い急募

今年もまた、サイトワールドが始まります。視覚障害者向けの総合イベントです。ここでは、最先端の技術・機器、及び日常用品等の展示会、そして講演会、学会、フォーラム、体験会等が催されます。世界でも例を見ない視覚障害者のための総合イベントです。また、お手伝い要員の依頼が、きました。 こういった協力依頼に関しては、ほとんどいつも、当音ボラネット事務局のみんなに、引き受けてもらうことばかりで、負担をか...

No.219 全国図書館大会調布大会に参加

初日、全体会での岩手、宮城、福島の図書館館長、職員、教育委員会のみなさんによるシンポジウムが、ありました。緊急時において、「文化」などということは、二の次、三の次になるのは当然でしょう。そして、テレビや新聞などでも、図書館がどうなっていて、どんな取り組みをしているのかなどということは、ほとんど報道されません。 このシンポジウムのおかげで、陸前高田市のように、図書館が流され、職員のみなさんが...

No.218 12月3日のシンポジウムに向けて

12月3日の仙台市内での、「読み書き支援のためのシンポジウム」の打合せで、9月27日に続き10月5日の早朝、仙台に向かいました。 仙台が、日帰り圏内だとは、今回のことがなければ知りませんでした。以前、音ボラネットの総会を地方でも開いてほしいという要望があり、事務局で検討したことがありました。今回のことは、主催がこちらではないので、気楽といえば気楽なのですが、都内の団体が、地方で開くイベント...

No.217 第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYO

「全国ボランティアフェスティバル」は、1992年の兵庫県での開催を皮切りに全国を回り、20回目の節目に当たる本年、「全国ボランティアフェスティバルTOKYO」(以下ボラフェス)が11月12日13日の二日間、両国エリアと青山エリアで開かれます。当音ボラネットでは、13日の青山学院大学での分科会を予定しています。 東京ボランティア・市民活動センター(以下ボラセン)副所長の竹内さんから、参加のお...

No.216 山内 薫さんと学ぶ障害者サービスの明日

当初3月に予定されていた、山内薫さん(墨田区立あずま図書館)の「定年を祝う会」が、今月都内で開かれました。「山内薫さんと学ぶ障害者サービスの明日」のテーマの下、学習会という形で行われ、遠方からや、障害者の方も参加していまし。「墨田に、山内さんあり」とは、昔から、聞き及んではいましたが、実際のお付き合いは、当音ボラネットの総会(本年6月開催)の分科会へのお誘いを通してでした。その後、読み書き(代読・...

No.215 読み書き支援員講習会

2回目の開催となる「読み書き支援員養成基礎講習会」が、品川区で開かれました。内容も講師陣も、ほぼ同じ。7月に定員オーバーでお断りをした方々が中心です。高知市やいわき市等、遠方からの参加があるのも、前回と同じです。この関心の高さは、どこからくるのでしょうか。まず、こういったサービスが確立されていないということに、びっくりする方が多いようです。 今回は、講習会修了後の受け皿がないということへの...

No.214 羽ばたけ視覚障害音楽家たち

暑さが戻った10日、都内セシオン杉並で「競い合い、助け合うコンサート2011」が開かれました。今年もまた、たくさんの方々に、ご協力をいただきまして、ほんとうにありがとうございました。 今回は、主催の視覚障害者支援総合センター高橋理事長の発案でペアチケットができました。一般が3000円、ペアだと3500円でした。ずいぶんとお得感があります。一人でも多くのみなさんに参加して欲しいという、理事長...

No.213 読み書き支援

今月17日18日の講習会に続き、12月3日には「被災地における読み書き支援を考える」をテーマに、仙台市内でのシンポジウムの開催が決定しました。この件に関して、私のところへも、ぜひ被災地での開催をとたくさんの声が寄せられていました。 (注)仙台でのシンポジウムを12月4日とお伝えしましたが、会場の都合で3日に変更となりました。 また、2012年1月28日29日には、大阪での講習会が予...