No.279 第4回総会

おかげさまで、第4回の総会も無事終了しました。 行き届かない点も多々あったかと思いますが、ご支援ご協力に改めてお礼を申し上げます。 日頃の健康管理が甘く、お聞き苦しい声だったのを、みなさんご心配くださり、本当にありがとうございました。 一つ年を重ねるごとに、回復が遅くなりますが、ようやく持ちなおしました。 ご迷惑をおかけしました。 しみじみと健康あってのボランティアと痛感しました。 どうぞ、みなさ...

No.278 受験勉強

このところ立て続けに、高校や大学受験のためのサポート依頼がきています。 先ずは、文京盲学校を受験予定の男性からです。 高校の入試対策のための国語の問題集を6月末までにデイジー図書でCDにしてほしい、というものです。こちらは、いつものごとく、新宿の南部さんにお願いしました。 私が、勝手に尊敬をこめて、「すぐやる課」と呼んでいるのですが、急いでお願いして断られたことがありません。頼もしいかぎりです。 ...

No.277 総会直前

総会直前の事務局には日々、さまざまなことが起こります。 「えーっ! なに、それ」ということや、口あんぐりのことも。 正直そういったことに、いらぬエネルギーを使いたくないと、愚痴も出てきます。 でもそんな中にも、励みとなる嬉しいことも、起こります。 地元の利用者である藤原さんが、お世話になっていますと、いつも気遣ってくれる高知の松田さんから、連絡がありました。 高知県点字図書館の館長が、総会・分科会...

No.276 「テキスト化プロジェクト」その後

4月の講習会に参加の方からの情報が、事の始まりでした。 (株)高知システム開発から無料でソフトを、ご提供いただきました。 スクリーンリーダーのPCーTalkerです。 この高知システム開発は名前のとおり、高知市内にあります。 「テキスト化」の原点ともいうべき、初めての依頼者である藤原さんも高知市内在住です。やはり、ご縁でしょうか。 視覚障害者が簡単にパソコンを操作できるように、アクセシビリティに対...

No.275 テキスト化講習会

冬に逆戻りしたような寒空の一日でしたが、「はじめてのテキスト化 講習会」が無事に終わりました。 総会を目前にして、準備に追われるこの時期に、何も講習会を開かなくても、という声もありました。 当初は、助成金もつき、協力という形で参加という予定が、諸般の事情により一転。 中止という選択肢はなく、「テキスト化プロジェクト」事務局のメンバーで、頑張ることに。 「でもまあ10名も集まれば御の字」と。 とんで...

No.274 総会も間近

「こんなに早くからとりかかるの」と、ある図書館の方がびっくりされていた総会の準備も、大詰めを迎えています。続々と参加申し込みや、委任状が届いています。 さて、私たちの総会は、ご承知の通り、2年に1回の開催となっております。毎年では、地方からの参加のみなさんの負担が大きいこと、事務局のマンパワー不足と予算的なこともあって、この形が定着しています。その分、2日間に渡っての開催となり、「てんこ盛り」の内...

No.273 英語の教材

昨年の11月頃だったでしょうか。都内某有名私立大学の学部長から、連絡がありました。 弱視の学生のために、学内のインターネット環境を整えようと、業者に依頼してみたものの、どうもうまくいかない。 OCRの機材やソフトについて、アドバイスしてくれる人を紹介してもらえないかと。 即、お馴染みの千葉の松井さんに繋ぎました。 英語のOCR環境について知りたいということだったので更に、東大の先端科学技術研究セン...

No.272 テキスト化プロジェクト

東日本大震災から2年がたちました。 「忘れない」ことが、大切と言われながら日常に追われ、その意識が薄らぐこともあるのですが、私たちにとっては、一つのプロジェクトの立ち上げによって、忘れられない一つの原点になりました。 高知市内の視覚障害の方の依頼が、同市内の音訳グループの代表を経由して私に届いたのは、あの3.11直後のことでした。 「厚労省のホームページから発信されている震災情報が、そのままでは、...

No.271 ディスレクシアな日々  ~美んちゃんの場合~

楽しい催しに参加しました。 発達障害への理解を深めるための映画と講演の集いです。 NPO法人みなと障がい者福祉事業団主催のドキュメンタリー映画「ディスレクシアな日々ー美んちゃんの場合」の上映と講演です。 まず、港区ですが、ディスレクシアを持つ人の啓発、サポートとネットワークを目的として設立されたEDGE(エッジ)の事務局があるからでしょうか、取り組みが進んでいると、主催者の挨拶を聞いて、感じ...

No.270 朗読と講談のつどい

日本点字図書館の「朗読と講談のつどい」に出かけました。 小野館長から、ご案内をいただいておりましたので。 お誘いした人の中から、かたりべの木村さん、当事務局の大田さんが、参加してくれました。 音訳ボランティアというよりは、視覚障害の方とガイドの方で会場は満員です。 やはり、耳で聴く朗読や講談は、大きな楽しみの一つでしょう。 まずは、放送劇や司会などの経験があって現在は、図書館等で、朗読をしている清...