12月9日(火曜)に会報を発行、発送いたします。
発送作業をお手伝いいただける方を募集します。
飯田橋ボランティアセンター(TVAC) で午前10時から始めますが
ご都合の良い時間帯にお越しいただいてかまいません。
概ね12時には完了の予定です。
ご協力いただける方は、事務局までご一報ください。
12月9日(火曜)に会報を発行、発送いたします。
発送作業をお手伝いいただける方を募集します。
飯田橋ボランティアセンター(TVAC) で午前10時から始めますが
ご都合の良い時間帯にお越しいただいてかまいません。
概ね12時には完了の予定です。
ご協力いただける方は、事務局までご一報ください。
専修大学神田キャンパスで開かれた、今回の出版UD研究会は、広瀬浩二郎さんが、プレゼンターでした。
久しぶりの視覚障害絡みというか、正に当事者のお話しです。
ご存知のように筑波大学附属視覚特別支援学校から、京都大学に進まれ、現在は、国立民族学博物館の教授をなさっています。
奈良の音訳ボランティア、渡辺典子さんが、個人で広瀬さんの勉学や研究を支えてきました。
広瀬さんの近著をいつも送ってきてくださる方です。
また、筑波大学附属視覚特別支援学校の鳥山由子先生の教え子でもあるという二つの関係から、広瀬さんとは、何度もお会いしています。
彼が、主催していた会に、呼んでいただいたことが、懐かしいです。
さて、「無視覚流」読書法のすすめ〜誰のための点字考案200周年なのか〜と題したお話しと、ワークショップもありました。
広瀬さんの「パワポなどの見せる講演ではない」「聞かせる講演」だというフレーズは、印象的でした。
また、盲学校🟰鎖国とは、生きるための新たな「型」を稽古する道場である、とか、当事者だからできることは、当事者にしかできないのか、とか広瀬さん独特の「言葉」や「文章」が刺激的です。
この度も、視覚障害の懐かしい方たちとの再会や新しい出会いもありで、有意義でした。
なかでも、「ゆう・えんL LC」の斉藤弘美さんとは、10年ぶりの再会でした。
斉藤さんの会で、萱森直子さんの演奏を聴きました。
初めての瞽女唄でした。そしてその後、「高田瞽女ゆかりの地を巡るツアー」に参加。そこから、瞽女唄とのお付き合いが始まりました。
広沢さんとの出会いも、原点は、斉藤さんです。
一つの出会いから始まり、繋がって広がっていく。
「藤田が行く」の世界です。
お会いしたお一人おひとりのみなさま、ありがとうございました。
直前のお知らせ、申し訳ございません。
第69回出版UD研究会のお知らせです。
テーマ:「無視覚流」読書法のすすめ
-誰のための点字考案200周年なのか
プレゼンター:広瀬浩二郎さん(国立民族学博物館教授)
日時:2025年11月15日(土)14:00~16:30(13:30開場)
場所:専修大学神田キャンパス1号館2階207教室
参加費:600円(資料代込み)
定員:60名(予約制)
※オンライン配信は予定しておりません。
〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8
https://www.senshu-u.ac.jp/about/campus/
最寄り駅:地下鉄・九段下駅(東西線・都営新宿線・半蔵門線)出口5より徒歩1分
地下鉄・神保町駅(都営三田線・都営新宿線・半蔵門線)出口A2より徒歩3分
JR水道橋駅西口より徒歩7分
<概要>
2005年から「出版のユニバーサルデザイン」を考える研究会として、開催を続けてきた出版UD研究会。今回プレゼンターをお願いする広瀬さんには、第8回研究会(2006年4月)で「“さわれる本”から“さわる本”をめざして」というタイトルで講演いただきました。
広瀬さんは、国立民族学博物館を中心に、20年以上、「ユニバーサル・ミュージアム」をめざした活動を続けており、とくに「さわる」展示の充実に取り組んでこられました。
出版メディアにおいては、長い間、視覚情報がメインに扱われてきましたが、今回の研究会では、読者自身が触覚を活用する体験を通して、視覚優位になっている文化の幅を広げていくための可能性をさぐってみたいと思います。
<プレゼンターのプロフィール>
広瀬浩二郎(ひろせ・こうじろう)=1967年東京都生まれ。筑波大学附属盲学校卒業後、京都大学に進学。専門は日本宗教史、触文化論。「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組み、“触”をテーマとする各種イベントを全国で企画・実施している。2021年9月~11月、国立民族学博物館において特別展「ユニバーサル・ミュージアム-さわる!“触”の大博覧会」を担当した(本展は現在、各地に巡回中)。最新刊の『ユニバーサル・ミュージアムから人類の未来へ-「目に見えないもの」の精神史』(雄山閣)など、著書多数。2023年12月には「令和5年度文化庁長官表彰」を受ける。
研究会のお申し込みは、peatix からお願いします。
https://peatix.com/event/4641885
※会場参加チケットは、事前決済となります。
定員になり次第、申し込みを終了させていただきますので、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
なお、peatixからお申込みがむずかしいという方、また申し込んだ方の中で、当日配布する印刷物のテキストデータ事前配布など、必要な配慮をご希望される方は、以下のメールアドレスに直接メールをお送りください。
東京新聞の社説とコラム「筆洗」を読んで欲しいとの依頼がありました。
すでに読まれているグループはありませんか。
情報をお持ちの方、事務局までご連絡ください。
11月11日(火曜)午後8時からNHK Eテレで
第93回全国盲学校弁論大会が放映されます。
NHK ONE でも1週間、見逃し配信で見られます。
9月の「読書バリアフリーフォーラム 沖縄・九州」では、福岡まで出向きましたが、今回は、ぐっと近間の福島県立図書館が、会場にも関わらず、オンラインで参加しました。
午前中に2名、午後には5名の方の発表がありました。
トップバッターは、読書工房の成松一郎さん。
何度もお話しを伺っていますが、回を重ねる毎に理解が深まります。出版のお仕事、学生時代からの視覚障害等の方々へのボランティアというバックボーンをお持ちの方です。
視覚障害者というひとくくりの中で、「見えにくい」弱視の方々が、7、8割を占めているという現状。また、近年増加している外国籍の子どもたちの学びや読書。「多文化共生社会」というキーワードが特に気になりました。
また、「全国視覚障害教師の会」のメンバーであり、福島県立視覚支援学校の渡邉寛子先生の発表も楽しみにしていました。
視覚障害当事者の国語の教師です。
生徒を弁論大会の代表として送り出したり、その指導を通して、生徒に自信を持たせ、生き生きと自発的な勉学や活動を進めている姿は、ステキです。
「学びプラネット合同会社」の平林レミさんの「スマホやタブレットを使用した読書サポート」は、興味を惹かれました。
ディスレクシアの子や人は、読み書き障害とも言われています。視覚に障害があるわけではないのに、目で見てわからない。でも、全く読めない、書けないわけではない。辿々しい、間違いが多い、疲れるので、たくさんはできない。
このような読み書きの問題、つまりは、学習上の問題を抱える子どもたち。
その数は、10年前では、2.4%、2022年では、3.5%という統計があるそうです。増えたのではなく、認識が上がったのだという指摘。
当会では、伊藤忠記念財団「わいわい文庫」の音訳を担わせていただいていますので、特に平林先生の発表には、引き込まれました。
「聴く文化を作っていきたい」との一言に、共感しました。
この他にも、たくさんの気付きや学びを深める発表がありました。
伊藤忠記念財団の「わいわい文庫」の無償配布、そしてそれに伴い、読者バリアフリーの推進を目指して年数回、全国で開催しているこの会、大変な努力です。
それにしても、図書館や学校関係者、保護者、更にはボランティアの参加が少ないように思います。
今回の会場参加は10名、それでもオンラインが100名近いということでしたので、 ほっとしましたが。
次回は、音訳ボランティアのあなたもぜひ、参加してみては、いかがでしょうか。
iPhoneから送信
10月の終わりに、愛媛県は、松山市内で開催された、第111回全国図書館大会愛媛大会に行ってきました。
4時起きして羽田に向かい、13時からの全体会に間に合いました。
記念講演は、愛媛県出身のお寺のご住職、作家、ショートショート作家の三人の方のトークセッションでした。
地元愛溢れる三人のお話しは、わかりやすく、伊予弁も混じり、楽しいものでした。
今までにない珍しい形の記念講演でしたが、全国大会の場には、軽すぎるきらいもなきにしもあらずの部分を感じました。
主催者側のご苦労を思いつつ。
その後の懇親交流会、いつもどおりの懐かしい再会と新たな出会いがありました。
会場の一角に愛媛の搾りたてジュースが出てくる「蛇口からみかんジュース」が置かれていました。感激しました。但し書き?に「えひめの都市伝説」とありました。
とっても濃い甘いジュースでした。
2日目は、12の分科会が用意されていました。
午前中は、第8分科会 「インクルーシブな図書館」に、午後は、第9分科会 「障害者サービス」に参加しました。
午前は、専修大学の野口先生、読書工房の成松さん、日本図書館協会 多文化サービス委員会の阿部さんの講演。
午後は今年、障害者サービス委員会委員長を佐藤聖一さんから引き継いだ、国会図書館の杉田正幸さん、サピエ図書館の西村さんの講演。
徳島県の三井さんと高知県のオーテピアの戸苅さんからの事例報告がありました。
懐かしいお顔ぶれではあります。
さて愛媛には、当会員がいません。
受付など大会運営には、ボランティアもいましたので、お尋ねしましたが、音訳ボランティアは参加していませんでした。
分科会会場の下の階に、「録音中」との貼り紙を発見。
そこから、視聴覚センターの職員の方と音訳グループの指導者的な方に、お会いできました。
会報をお送りする事を約束してきました。
職員の方は当ホーム・ページをご存知でした。ありがたいです。
また事例発表の徳島の視聴覚障がい者支援センターの三井さんにも、会報をお送りするので、音訳ボランティアに渡していただきたい旨、お願いしました。
私たちのネットワークがあることを知らない人が多いです。
その他にも名刺交換した多くのみなさまにも、会報をお送りしたいと思います。
公共図書館、点字図書館等、そして音訳や点訳のボランティアが連携していかなくてはと、改めて思いました。
遠方ではありましたが、参加してよかったと思えた図書館大会でした。
お世話になりましたみなさまに、感謝申し上げます。
新宿区立戸山図書館のイベント情報です。
直前のお知らせで申し訳ございません。
ミニ講演会&記録映画会「はじめてのデフリンピック~日本代表にエールを送ろう~」
日時:令和7年10月26日(日)午後2時00分~3時30分
会場:新宿区立戸山生涯学習館 2階学習室C(新宿区戸山2-11)
主催:新宿区立戸山図書館
講師:粟野達人氏(東京都聴覚障害者連盟 会長)
内容:
記録映画「みんなのデフリンピック(20分)
講演 100年の歴史を持つデフリンピックですが、日本で は今年の11月に初めて開催されます。日本選手団総監督の経験をお持ちの粟野氏より、デフリンピックならではのルールや見どころなどをご講演頂きます。
申込み、お問合せ:03-3207-1191(新宿区立戸山図書館)
今年のサイトワールドは、例年と違い、10月16.17.18の3日間でした。
錦糸町の駅には、たくさんの誘導ボランティアが、待機していました。しかし、ほとんどの方は、ガイドヘルパーさんと一緒のようでした。
すみだ産業会館8階の受付の先には、実行委員長の荒川さん、副委員長の榑松さんがいらっしゃいました。
1年間のご無沙汰のご挨拶から始まりました。
当会は、今回も場内アナウンスを担当。
初日は、事務局から2名。あとの2日間は、地元墨田区の録音グループ 「声」のみなさんが、引き受けてくれました。
さてサイトワールドは、世界に類を見ない視覚障害者向けの総合イベントです。説明を聞き、直接触って確認することができます。39の出展団体のうち、8団体が、初出展です。
毎回出展の常連さんは、バージョンアップしていたり、進化しているところもあります。
日本盲導犬協会では、盲導犬歩行の体験会を行なっていました。堂々としたワンちゃんたちが、いっそう頼もしくみえました。
特に印象に残ったブースは、まず日本ケアメイク協会です。
今や男性もお化粧する時代。見える人も見えない人も、男性も女性もクオリティ・オブ・ライフ向上のためにも、大切です。
ブラインドメイクとは、自身の手と指を使い、鏡を見ずにフルメイクができるようになる化粧技法だそうです。
まずは、スキンケアと口紅の体験会を開いていました。
続いては、株)キザキの白状です。
もともとスキーポールなどのメーカーのようです。評判も上々です。そういう所が作る白状、興味がわきました。
じっくり説明してもらいました。
子どもたちに合った白状がないという、盲学校の先生の声を受け、子どもたちと一緒に開発したものだとか。
手首に負担のかからないグリップ。サイズが調整できること。つまり、身長に合わせて調整ができる。更には、安全機能付きストラップ。
完成品は、すべての盲学校に寄贈したとのこと。
あっぱれ❗️と思いました。
その他にも、9階では、フロア発表もあり、ミニ演奏会もありで、充実していたようです。
今年も、多いに勉強になりました。歩き回れば、たくさんの懐かしい方々にも出会いました。
来年は、ぜひあなたも参加してみませんか。
2024年に開講し、沢山の方からご関心をお寄せいただきました「読書バリアフリーサポーター養成講座」第3期の募集いたします。
野口武悟さん(専修大学教授)、成松一郎さん(読書工房代表)監修のもと、読書バリアフリーの概論や、各界での取り組み事例紹介、読書困難の当事者から特性やニーズを学ぶ講義など、動画受講と現地受講を組み合わせた全4回の講座です。
今期の最終回は大阪市立中央図書館にて開催いたします。
日時
第1回 10月末に動画配信
第2回 11月下旬に動画配信
第3回 12月下旬に動画配信
第4回 2026年1月17日(土)10:30~16:30 現地開催
受講生向けオンラインオリエンテーション
11月9日(日)16:00~18:00 オンライン会議システムにて実施(予定)
最終回会場
大阪市立中央図書館 中会議室(大阪市西区北堀江4-3-2)
アクセス https://www.oml.city.osaka.lg.jp/page/292.html
対象
図書館関係者(公共・学校・大学・専門など)/学校・教育関係者/読書に関わるボランティア/書店員/出版関係者/将来、図書館や出版業界を目指す学生/本テーマに関心のあるすべての人
定員
40名(定員を超えた場合は、申し込み内容を参考に選考を行います)
参加費 無料
申込締切 2025年10月15日(水)正午
お申し込み・詳細はこちらからhttps://www.mojikatsuji.or.jp/db/2025/09/29/10007/
お問い合わせ先
文字・活字文化推進機構「読書バリアフリーサポーター」係
MAIL office@mojikatsuji.or.jp <mailto:office@mojikatsuji.or.jp>
公益財団法人 文字・活字文化推進機構
MAIL office@mojikatsuji.or.jp <mailto:office@mojikatsuji.or.jp
FAX 03-5211-7285