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ZOOM配信 不具合のお詫び

総会にZoom配信でご参加されたみなさま

この度は広沢里枝子氏の演奏音声に不具合が発生し、
大変迷惑をおかけしました。

ZOOM参加のみなさまには一昨日演奏の音源を送信しました。
メールが届かない方、演奏音源のデータは開けない方は
事務局までご連絡ください。

また、アンケートもお送りしていますので
ご協力よろしくお願いいたします。

 

明日 第10回総会を開催いたします。

会員のみなさま

いよいよ明日「第10回総会」を開催いたします。

ご出席のみなさま、すでにご送付しております「総会資料」
参加証のはがきをお忘れなく
お持ちください。

東京は高温が予想されていますが
その分 会場は涼しくなると思われます。
羽織れるものをご用意されると安心して過ごすことができるでしょう。
またZoom参加の方、8日のご案内メールは受け取られていますでしょうか。
明日は事務局のメールアドレス使用しませんので、緊急のご連絡は ご案内に記載されている番号にご連絡ください。

なお、明日は全て録音録画をご遠慮いただきます。
ご理解の上ご了承ください。

では、お気をつけてお越しください。
事務局一同、お待ちしております。

No.580 講演会

本当に久しぶりに上越新幹線に乗りました。以前は、よく利用したものです。

越後平野の田植えの終わった田んぼを眺めて、お米の高騰、品薄のことを思い、政治の貧困を考えてしまいました。秋の収穫期には、どんなふうになっているのでしょうか。

さて、三条市の「音声訳虹の会」の渡邉さんから、県央地域グループ講演会の連絡をいただいていました。

この虹の会には、2017年の40周年の記念式典に出席したことがありました。

残念なことに、その時の会長やベテラン音訳者の姿はありませんでした。

8年もたてば、みんな平等に歳はとります。介護だとか、ご自身の体調不良だとか、いろいろでてきます。それでも後輩のみなさんが、頑張っていました。

会場は新しくできたという、図書館等複合施設「まちやま」のサイエンスホールです。隈研吾氏の設計で、ものづくりのまち三条をイメージとしたデザインです。おしゃれな建物ではあります。

失礼ながら、地方都市でも頑張っているのですね。

講演会には70名を超えるみなさまが、参加してくださっていました。懐かしいお顔もありました。

先ず、新潟市内在住の栗川治先生の登壇です。

ご存知のように、先生は、月刊『世界』の音訳依頼者です。

「音訳の仕事—障害者の情報保証の歴史から」ということで、お話しがありました。

私は、「音訳の現状について」お話ししました。

どこでも悩みは、同じ。高齢化と後進が集まらない育たないということです。

今だに特効薬は、ありませんが、図書館や社会福祉協議会のみなさまとも、よくよく話し合って知恵を出し合い、希望を持って楽しく活動していただきたいと思います。

質問のあとは、残れる人は残って更なる質問や意見交換やら行ないました。

ここでも、各自がアンテナを高く掲げることの大切さを思いました。

こういうことを企画・運営なさる渡邉さんのような方の存在は大きいですね。

それを支えている実行委員のみなさまあればこそ、みなさまお疲れさまでした。

お世話になりました。

またいつか、お会いできることを楽しみにしています。

講演会のお知らせ(新宿区立戸山図書館)(音ボラネット共催)

新宿区立戸山図書館主催
「ことば」と伝える「よろこび」を届ける と題した講演会が開催されます。
音ボラネットの共催です。

多くのみなさんのお待ちしております。
会場(戸山図書館)とWEB受講があります。

上記のポスターが大きく表示されます⬇

「ことば」を伝える 「よろこび」を届ける

読書バリアフリー研究会 特別研修「読書バリアフリーをすすめるために」

公益財団法人 伊藤忠記念財団からお知らせが届きました。
読書バリアフリー研究会特別研修「読書のバリアフリーをすすめるために」が開かれます。
詳細は下記にチラシも合わせて掲載します。
多くの音訳者のみなさまもご参加ください。
会場参加とオンデマンドと日程がちがいます。
ご確認ください。

【会場開催】
日程:2025年6月22日(日) 10:00~16:20
会場:国立国会図書館 国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室1
定員:80名
申込:4月25日(金)~6月13日(金)

【オンデマンド配信】
日程:2025年8月20日~11月3日(月・祝)予定
申込:6月23日(月)~8月13日(水)

募集案内はこちらです。

読書バリアフリー研究会募集案内(6月22日東京)

会場参加のお申込みは、4月25日(金)より開始となります。

以下は今後の予定も合わせてご覧ください。
現在、講演内容、時間等は調整中です。

◇読書バリアフリー研究会 新潟

日時:2025年8月30日(土) 10:20~16:40
会場:新潟市立図書館 ほんぽ-と中央図書館

さまざまな障害の特性を知り、具体的な読書支援の方法を学ぶ機会として、サピエ図書館、バリアフリー図書の棚、読み書き障害のある人への読書支援等についての講演およびディスカッションを予定しています。

◇読書バリアフリーフォーラム 九州・沖縄

日時:2025年9月14日(日) 10:00~16:30
会場:電気ビルみらいホール 4階 大会議室
※Zoomによるオンライン配信も予定しています。

九州・沖縄エリアの読書環境や読書支援の現状と課題などについて、事例発表を中心とした講演およびディスカッションを予定しています。

◇読書バリアフリー研究会 福島

2025年11月8日(土) 10:00~16:30
福島県立図書館 第一研修室
さまざまな障害の特性を知り、具体的な読書支援の方法を学ぶ機会として、読書バリアフリーの現状と課題、ICTを用いた読み書きサポートの可能性と課題、多様なニーズのある子どもたちへの読書支援などについて講演およびディスカッションを予定しています。

総会のおしらせを発送しました。

4月22日(火)に、第10回総会のおしらせを発送しました。
お送りした内容は

・総会のおしらせ(A4)
・総会資料(冊子20ページ)
・出欠票(委任状付)(Zoom参加の方も委任状をお送り下さい)
・振込用紙
・返信用封筒(恐れ入りますが切手を貼ってください)
・Zoomへの参加方法(カラーチラシ)
です。

出席(会場参加・Zoom参加とも)欠席にかからわず、返信封筒で出欠票または委任状をお送り下さい。
会場参加の方は大変お手数ですが官製ハガキもご用意いただき
返送先をご記入の上、封筒に同封してください。
(会場参加証になります)
Zoom参加の方はメールでもお申し込みください。

今回は「普通郵便」を利用していますので、遅くても週明けにはお手元に届く予定です。

ご不明な点は事務局までメールでお問い合わせください。
どうぞよろしくお願いいたします。

No.579  「ライフ・イズ・クライミング」

「点字毎日」のほんの数行の記事に惹かれ、お馴染みのアルカディア市ヶ谷の上映会に参加。

パラクライミングの選手として数々の受賞歴を誇る、全盲のクライマー小林幸一郎(コバ)さんとプロのロッククライミングインストラクターである、鈴木直也(ナオヤ)さんとの息の合ったアドベンチャーを描いたものです。

日本映画批評家大賞ドキュメンタリー賞受賞作品です。

会場からは、悲鳴に近い声があがったり、笑いが起こったり、ハラハラドキドキ、時にジンワリ。

アメリカはユタ州の砂岩、フィッシャータワーズの絶壁。

「落ち着いて!大丈夫!ぜったい大丈夫‼️」サイトガイドの「ナオヤの声の力は、大きい」とコバさんは言います。

感動しました。小さな事でクヨクヨしている自分、勇気が湧いてきました。

会場は、満席状態でしたが、もっと多くの人に観てもらいたいと思いました。

主催はCWAJ(College Women’s Associatioion of Japan)です。

早目に着いた受付からは、英語と日本語の入り混じった賑やかな声が。

日本の方も流暢な英語を話しています。

それもそのはず、この会は、世界数十か国からの女性会員が、教育・文化の国際貢献を目指している団体です。

さまざまな活動の中で、視覚障害者との交流の会「V V I(Volunteers for  Visually Impaired」があります。

奨学金制度があり、視覚障害学生への支援が行われたり、英会話の指導もしています。

会場でお会いした半田こずえさんも「私も、こちらの会には、お世話になったのですよ」と。

なるほど会場には、大学生と思しき若い視覚障害の方が、たくさん参加していましたし、会場でも何人かの方の紹介もありました。

上映後の会場からの質問に応えながらのコバさんとナオヤさんのトークも楽しかったです。

開場前に、小林さんとおしゃべりもできてよかったです。

50年にわたる視覚障害の方々との固い絆を記念した上映会を主催なさった、素晴らしい会のことを失礼ながら初めて知りました。

地道に意義ある活動をなさっている方々から勇気と元気をいただきました。

No.578 朗読会

世田谷は梅ヶ丘のうめとぴあで開かれた、朗読会に参加しました。

昔、すぐそばにある羽根木公園の梅まつりに来たことを思い出しました。

こうばこの会と俳優の大地康雄さんによる朗読会です。

みなさん、新宿区立戸山図書館馴染みの方々のようです。

「こうばこの会」とは、1993年に視覚障害の方を中心として、立ち上げられた「トークパフォーマンス」のグループです。

60回を数えるということですから、やはり継続は力なりですね。

朗読というのは音訳とは違い、色んな方たちが、発表の場を設定しています。

俳優や声優、アナウンサーなど。

そして、音訳ボランティアも挑戦しています。

「こうばこの会」のように、視覚障害者が中心となっているのは、あまりというか、全然ないかもしれません。

常に思うことは、読み手の声質、雰囲気に合っているかどうかは、大きいと思います。

短くて、山場があって、となると作品選びが大変とは、音訳ボランティアであり、朗読経験者の弁です。

その作品世界にスーッと入っていけて、原作を再読してみたくなるような朗読もあります。

何となく、DAISY図書を聞く利用者の気持ちがわかる気がしました。

No.577 マルチメディアDAISY図書「わいわい文庫」2024年音訳振り返り会

伊藤忠記念財団からのご提案で、池辺事務局長、中村さん、山根さんをボラセンにお迎えし、音訳振り返りの会が開かれました。

当会事務局としては、鶴岡、南部、藤田の3人が参加。

「わいわい文庫」開始前の説明会段階から関わらせていただいている私たちとして、こういう場で忌憚のない意見や感想を交換できるのは、非常にありがたいことです。

単なるボランティア団体でしかない私たちに、音訳を依頼してくださっていることに、感謝しかありません。

この「わいわい文庫」は、届ける相手がはっきりしています。特別支援学校や盲学校、公共図書館や病院などの子どもたちです。

財団の「障害のある子どもたちへの読書支援事業」です。読みに困難さのある子どもたちに読書の喜びを届けるとともに、正しい日本語や表現を伝えていくというものです。

2024年の音訳、17タイトルをすべて、聞きました。

山根さんは、今回改めて耳のいい方だということを知りました。1タイトル毎に、実に丁寧に聞いてくださっています。

何年か前までは、その年度の音訳リスト一覧が送られてきて、こちらで音訳担当者を決めていました。

その後、前年までの音訳を参考に、音訳依頼作品のグループ分け(1.物語・童話・長めの作品、2.詩集・科学絵本・総合学習、3.物語・昔話・情報本)をして、これはこの人にどうでしょうかと推薦までしてくださっています。

1番よく聞いてくださっている人の推薦は、説得力があります。

できれば、みなさまにはご自分の読みのレベルを確認してもらうためにも、他の人の読みも聞いてほしいと思います。

当会の総会のない年にでも、全員が集まって、振り返りができるといいですね。

2025年度も、子どもたちの笑顔のために頑張りましょう。

そして、図書館や学校や保護者のみなさんの中で「わいわい文庫」を知らない人がたくさんいます。

どうかみんなで、ここにこんなものがあるよと、発信していきましょう。

ぜひ、よろしくお願い致します。