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読書バリアフリー研究会 (東京会場・他)のお知らせ

音ボラネットのプロジェクトのひとつである、マルチメディアDASIYに関するイベントです。
日頃精力的に全国行脚しておられる伊藤忠記念財団の矢部さんからのお知らせです。

以下転載
多くの方々にご参加いただき、みんなで障害のある子どもたちの読書環境を考え
る機会にいたしたく、ご連絡さしあげました。また、お知り合いに興味 のある
方がいらっしゃいましたらご紹介ください。

2015年5月23日(土) 東京都多摩教育センター 2階 鑑賞室 (立川市錦町6-3-1)
午前10時00分~午後4時00分(開場:9時30分)

講座内容
Ⅰ 情報通信技術(ICT)が広げる 障害のある子どもの世界 ~子どもた
ちが生きる自信を身につけるために~
国立特別支援教育総合研究所 総括研究員 金森克浩 先生

Ⅱ わいわい文庫活用術 デパートメントストア ~肢体不自由のある子ども
たちへ読む喜びを~
コーディネーター 読書工房代表・専修大学 講師 成松一郎 先生
都立光明特別支援学校 逵 直美 先生
都立鹿本学園 高澤昇太郎 先生
都立八王子東特別支援学校 須田暢子 先生
都立墨東特別支援学校 河野聡美 先生

伊藤忠記念財団の目指す活動 伊藤忠記念財団電子図書普及事業部 部長 矢
部  剛

対象
学校教職員、図書館職員、医療関係者、障害のあるお子さんのいるご家族、その
他この事業に興味や関心のある方。 50名 (申し込み先着順 締切:5月20日
(水))

すべて、参加費は無料です。
申し込み(必ず事前にお申し込み下さい)は、伊藤忠記念財団へ、電話・FAX・E
メールにて
1.参加会場 2.参加者氏名 3.住所 4.電話番号 5.所属(ある方のみ)
 6.当日の緊急連絡先をお知らせ下さい。

東京会場ご案内のHP
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_tokyo20150523.html

その他の会場
各会場のご案内は、リンク先をご覧ください。

2015年5月30日(土)【和歌山会場】
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_wakayama20150530.html

2015年5月31日(日)【大阪会場】
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_osaka20150531.html

2015年6月13日(土)【札幌会場】
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_sapporo20150613.html

電子図書普及事業部
http://www.itc-zaidan.or.jp/ebook.html

皆さまのご参加をお待ちしています。

川島昭恵さん語りの会のお知らせ

川島昭恵さんの語りの会のお知らせです。
5月10日(日)
  安房直子作 「やさしいたんぽぽ」
        「天窓のある家」
  杉 みき子作 「屋上できいた話」
6月14日(日)
  杉 みき子作 「にじの見える橋」
  安房直子作  「青い花」
         「だれも知らない時間」

どちらも昼3時~。
 入場料 2300円です。  会場は 音や金時です。 
詳細はホームページ
   www2.U.-netsurf.ne.jp/~otokin
をご覧下さい。

No.365 嬉しい連携

音ボラネット設立当初から、切っても切れないご縁の図書館との連携を、模索し続けてきた身としては、何とか1日も早く形あることができないかと悩んでもいました。
多くが、「ボランティアとの連携ねえ、難しいなあ」と。
更には今でも、「職員が録音図書を製作できるわけでもないのに、ボランティアというと一段低く見る人たちがいる」と言ってくる人たちがいて、嘘みたいと思われる向きがあるかもしれませんが、「ボランティアの地位の向上を図ってもらいたい」という要望があるのです。

決して決して録音図書が足りているわけではないのです。仲良く協力しあわなければならないのですよね。
そんななか一人、「おっしゃるとおり」と言ってくださったのが、新宿区立戸山図書館の大城館長でした。着任以来、その努力の結果、音訳依頼が一気に増えて、自館の音訳者だけでは足りず、音ボラネットに協力要請がきたのです。図書館連携プロジェクトとして、今年度もまた協力関係が続きます。
更にその館長から、こういう協力体制が他の地域でもできないかと提案がありました。

戸山図書館は図書館流通センター(TRC)運営館です。TRCが受託する全国の図書館と地域の音訳ボランティアとの連携が実現するかもしれません。
クリアすべき課題もあるでしょう。すんなり行かないかもしれません。
でも全国の地域ボランティアや社会福祉協議会で活動しているみなさんが製作した録音図書が、全国展開でき、一人でも多くの利用者の手元に届けられる道が開けるとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

入会フォームができました!

大変お待たせしましたが、入会フォームができました。
毎年、総会の前になると、会員になって総会に参加したいという方の入会が目立ちます。
今まで、ご不便をおかけしていましたが、入会案内のページから入会フォームに必要事項を記入して送信できるようになりました。
多くの音訳に関わるかたにご入会いただき、視覚障害のみなさんのために力を合わせていければいいと思います。

ディスレクシアセミナー ボランティア募集!(ボランティアさんみつかりました!ご協力ありがとうございました)

★募集完了しました!★
特定非営利活動法人EDGE からボランティアのお願いです。

4/29(水・祝日)と5/10(日)のディスレクシアセミナーを行います。
この活動はボランティアの皆さんのご協力とご支援で成り立っております。

5月10日のボランティアさんはみつかりました。
4月29日 第7回ディスレクシアセミナーのボランティアスタッフさんがたりていません。
①受付(二人)②補助スタッフ(二人)
日時:2015年4月29日(祝・水) 
セミナー 13:00-15:15 
交流会 15:30-16:30
場所:港区障害保健福祉センターヒューマンぷらざです。

セミナーの内容
http://blog.livedoor.jp/npo_edge/archives/51886199.html

①~②のいずれかに関心がございましたら、ぜひ、お助け下さい。
どれか1つでもお手伝い可能な方がいらっしゃいましたら、どうぞご検討ください。
まずはどうぞお気軽に、ご連絡くださいませ。

問い合わせ先
——————————–
〒105-0014
東京都港区芝3-6-5
第2佐山ビル4階

特定非営利活動法人EDGE
事務局 柴田 章弘

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E-mail: edgewebinfo[アットマーク]npo-edge.jp   

No.364 すべての子どもたちの笑顔のために

伊藤忠記念財団マルチメディアDAISY図書「わいわい文庫」製作のための音源提供に関わって早くも6年。
年度末にIMDプロジェクト事務局メンバーと財団に伺い、矢部さんたちと情報や意見の交換をさせていただきました。
マルチメディアDAISY製作のための編集作業は大変です。そこに私たちが提供している音源にまで何か不具合があって、更なるネックが生じるようなことがあれば、申し訳ないことです。いつも何かあれば遠慮なく指摘していただかないと、とお伝えしてあるのですが、どうも奥ゆかしい?
一作品に3~4回は、ヘッドホンで聴かれるそうで、ノイズが気になるそうです。子どもたちのなかにもヘッドホンで聴く子もいるので、少しでもクリアな聴きやすいものを届けたいと努力しています。
その他のこともあって、今まではDR1での録音も可としてきましたが、今期からPC録音で統一ということになりました。

ところで矢部さんたちの今までの地道な努力のおかげで、「わいわい文庫」に対する知名度も高まってきたようです。
初めて「わいわい文庫」を配布した後に実施したアンケート調査では、回収率がわずか35.5%。それが2014年になると96.5%の回収率にアップ。
でも、まだまだです。私たちも障害のある子どもたちの読書支援としてマルチメディアDAISY図書があるということを広く知ってもらう努力をしていかなくてはと思います。
保護者、学校関係者そして図書館関係者等に、「こんなのがありますよ」と一言、声に出すことから始めましょう。
私たちの録音図書製作もどうしても、「不特定多数」に向けたものを作らざるをえません。同様にこの子ども向けマルチメディアDAISY 図書もたぶんにそういう面はあります。
でも障害はさまざまです。この子には合うけれどあの子には、今一だという現状もあります。
矢部さんたちは、子どもたち一人ひとりに合った読み方を提供することが大事と、そのための努力と工夫、そしてさまざまな連携を模索しながら頑張っています。
私たちも微力ながら今まで通り応援していきたいと思います。
すべての子どもたちの笑顔のために!!

No.363 コンサート

みなさまよくご存知のヴァイオリニスト和波たかよしさんの「70歳記念演奏会」に行ってきました。

この度の総会で筑波大学附属視覚特別支援学校の宇野先生とご一緒に登壇していただく、新潟県立新潟西高等学校の栗川先生との打合せは、どうしようかと考えていた時、先生から「お昼を食べながら打合せをして、その後コンサートにご一緒してもらえませんか」と連絡をいただきました。
早稲田大学グリークラブのOBでもある先生は当然、音楽通でもいらっしゃいます。
JRの四ッ谷駅で待ち合わせて食事と打合せの後、生憎の雨の中、白杖と傘を持つ先生の左肘に手を添えて紀尾井ホールへ。
そして間もなく、和波さんの門下生有志によるバースデイコンサートが始まりました。
20年来のお付き合いという、川畠成道さん、孫のようとおっしゃる若きお弟子さんの一人、高2の古澤香理さんも出演。
川畠さんのことは、セカンドアルバム「アヴェ・マリア」を出されたころから密かに応援してきました。
すっかり中堅という感じで風格すら感じさせる演奏に聴き入りました。
和波さんはといえば、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ニ長調という大曲を演奏なさる姿に、70歳とは思えない若々しさを感じました。
前から2列目だったために耳で聴くだけではなく、弦を押さえる指の動きなど細々としたところにも目がいけて貴重な一時でした。

この会の発起人の代表でもある小澤征爾さんが先導で、美智子皇后もご来場になり、一段と華やかな素敵なコンサートでした。

最後にパンフレットに書かれていた和波さんの言葉が印象に残りました。

「目で物を見た経験のない私にとって幼い頃、音楽と出会えたことは、最大の幸運でした。高校生の頃からは音楽家になれば、目の見える人と同じ土俵に立てるとソリストへの夢を追いかけ、この道を歩いてきました」
そして、「音楽の力で聴いてくださる方々の心を開き和ませ、希望を持って生きるエネルギーを提供したい」と。

正に久しぶりに命の洗濯をしました。
お誘いくださった栗川先生に、感謝いたします。

書誌情報登録につきまして(事務局から)

ホームページの改訂が遅れておりましてご不便をおかけしております。
当面、書誌情報の登録(あしあとのページ)について入力フォームにない下記の項目を
メッセージ欄にお書きいただき、送信してください。

会員番号、団体名、担当者名
ご住所(〒   )、TEL(FAX)、E-mail、記入日   年   月
    
ジャンル、出版社、発行年月日(何版)、ページ数、ISBN
内容(簡潔に)
著作権許諾年月 、製作完成年月
総収録時間 CD枚数    枚
階層       レベル 校正回数    校
その他補足事項(抜粋、図表省略等)
※(不明の箇所は空欄で結構です)

※登録できるのは著作権許諾を取ったDAISY図書に限ります。
  (サピエ・図書館等に登録されている録音図書は除く) 
お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。

No.362 総会準備

今年も桜咲く季節となりました。
暖かさは行きつ戻りつ、風の冷たさに縮こまることもありますが、やはり心ときめくものがあります。

さてこの度、会報「音ボラネット」と一緒に、総会案内を同封しました。すでに参加申込みが続々と届いています。
今は登壇のみなさまとはもちろんのこと、いろんな方とお会いして、情報交換しています。

今回の特徴といえば、総会初日、お一人の方にお願いしてきた基調講演を、お二人の方と私もちょこっと加わって座談会というようなスタイルにしたことです。
丁度一年前、日比谷図書文化館で開かれた「利用者のホンネに迫る」で司会をしてくださった新潟県立新潟西高等学校の栗川先生、そしてフロアから発言なさった筑波大学附属視覚特別支援学校の宇野先生の話を改めて聞いてみたいというリクエストが多く、それならばと、今回の企画となりました。

まずは、宇野先生と打合せをさせていただきました。先生は、「淡々と読む」が一人歩きしている感があるとおっしゃるお一人です。
合成音声のこと、録音図書の質の問題、媒体の特性、音訳ボランティアの次世代のこと等、話がつきませんでした。
栗川先生とは、4月初めの上京時にお目にかかり、更に内容等の検討をしたいと思います。
私もお二人の足を引っ張らないように頑張ります。

どうぞご期待ください。
お一人でも多くの参加をお待ちしております。