◆福島県白河市のイベントです。
今年の図書館総合展は、展示会日程の前後を含む1週間を 図書館総合展週間と設定し、さまざまなイベントを企画しています。
図書館総合展週間:2014年11月2日(日)~11月8日(土)
展示会:2014年11月5日(水)~11月7日(金) http://2014.libraryfair.jp/
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。
図書館総合展運営委員会 事務局 http://www.libraryfair.jp
◆福島県白河市のイベントです。
今年の図書館総合展は、展示会日程の前後を含む1週間を 図書館総合展週間と設定し、さまざまなイベントを企画しています。
図書館総合展週間:2014年11月2日(日)~11月8日(土)
展示会:2014年11月5日(水)~11月7日(金) http://2014.libraryfair.jp/
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。
図書館総合展運営委員会 事務局 http://www.libraryfair.jp
衆参の文部科学委員に「著作権法の一部改正を求める要望書」を手渡すべく、いざ衆参の議員会館へ。
弱視者問題研究会の宇野先生と原さん。私たち音ボラネット事務局からは、泉、鶴岡、柳下、藤田の4人。2人ずつ3グループに分かれて参議院議員会館、衆議院の第一と第二会館を回ることに。荷物チェックのあと、受付表を記入。1議員に1枚。全部で60人の文部科学委員です。これがけっけう、やっかい。
更に、受付嬢が各部屋に電話でアポ。その時、受付に立つ私たちの画像も転送されるのです。
ようやく行動開始。最上階の12偕から降りてくることに。全員留守。地元にでも帰っているのでしょうか。留守番の秘書や事務員に資料を渡し、説明を試みるも、「勉強不足で、よくわかりませんが、本人に渡します」で、終わり。
後の二ヶ所を回ったメンバーも同じような状況のようです。それでも熱心に話を聞いてくれるところもなきにしもあらずだったようですが。
事前に直接、議員さんにアポをとっての訪問ではありませんので、仕方ありません。
昨年8月と12月に、日盲連、障害者放送協議会、弱視者問題研究会、全国拡大教材製作協議会のみなさんと文化庁を訪問しました。8月の時点では、ずいぶん熱心に話を聞いてもらえたという印象でしたし、帰り際わざわざ、「藤田さんたちのようなボランティアのみなさんのご苦労がよくわかりました。何とか善処します」と。
12月の再会合に期待を持って臨んだのですが、また、別の担当者が出てきて、のらりくらり。 「これが、お役人だ」とがっかりするやら、腹が立つやら。 「善処」を待っていても、時間の無駄。 そこで今回、政治家に訴えようということになったわけです。
簡単に事が進まないのは、わかりますが、今、目の前に困っている視覚障害者を見捨てるわけにはいかないのです。政治家もお役人も、どうか私たち手弁当で頑張っているボランティアがいなければ、進んでいかない情報保証の現状に、多大なご理解をと、めげずに訴えたいと思います。
降り続く雪の中、アブディンさんの講演会場を後にし一路、都心へ。
パンプス持参の長靴での移動です。視覚障害者支援総合センター理事長の高橋実さんの「第7回塙保己一大賞受賞祝賀会」への出席のためです。
音訳ボランティアのみなさんには、毎年、杉並区内で開かれる視覚障害音楽家たちのコンサートの主催者と言った方が、お分かりかと思います。
「群書類従」の編纂で名高く、あのヘレン・ケラーも人生の目標とした、江戸時代の国学者、塙保己一に因み、埼玉県が平成19年度から定めた賞です。
「塙保己一の精神を受け継ぎ障害がありながらも、不屈の努力を続け、社会的に顕著な活躍をしている人、又はこのような障害者のために様々な貢献をしている人に贈られるものです」(埼玉県のHPより)
因みに前回の受賞者は、私たちの総会にお招きした、静岡県立大学の石川准先生でした。さて、高橋さんへのお祝いはもちろんのこと、発起人のお名前を拝見し、参加者のお顔ぶれを想像して、この世界の新参者である私としては、ぜひ多くのみなさまと交流ができればという思いで、出席しました。
座席表に何か印がついているのは、晴眼者?くらいに思っていましたら、2分間スピーチのメンバーに入っていました。高橋さんの功績など語るべくもありません。若い視覚障害音楽家たちに寄せる高橋さんの思いに感動して、チケットの売りさばき等に協力して、応援している一人にすぎません。
みなさんのスピーチを伺いながら、ああ、やっぱり高橋さんは、すごい人なんだと、改めて思いました。音訳ボランティアだから、音訳だけやっていればいいというのではなく、できることは、何でもというのが、私の思いです。そのためにも、色々な方々に、私たちのことを知っていただくことが、大切。
そして、官だとか、民だとか、大きな福祉施設だとか、草の根のボランティアだとか、あまり気にせず、協力・連携していけたらと、単純頭で思うだけです。
さて先日、せっかくお声をかけていただき準備をしていた集まりに、インフルエンザのために大穴をあけてしまいました。筑波技術大学の長岡先生に直接、お詫びができ、少しホッとしました。また同じ登壇者のお一人だった、日本点字技能師協会理事長の中山さんにも、お声をかけていただき嬉しかったです。
更には、日本ライトハウス情報文化センター館長からも名刺を頂戴し、恐縮しました。その他にもたくさんの方とご挨拶でき、ありがたかったです。
改めて、高橋理事長、おめでとうございます。
朝からの雪のなか、盲目のオモシロスーダン人、アブディンさんの「見えなければ見えてこない日本のおもしろさ」と題した講演会に伺いました。
埼玉県は三芳町の「視覚障害者普及啓発講演会」です。
そもそも昨年の7月に、三芳町役場福祉課の三室さんからの一通のメールが事の発端でした。私たちのような一ボランティア団体のアドバイスを、一つ一つ頷いて聞いてくださり、行政主導で着々と準備を進めてきました。
アブディンさんとは、面識もありませんでしたが、講師として推薦しました。
アブディンさんの「わが盲想」(ポプラ社)を、ぜひ買ってお読みください。
でもやはり、生アブディンさんは、おもしろい。期待を裏切らないユーモア溢れる体験談の数々、楽しみました。
北アフリカに位置するスーダン共和国の首都ハルツームの出身です。 平均最高気温が37℃。5人兄弟の次男で3人が視覚障害。近親結婚の多い地域柄、障害者の3割が視覚障害者だそうです。点字や盲学校の存在も知らず、日本語もわからないまま、19歳で国際視覚障害者援護協会の招きで来日。福井県立盲学校で、点字や鍼灸を学び、現在は東京外国語大学大学院で、博士論文を執筆中だそうです。
第一に点字の習得、そして次にパソコンを勉強して、更に上のレベルに進めた喜びは、大きかったと。青春18切符で、あちこち旅をしたことや、ホームステイ先での経験などが、全部生きている感じがします。明るくてたくましいです。でも、色々ご苦労があったことは、想像にかたくありません。
さて、日本語上達ツールとしては、録音図書とラジオだそうです。控え室でご挨拶したときも、録音図書のお世話になっていますと、おっしゃっていました。好きな作家は、夏目漱石と三浦綾子とか。漱石の魅力は、文体が美しい、人の感情が上手に表現されていると。
日本人の30代の中で、どれほど漱石について語れる人が、いるだろうかと思いました。
そしてアブディンさんが声高に語ったわけではありませんが、障害者の就労問題、根本には、日本人の障害者への真の理解が進んでいないのではと、考えさせられました。降り続く雪のせいで、私たち音ボラネットの事務局をはじめとする県外組は、予定の半分以下になってしまいました。
雪国生まれの私としては、こんなの雪の部類に入らないわよと思いながら、都会の雪は厄介です。
三芳町のみなさま、お世話になりました。
これからもまた、よろしくお願いいたします。
さてこの度は、その旭市より少し東京寄り、物井というところで下車。佐倉南図書館にお邪魔しました。 今までの講演会は、すべてと言っていいくらい、現在活動している音訳ボランティアのみなさんに向けたものでした。 今回のように、「音訳ってなんですか」という方たちに対してというのは、初めてです。市内の志津図書館との共催ということです。 定員は30名。男性もちらほら。 この私の話の反響いかんで、次の音訳者養成講座を準備しようかという意味合いのもののようでした。 因みにこちらは、障害者サービスが行われていない公共の図書館です。これからということで、若手の職員の方たちの頑張りに期待したいと思います。今回で一歩を踏み出したわけですから。
内容としては、敢えて厳しい話をしたつもりはないのですが、「なかなか厳しいものですね」と言われました。 視覚障害者の目の代わりであり、自分が読みたい本を読めるわけではないということ、聴読にたえられる録音物が製作ができるようになるためには、「日々精進」の世界だということなど、話しました。 それでも、「音訳の大変さ大切さを、わかりやすく、厳しく、ユーモアを交えてお話いただき、大変勉強になりました」と言っていただきました。 また、半数以上のみなさんが、次回の参加を希望されているそうです。もちろん「簡単にできるものではないとわかり、次回の参加を迷っています」とか、「入れ歯なので、お役に立ちそうにもありません」という方もいらしたそうです。 この受講生の中の何人かでも音訳ボランティアとして、活動を始めたという後日談を伺えたら嬉しいです。駅からの送迎、お昼の用意など、お世話になりました。 ところで市民向けの広報番組「チャンネルさくら」で講演会のことを放送してくれるということでした。2時間すべて撮影し、5分の番組に。どんなふうにまとめていただけるのか、楽しみです。一人でも多くの方に、「音訳」について、知ってもらえることは、ありがたいことです。
会場では、「音訳なんて言葉もなにも、初めて伺いました」という方と、話が弾みました。こういう出会いが大切ですし、面白いです。
ところで、私たちの総会以外のシンポジウムや講習会の会場探しには、いつも苦労しています。 「うちには、大小の会議室があるので、使っていただけると思いますよ」と三浦さんから、おはなしがありました。 100名以上入れて、なるべく安価で、食事の持ち込みも可などというところは、なかなかありません。 ありがたいお話です。 その節は、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
そしてようやく、記事になると連絡がありました。掲載予定日は、今月15日夕刊か16日の朝刊だそうです。 ご存知のように、共同通信社とは、国内や海外のニュースを取材・編集して、全国の新聞社やNHK、民間放送局、海外メディアに配信しているところです。 ですので、どこの新聞に掲載されたかは、なかなかわかりづらいのです。 記事を見つけた方は、ぜひお知らせください。
ところで、この藤田さんとのお付き合いは、2006年にさかのぼります。 右も左もわからない、音訳ボランティアたちが、初の「音訳ボランティア全国大会」の開催を企画し、四苦八苦していた時です。開催を全国に告知するすべも知りませんでした。まず、お世話になっていた故浦口さんに相談、そこから読書工房の成松さんにいき、そして藤田さんを紹介されたのです。 「手っ取り早いのは、記者会見することかなあ」と藤田さん。 2006年3月、厚労省の記者クラブに出向きました。 臆せず出向いた先には、それでも6~7人の各社の記者がいて、記事にしてもらえました。テレビ等でしか知らない記者会見って、こんなふうに行われるのかと、緊張のなかにも興味津々というところもあって、今思えば、貴重な経験をさせていただいたわけです。 藤田さんとは、それ以来のお付き合いで、恩人に対して失礼ですが、ふざけて、「藤田弟」などと呼ばせていただいたりします。
ところで、この音ボラネットも、そろそろ立ち上げから10年になろうとしています。 この間、藤田さんはじめ、実にたくさんの方々にご支援・ご協力をいただいてきたこと、改めて、感謝の思いがわいてきます。 そして当初から応援してくださっているほとんどのみなさまと、今もってお付き合いさせていただいていることに、重ねて御礼申し上げます。これからも、事務局一丸となって進んでいきたいと思いますので、重ね重ねよろしくお願いいたします。
ぜひ、記事見つけてくださいね。
みなさん、お待たせしました。いよいよ発表です。
三芳町役場福祉課の三室さんから、ご丁寧な新年のご挨拶と共に、アブディンさんの講演会の詳細が、「広報みよし」に掲載されたと、お知らせがありました。
記
期日 2月14日(金)
13:20受付開始
14:00開演
会場 藤久保公民館ホール
収容人数 100人(当日受付、先着順)
日本語がうますぎる盲目の陽気なスーダン人アブディン氏が、聞き、嗅ぎ、味わい、感じた「日本のおもしろさ」を語ります(広報みよしより)
これを見ただけで、行かなくちゃと思います。
そういえば以前、筑波大学附属視覚特別支援学校の宇野先生に、三芳町での講演会のことを、お話しました。
「それは、ぜひ聞きに行ったください。面白いですよ」と。
アブディンさんとは、お知り合いだそうで、よくご存じでした。世間は狭いですね。
2月ともなると、寒さが一段と厳しい時かと思われますが、寒さを吹き飛ばす、楽しい有意義な講演会間違いなし、です。
一人でも多くのみなさんに参加してほしいと思います。
会場でお目にかかりましょう。
都内では、暖かく穏やかな晴天が続きました。
日本海側や雪国のみなさんには、申し訳ないくらいです。
郷里の母が、よく言っていました。「東京は冬でも布団がほせるんだものね」と。
でもさすが、今日は寒の入り。曇り空のそれらしいお天気になりました。
昨年は、お世話になりました。今年もさまざまなステージでみなさまと一緒に元気で楽しく活動ができますことを祈っています。
本年も、よろしくお願い申しあげます。
さて、昨年の暮れには、会報「音ボラネット通信」第20号をお届けしました。そして、この「藤田が行く」を別刷りで同封しました。
「反応はないかもしれませんが、たぶん多くの人が見てますよ」と言ってくれる人もいます。しかし、果たしてどれほどの人が、ホームページを活用しているのか、様子がつかめません。
このブログは、単なる個人のものではありません。
全国組織の代表という肩書きがついて回る以上、少なくとも本人としては、気を使って書いています。
忙しかったり、地方にいたりすると、なかなか最新の情報が入ってこないことがあると思います。
はっきり言って、それでも活動はできます。
しかし、みなさんが少しでも現状を知り考えるきっかけとなり、呼び掛けに応えてくれる人、協力してくれる人が、一人でもふえたら、こんなに嬉しい事はありません。
ところで、会員外の方も、見てくださっていて、身の引き締まる思いがします。
ある図書館職員の方です。まだ新しい障害者サービス担当の方でしょうか。
「ホームページを楽しみに読ませていただいています。追い付くものではありませんが、少しずつでも、いろいろなことを知っていきたいと思います」と。
また、「とてもわかりやすく、読みやすいです」と言ってくださる視覚障害の方もいます。
こういう方のなかから、私たちの活動の理解者が増えていくことは、願ってもないことです。
さて、埼玉県三芳町で2月14日に開催予定のスーダン人のアブディンさんの講演会のことを紹介しました。「わが盲想」(ポプラ社)のことも。
すると、早速購入した人、図書館から借りた人と何人もいたようです。こんなふうに、広がっていくと嬉しいですね。
「コメント欄」となっていますが、感想、日頃の取り組み、悩み等々なんでも結構です。
遠慮なくお寄せください。
お待ちしています。
2日間にわたって、東京都障害者総合スポーツセンターで開かれた、全国視覚障害教師の会(JVT)の拡大役員会のお手伝いをしました。当事務局から、平井、鶴岡、松本、古屋、藤田の5人で参加しました。平井が、JVTの賛助会員の関係で、何年か前からお手伝いをしています。
まずは、JR王子駅ホームで、各地から参集してくる先生方を出迎え、送迎バスやタクシーで、センターまで。あとは、センター内で、細々とサポート。代表の重田先生、山口先生、南沢先生ご夫妻、藤本先生や馬場先生など何人かのみなさんとは、懐かしい再会です。今回は、30代前半の若い先生がたくさん参加されていて、いつにもまして活気に溢れていました。
さて、2日目終了後は、有志のみなさんが、韓国に移動です。韓国にも同じように視覚障害教師の会があるそうで、初の交流会が、企画されました。韓国側の発表原稿を、私たちのほうで、音読しました。制度の違いはあるでしょうが、日本も韓国も悩みは、同じです。視覚に障害がありながら、教壇に立つみなさんです。困難を抱えながら、努力をし、前向きに頑張っています。近い将来、韓国のみなさんが、日本に来られたら、ぜひお手伝いさせていただきたいと思いました。
ところで今回、初めて参加された一人の先生のことが、気になりました。急激に視力が落ちて、全体に白いもやがかかった状態とか。まだ、若い先生です。白杖の使い方にも、まだまだ慣れていないような様子。職場復帰ができるのか、といった現状のようでした。失礼ながら、先生の全身から「不安」や「戸惑い」が、伝わってきます。
失明を宣告された時、どん底に突き落とされて、一度は、死を考えたというお話は、何人もの方から、伺っています。壮絶な戦いのようです。いくつもの修羅場をくぐり抜けてきた先輩や仲間から、いろいろアドバイスを受けていました。最後には、少し表情が和らいで、笑顔も見られるようになりました。
思わず私も「何といっても、仲間がいます。私たちのようなボランティアもいます。何かお手伝いできることがあったら、遠慮なくどうぞ。応援しています」とお伝えしました。またいつか、復帰なさった先生にお目にかかれたら、嬉しいです。
最後に、テキスト化プロジェクト担当の古屋から、「テキスト化」のことを
さらりと一言、アピール。みなさん「ホーッ」という感じでした。
この度もまた、たくさん勉強させていただきました。みなさまありがとうございました。