藤田が行く!

No.292 稲門グリークラブ演奏会

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、ずいぶんと秋めいてきました。赤い曼珠沙華が、目に鮮やかです。 ところで今、みなさんに「名著を読もうプロジェクト」への協力をお願いしておりますが(中央公論社の世界の名著・日本の名著の音訳) この依頼元である、新潟の栗川先生たちの男声合唱を聴きにサントリーホールに出かけました。 「炎のコバケン」(蛇足ながら、小林研一郎氏のこと)が振る稲門グリークラブの演奏会です。栗...

No.290 秋田、青森駆け足訪問記 Ⅰ

9月5~6日にかけて、秋田市内で開かれた東北・新潟・北海道ブロック点字図書館等連絡協議会の音訳・音訳校正・デイジー編集合同研修会に参加しました。初日は、千葉県立西部図書館の松井さんの講演です。 2日目は、秋田県点字図書館音訳指導員松本さんと同じく福田さんによる協議「今後の音訳・音訳校正・デイジー編集ボランティアに求められること」です。 音訳ボランティアはもちろん、点字図書館の職員、盲学校の先生等2...

No.291 秋田・青森駆け足訪問記 Ⅱ

当初から、松井さんとは、せっかくの秋田行き、なんとか時間を有効に使い、青森まで足を伸ばそうと計画していました。 青森には、半年くらい前に、当会の個人会員登録をしてくれた、神山先生がいます。 あおもりDAISY研究会の代表であり、私たちのテキスト化プロジェクトのアドバイザー的な役割を担ってくれています。そこで、なんとか情報交換しながら、地元で協力者を増やし、活動の輪を広げられればということも大きな目...

No.289 コンサート

恒例の「競い合い、助け合うコンサート2013 羽ばたけ視覚障害音楽家たち」が、10月19日(土)杉並区の勤労福祉会館ホールで、開かれます。 いつものとおり、実行委員として、チケットの売りさばきに協力しています。 常に多忙を極め、持ち出しの多い音訳者には、なかなか厳しい面もあるかなあと、思いながら、「ぜひ、コンサートにお越しください」と、せっせとラブレター?を書いています。 私たちは、日頃音訳をと...

No.288 名著を読もうプロジェクト

赤とんぼ、発見!自宅近くのキャベツ畑の上を飛んでいました。 そういえば、朝夕の風が、かすかに変わってきたような感じがします。でも少し動くと、どっと汗が吹き出します。不快な湿気には、閉口していますが、みなさま、お元気でしょうか。 さて会員のみなさんには、先日「お知らせ」をお送りしました。 その中に「名著を読もうプロジェクト」録音図書製作協力者募集があります。 そもそも、総会の折りの第2分科会ご登壇の...

No.287 文化庁に要望書を提出

文化庁に陳情に行ってきました。 去る6月、モロッコのマラケシュで「全盲の人々、視覚障害のある人々、あるいはその他のプリントディスアビリティのある人々のために、出版物へのアクセスを改善するマラケシュ条約」が採択されました。 そして、このことを受け、著作権法の改正が必要と、要望書を提出しました。 日本盲人会連合の大橋さん、弱視問題研究会の宇野先生、障害者放送協議会の井上さん、全国拡大教材製作協議会の佐...

No.286 貴重な連携

埼玉県内の三芳町役場の福祉課の方から、メールをいただきました。 社会福祉協議会で活動している音訳グループがあり、主に広報を読んでいます。 この度このグループからの相談もあり、福祉課、秘書広報室、社協、音訳グループの4者が協力、今後のことを話し合ったそうです。 まず、音訳者養成講座を開催、それに先立ち講演会も企画。ついては、種々相談にのってもらい、講師の紹介もしてほしいというものでした。 なかなか貴...

No.285 第40回出版UD研究会

昨年の9月以来の出版UD研究会が、都内専修大学で開かれました。 「デジタル教科書は、どこまでアクセシビリティを実現しているのか」というテーマで、教科書製作会社の金子さんからのプレゼンです。 技術の進歩は、スゴい!社会が学校が、変化してきています。 さて、デジタル教科書には、指導者用つまり、先生向けと学習者用つまり、児童・生徒用とがあります。 先生用のものだと、児童・生徒は、顔をあげて、画面をみるこ...

No.283 不思議な一日

今日は、とても不思議な、でも貴重な一日でした。 朝、高田馬場に集合。約50名の定員一杯の貸し切りバスで一路、八王子へ。目指すは、八王子霊園にある、日本点字図書館の創立者本間一夫先生のお墓です。 本年は没後、10周年に当たり、日点の「本間記念室整備委員会」が「墓前の集い」を企画。先生ゆかりのみなさんが集まり、車中や昼食会場で、思い出など語り合いましょう、というものです。 残念ながら、私は、先生との接...

No.284 IMDプロジェクト

まだまだ回りに畑が残るここ練馬でも、今年はまだ聞こえてこない、ミンミンゼミの鳴き声。 先日、都心の青山で聞きました。 改めて感じるのですが、東京って、けっこう緑が多いと思います。 さて、ミンミンゼミにいやされて、たどり着いたのは、天下の総合商社、伊藤忠のビルの一角、伊藤忠記念財団です。 いつものIMDプロジェクト事務局のメンバー、そしてこの度は、松井さんとロミオ(盲導犬)が一緒です。 出...