一年が経つのは、早いものです。
「競い合い、助け合うコンサート2012」羽ばたけ視覚障害音楽家たち、が12月1日(土)西荻地域区民センター勤労福祉会館で開かれます。
これに先立ち、実行委員会がありました。会場の下見から始まり、種々、打合せを行いました。
会場が変わったのには、正直また、と思いました。
中央線の荻窪か西荻窪駅、西武新宿線の井荻か上石神井駅からバスになります。
かなり頻繁にバスが出てい...
たくさんの会員のみなさんの他に、一般のお客さま(図書館や社協の職員、編集者等)を、お迎えして開催した「マルチメディアDAISYは今」が、無事終わりました。 中でも東北、とりわけ福島からの参加が多く、とても嬉しく思いました。
昨年の総会の分科会で、マルチメディアDAISYとは、こんなものですよ、と概略的なことを、お見せしました。
今回は2回目、リピーターが多いことを想定して、前回とは違った角度の内容...
10月4日のシンポジウムの準備も大詰めを迎え、当日資料の印刷と最終打合せが、終わりました。
前回の総会の分科会で初めて取り上げたテーマでしたが、この度は、一歩踏み込んで、音訳者が、どのように関われるのか、考える機会にしたいと思います。
引き続きIMDプロジェクト(伊藤忠記念財団マルチメディアDAISYプロジェクト)事務局の伊藤さん、佐伯さん、南部さん、和田さんが協力してくれています。
音ボラネット...
毎回、心待ちにしている出版UD研究会です。
今回は、ゲストスピーカーに、日本IBMの浅川智恵子さんをお迎えし、「情報アクセシビリティの世界から見た書籍のアクセシビリティ」のテーマの下、お話を伺いました。
浅川さんは、数少ないIBM最高技術職である、IBMフェローのお一人です。障害者や高齢者を含むすべての人が、自由に、IT機器を操作できるようにするための技術の開発等に取り組んでいます。
参加者は、い...
日中の暑さは、いっこうに引きませんが、流れる雲や風に、微かに秋の気配を感じるようになりました。
そんな中、当事務局の鶴岡さんと、埼玉県立久喜図書館に佐藤聖一さんを訪ねました。
「暑いですねえ」という挨拶に「久喜は、都心より2℃は高いんじゃないかなあ」と佐藤さん。やっぱり、という感じです。
さて、佐藤さんは、図書館司書であり、利用者でもあります。
話が多岐にわたり、なかなか興味深い語らいのひとときと...
全日本盲学校教育研究大会 山形大会に参加しました。
「視覚障害教育における専門性の継承とその充実」を目指して、学校や地域での取り組みや研究について、発表、発信する場です。
盲学校や特別支援学校の先生方の集まりです。
私がなぜ、ここに参加するのかと言えば、盲学校等の現状がよくわかる場だということが一つ。
次に、今は学校という枠のなかで、手厚く守られている児童や生徒のみなさんも、やがてそこを出て一人...
社会福祉法人 視覚障害者支援総合センター(高橋実理事長)の開設25周年と高橋さんの81回目のお誕生日が、重なったお祝いの会に、お招きいただきました。
「藤田さんは、どういう関係で?」と出席者から尋ねられました。
見渡せば、みなさん長い間、センターを物心両面で支えてこられた方々ばかりです。
私はといえば、高橋理事長の思い、に賛同し、「競い合い、助け合うコンサート 羽ばたけ視覚障害音楽家たち」を、...
いつもの出版UD研究会への参加です。
しかし、こんなにカルチャーショックを受けたのは、初めてです。
今回は、「ろう児・ろう者にとっての読書」~ろう児をとりまく教育環境~と題して、あらゆる困難のなか、日本初の「日本手話で学ぶろう学校」を創られた玉田さとみさんのお話でした。
全国のろう学校で手話が禁止され、聞こえない音を聞き、聞こえない声を出させる「口話法」での授業が始まったのは、1933年のことです...
日立グループのみなさんをお迎えして、「音訳ボランティア体験学習会」を開きました。
日頃お世話になっているボラセンのコーディネートによるものです。
わずか2時間(最後に自由参加の交流会が30分ありました)という枠の中で、あれもこれもと考えましたが、あくまで「体験学習会」ということです。体験に重きを置くことにしました。
メインは、広報誌のほんの一部分を題材に、写真の説明を入れながらの読み原稿を作成。
...
珍しく2日間ほど、日本点字図書館に、おじゃましました。
それぞれに目的はあったのですが、それとは別に、小野館長にお目にかかりました。
「藤田が行く」を見てくださっている、奇特な方のお一人です。
私たちの活動や目指しているものから、共感できる部分があれば、何かできないかと考えてくださっているふしがあります。(勝手な憶測です)今まで、ずっと視覚障害の方が館長だった中で、初の目の見える館長として指揮をと...